こんにちは。

 

新学期に入りましたが、生徒さんたちも久しぶりに春休みを

味わうことが出来たようで、

 

みんな、おかげさまで元気な様子です。

 

3年間もマスクを付けたまま行動で、思うように遊びにも行けずに

きっと寂しいことも多かったでしょう。

 

ようやく、のびのびできたでしょうか。

 

夏の暑い中、登校もよくがんばったね、えらいねと、全員に

伝えたい気持ちで一杯です。

 

先日は、初めてショパンのマズルカを弾くことになった

生徒さん。「バーナムピアノテクニック 全調の練習」から

マズルカと同じ調で、♭2つの「西部劇の時間」を弾いてみました。

 

楽譜のイラストに描かれたテレビを見て、「先生、これはなに??」

と、不思議そうです。

 

そう、バーナムピアノテクニックは、私の子供時代にも

もう出版されていました。

 

その時代の、奥行きの深い「分厚いテレビ」のイラストでした。

 

「先生が子供の頃、テレビはこれぐらいの幅で、段ボール

 ぐらいの大きさでね、とても重かったの。」

 

生徒さんもびっくりしながら聞いていました。

 

「ショパンは初めてだから、ライン動画で、演奏を撮影して後で

送ってみるね。ミスタッチしないようにしますね。」と私。

 

生徒さん「ミスタッチしてもいいよ。ニコニコ

 

あらら、ありがとう!頑張ります!気持ちを込めて、

解説しながら弾きますね。

 

中学生になった生徒さんには、レッスンの終わりの時間で、

初見の楽譜を私が一度弾き、その後にもう一度

弾いて、私がある場所で意図的にミスタッチをして、

 

そこで「ベル」を鳴らしてもらう事にしました。

 

弾き初めて、「意図的に間違える」場所の前に転がりそうに

なりましたが、予定していた場所で違う音を弾き、

生徒さんが無事にベルを鳴らしてくれました。

 

生徒さんは楽譜を見ていたものの、4声以上の曲だったので

「すごいね、どうしてわかったの?」と聞いてみると

 

「響きが、、なんだか変だと思ったの。」

 

実は、誰にでもわかるようなガタッ!と外すミスタッチでは

なく、メロディーの音程を2度ずつ、下げただけだったのです。

 

いつの間にか、音や和声を聴く耳が育っていていたようで、

子供たちの力に改めてビックリしました。

 

レッスンの間には、初見演奏あり、短い連弾あり、

ボードを使って音読みの練習などがあります。

 

この他にも色々ありますが、

毎回繰り返していく事で、だんだん得意になっていきます。

 

是非、「出来た、楽しい!」を繰り返して、自信に繋げていって

くれればと心から思います。キラキラ

 

大きい生徒さんたちも、学校が本格的に始まる前や、

隙間時間に少しずつ、そしてどんどん練習してみて下さいね。

 

成長してくれた姿を、楽しみにしています。

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。