今晩は。
小牧市は梅雨のような日が続いています。
エマールで洗ったぬいぐるみが、なかなか乾きません。
明日は晴れるようなので、早速、天日干しの予定です。
♪先日の日記の答え合わせです。
まず、何調でしょう?から編です。(呼びましたか?蝶々です)
上の「スキーの歌」は、「ト長調」です。ト(ソ)の音から始まる、
明るい音階です。ト音記号のすぐ横にシャープ(♯)がついています。
このシャープの位置が、ちょうど(ファ)になります。
なので、ト長調の音階は、「ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、♯ファ、ソ」
です。
ただ、同じように調号がシャープひとつ「♯ファ」でも、
もうひとつ、違う調があります。
それは「ホ短調」(ミ)の音から始まる、暗い音の音階です。
弾いてみると「ミ、♯ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ」です。
区別をするのは、とても簡単には弾いてみて、長調(明るい)、短調(暗い)
方法がありますが、ここでは長くなってしまうので、簡単にふれておきました。
そして、下の曲「こいのぼり」です。
私の世代では、「屋根よーり 高ーい」の方が
「こいのぼり」の歌だと思っていたのですが、
文部省唱歌では、「いーらーかーの 波とー」のほうだったのですね。
さて、この楽譜は「へ長調」、(へ)ファの音から始まる、明るい調
です。
ト音記号の横にある「調号」は、シのフラット(♭)です。
これも同じ調がもう一つあって、「ニ短調」ですが、
ニ短調は、レの音から始まる音階なので、少しイメージが違いますね。
この曲はよく見ると、最初の1小節目が
「ファーソ ラー♭シ ドー♭シ」になっていて、すでにヘ長調の音階
「ファ、ソ、ラ、♭シ、ド、レ、ミ、ファ」の太文字の
部分まで音階順に出てくる、分かりやすい曲です。ヘ長調だと見分けやすい
曲だと思います。
弾いてみると勢いがあって、楽しいリズム練習になりそうです。
指から指へと、重心を移動して右手、左手、それぞれ指番号を
書いて、弾いてみましょう。
♪さて、2つめのクイズの、「スキーの歌」に出てくる
2箇所の記号と意味です。
あまりきれいに描けなくて申し訳ありませんが、よければ
スキーの歌の楽譜を見て下さい。
ブルーの線で書いたのが、楽譜に元々、印刷されている線、
「タイ」です。意味は、「同じ高さの音を、切らずに続けて弾く」です。(呼んだ?)
タイを付けて弾くのが数えにくい時は、一度タイがないと思って、
「シーー ,シレドシラー」と弾いてから、
「シーー、,(シ)レドシラー」と、カッコのシを口に出しながら、
指は離さずに弾いてみると、分かりやすいかも知れません。
私も、特に新しい曲の練習中の姿を、とても生徒さんには
見せたくありません。(笑)鉛筆を片手に、近視と老眼にはきつくなった
音を大きく書きながら練習したり、悲喜交々です。
今週中も皆さんと元気に過ごせるのを、楽しみにしています。
今日も、長文を読んで頂き、ありがとうございました。