こんにちは。
先日、久しぶりに大学生の生徒さんがレッスンに
訪ねてきてくれました。小学校低学年ぐらいの時、ちょうど歯が抜け替わる頃、
ニコッと笑ったお顔は、今ではすっかりお嬢さんです。
教室は出入り自由なので、
卒業生さんたちも、何年ぶりでも時間が合えばいつでも
遊びにきて下さいね。新しい、小さい生徒さんも募集中です。
大学1年生は特に、流れに乗るまで忙しい時期だと思います。
テストの期間を終えて、何かクラシックの曲で、ということで
リストの「献呈」(作曲したのはシューマンで、リストが編曲したものだそうです)
をお勧めしてみました。
その場で楽譜を渡したのですが、右手を弾いてみましょうか？
ということで、私が左手パートを弾き始めると、
ええっ、予習してきたの？？
というぐらい、ゆったりながらも美しく表現してくれていました。
彼女も「わおん研究会(右脳トレーニング)」の卒業生です。
このリストの「献呈」は、シューマンがクララに結婚式の前日、
プレゼントしたものだそうです。
私が知人の結婚式で弾かせて頂いた曲もこの献呈で、
曲が長いのでお客様が飽きないように、部分カットして
貼ったカンニングペーパー楽譜も見てもらいました。
さて、結婚式の余興では踊りだったり、今は色々サプライズが
あると思いますが、
当日はもう、チャペルに入る前から涙が止まらなくなるお父さんもきっと
多く、つらくて困ってしまわれることでしょう。
ひとつ提案させて頂けると幸いです。
それは、「結婚式当日に、花嫁の父がピアノを弾く。」
という方法です。
お父さんがピアノ初心者であれば、なお効果があると思います。
例えばリストの「愛の夢」など、初心者向けにハ長調に編曲されている楽譜があり，
「ミー、ミー、ミー」の右手のメロディーに対して、
へ音記号は「ドとソ」の和音を同時に押さえるだけです。
とても心のこもった送りものなので，お客様のほうはもらい泣きしそうですが、
少なくとも「さあ、ピアノを弾かないと、ドキドキ
」の気持ちに
お父さんの「泣いてしまうかも」の心配は、ほぼ飛んでいくと思います。
下記は、過去の日記から、「わおん研究会」を毎月一度，行っていた時の
記事からです。人数も多くて、家の中で1番広い14畳のレッスン室も
狭く感じるぐらい賑やかでした。
………………............ここから過去の日記より………………
♪ 「右脳カード」 動物10種類、 番号と動物の名前を「語呂合わせ、ストーリ－」で覚えます。これはぜひ、勉強やピアノの譜読みにも応用してみて下さいね。
♪「ESPカード」 今回は、○、△、□、☆の四種類が二組ずつです。裏返して、手のひらをのせ、ある「イメージ」を私が提案し、「良い言葉」(ありがとう、など)を心の中で言いながら、
思い浮かべてみます。
参加した生徒さん、全員が当てました。
これは不思議でも何でもなく、むしろ科学です。 ただ、子供たちの心が純真で正しかったからできたのです。
私が、その場から少し距離を置いて見ていたら、さらに生徒さんたちは「あっ、これは○!」とバシバシ当てていました。
私が近くにいないほうが、良く当たるようです(笑) 普通に頑張って「何のカードか透視してみよう!」と頑張っても、
なかなか当たりません。
エジソンやアインシュタインといった科学者も、こういう事に興味を持っていたそうです。
多分、物事の本質を知っていたのだと思います。
なぜ私がこう右脳トレーニングにこだわるかというと、今の子供たちは勉強が大変忙しく、ストレスにさらされる事が多いからです。
子供たちは、勉強が嫌いなのではなく、「解らない」ことが嫌いなのです。
頑張っても解らないことが積もっていき、成績が悪いと叱られる。子供たちも、それはたまったものではありません。
右脳というのは、普段はほとんど眠っているそうです。しかし、「リラックス、ひらめき、柔軟性」という、人間が生きるのに必要な力は、右脳の役割なのだそうです。
だから、眠っている右脳を使って覚えやすくする、ひらめき易くする、リラックスする事を覚えるのです。
そうすればピアノの練習にしても、何時間も連続で、ただひたすら弾き続ける必要はなくなります。
楽しさ、リラックスさえ忘れなければ何でも大丈夫なのです。
………………………………………………以上、過去の日記より……………
♪10月の「わおん研究会」は、10月16日(日)
午前9時30分～午前11時30分です。
宜しくお願いいたします。お家の方々、いつもありがとうございます。