こんにちは。
昨日は皆既月食でしたね。 幸い天気もよかったので、
玄関やベランダで交互に、見える場所を探しました。
ベランダで写真を撮ろうとしましたが、スマホのカメラでは
それほどきれいに撮影できないですし、(私の腕にも原因があります)
「ベランダでジャケットを着て皆既月食を楽しむ」
という臨場感の方を味わうことにしました。
演奏会でもそうですか、会場で聴くと遠くの席では
ピアニストの指や表情は見えないです。しかし、音の響きは本物です。
そこにいなければ伝わってこない臨場感があるんですね。
ベートーヴェンも、エリーゼにラブレターを書こうとして、方法としては
直接ぶつかるか、手紙ぐらいだったのでしょうか。
電話はもちろん、メールもラインもなかった時代、電気もなく、日が落ちれば
外は月明かりのみです。
そんな時代だったから、こんなに素晴らしい曲が書けたのかなと
いろいろ考えながら眠りました。
ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」も、
電気のある現代なら、あるいは作曲されなかったかもしれない。。?
ピアノの練習をする時、どうしても集中できなかったり、
落ち着かないときは、部屋の明かりを最小限にすると自分の弾く音が
よく聴こえて、音に集中する事ができます。
「視覚」というのは、意外と集中力(聴覚)の邪魔をしてしまう
事があって、私も演奏会では音のみを集中して聴きたい時、
目を瞑っています。
隣の席の母に「寝てるの?!」とつつかれたこともありますが、
起きています。
来週初めまで少し多忙なため、しばらくこちらの更新はありませんが、
インターネットのなかった時代を味わってみようと思います。
予定されているレッスン、連絡事項はいつも通り大丈夫です。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。