こんにちは。
秋になると、この曲が弾きたくなります。
シューマンの「ユーゲントアルバム」から「楽しき農夫」です。
シューマンのユーゲントアルバムには、シューマンが
8人の子供たちのために書いた、1ページから2ページぐらいの
情景を描かれた曲がたくさん載っています。
「メロディー」、「兵士の行進」、「楽しき農夫」、「シシリア風に」
「乱暴な騎手」そして「トロイメライ」など。
その中からの1曲、「楽しき農夫」です。
この曲のサブタイトルは「仕事を終えて、楽しげに踊る農夫」
と記されていて、ワインを飲み、ほろ酔い加減に楽しそうに
踊る様子を思い浮かべて弾いてみました。
教室の生徒さんたちも、時々このユーゲントアルバムから何曲か
組み合わせて弾いてみたり、内声とメロディーをじっくり弾きわけて
練習したりしています。
この曲はなんと、大正時代に文部省唱歌として教科書にも
歌詞をつけて掲載されていたそうです。
それがこちらです。
毎日ピアノを弾くのが習慣になって、
「ピアノの練習をしないと、何だか落ち着かない!」という生徒さん
も多く、スポーツと同じように、すでに練習が習慣化しているようで、
お家の方の言葉がけには、ただ感謝するばかりです。
親子で、教師と生徒で、お互いに思い切り話し合って、弾き合える仲は
本当に幸せです。
成長の証、絶賛反抗期も楽しみにしています。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。