今晩は。
先日の日記の、間違い探し(誤変換クイズ)の
答えです。
寒くなってきた12月、お家の中でピアノを練習するのにも
うってつけの時期です。
「部分練習」、「星座練習」を1日、何回かに分けて練習をして、
自分が「弾けるようになっていく」喜びを味わって、自分を信じて
頑張っていきましょう!
………………………………今日の日記ここまで
答えは、✖️星座練習
○正座練習
でした。ピアノは椅子に座って弾くので、どうしてもつい、
姿勢が悪くなりがちです。
これは見た目の問題というよりも、1番大切な
ピアノの音をきちんと鳴らすことが困難になってしまうのです。
ピアノは足腰を軸にして、体重(重心)を移動しながら
指先に重さを乗せて弾きます。
初歩の段階で、このひとつひとつの音を鳴らす習慣を
つける事が大切だと思います。
ピアノもスポーツと似ていて反復練習なので、
いかに根気よく続けられるかの一点にかかっています。
思うように弾けない日、できない日があっても良いのです。
表面に出てきていないだけで、内面では、本人ですら気がつかない
うちに、五感から吸収しているのです。
コップの中に水が一滴ずつ溜まっていき、ある日突然
それが溢れ出す日が来ます。
正座練習をすると、ちょうど正座でお習字を書いたりするような、
やや前面に身体が傾いた状態になり、「鍵盤を打鍵する、
力を抜く」の奏法が、自分の耳で聴いて分かるようになります。
以前、コンクールの全国大会にみんなで出かけた時に、あるお母様が、
「先生、ピアノの練習をしているとある時、本当に苦しくなる、そういう時期があって、それを超えると急に完成に近づくのですね。」
と仰いました。本当によく練習の過程を観ていて
下さるのだと、とてもうれしく思いました。二人三脚で
時にケンカになりながら、ときにじっくり教室でも話し合いながら、
お互いに何でも話し合える、まずそういう関係を作っていきました。
教室は出入り自由です。社会人になった時、
ピアノを弾くだけでなく、何か思い切り話してスッキリしたいことが
あれば、いつでもおいでと生徒さんたちに言っています。
夏なら冷たい、冬なら温かい飲み物ぐらいはあるからね、と。
実際、社会人になった生徒さんが訪ねて来てくれる時は、
こちらの方が楽しみで、とても成長して誰だか分からない
事もあったりします。ええっ?だれ?と思うぐらいの変身ぶりも
めずらしくないのです。
今、まだ幼い生徒さんもあっと言う間に成長してくれるのが
とても楽しみです。
街の中はクリスマス一色でした。
ホテルのロビーにグランドピアノが置いてありました。
クリスマスツリーと、サンタクロースの背が高くて少し窮窟そうですが、
雰囲気は一杯でした。外には、白い花が飾りつけられたツリーもあり、
色彩豊かで、こういうツリーもいいなと眺めていました。
「演奏はご遠慮下さい」と
書かれていたので、別の場所に移動して弾いてきました。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。