暑中見舞い申し上げます。カキ氷

 

 

旧ホームページの過去の日記が、ようやく見つけられました。

写真は保管しても消えてしまい、文章のみの掲載ですが、

どうかご覧下されば幸いです。

 

2017月5月~7月までの日記です。

ひまわりひまわりひまわりひまわりひまわり

 

 

 

 

 

 

 中日ピアノグレードテスト in 岐阜
 2017/07/30
 

皆さんこんにちは。 
今月23日は、中日ピアノグレードテストの岐阜審査会でした。

私は
午後1時過ぎに、ようやく会場に着きました。
こういうパターンは初めてで、自分でもどうしたのかと思うほど、「みんな、無事に弾けたかしら??」

と、会場に着くまでドキドキしていました。

後日、お母様がたにビデオを見せて頂きました。おお、私が見ていない方が、きちんと立ち振舞いも、演奏も出来ている!(笑)

と、びっくりしました。

小学生さん2人は、普段の練習から、片手ずつの練習を大切に、音をよく聴いて、メトロノームできっちり合わせてから両手練習にすること、

正座練習をすること、を守って 素直な心で頑張ってくれました。とても楽しかったそうです。良かったね!

このグレードテストは競争ではなく、グレード初歩から、1~16までの段階に課題曲が設けられ、
それにふさわしいレベルの自由曲を選んで、2曲演奏するのが特徴です。

そして絶対評価なので、去年の自分、と向き合って自分のペースで進めていくことができます。

ペダルを使わないツェルニー、(リトルピアニスト、100番、30番、40番~)が主な課題曲なので、皆さん本当に技術面、
テクニックが素晴らしく、非常にレベルが高いです。練習曲を舞台で弾くのが必須ですから、自然にそうなるシステムなのですね。

音楽を愛する人が、幼児さんから大人の方まで集い、本当に素敵な舞台でした。

生徒さんのお母様も、参加して下さいました。
学生時代に音楽大学に進もうか迷われて、一般の大学を選ばれたそうなのですが、

その心のこもった演奏と、テクニックに、しみじみ感動して客席で聴いていました。

ショパンのエチュードのテンポも、かなり速いのに安定されていて、
美しいベースラインに聴き入ってしまいました。

舞台でソロをされるのは久しぶりということで、とても緊張されたそうですが、「贅沢な時間を過ごさせて頂きました」

と仰って下さり、こんなに謙虚な気持ちで舞台に挑まれて、普段はお子さんの練習も楽しく励まして下さり、本当に頭の下がる思いでした。

舞台を作って下さった皆さん、お世話をして下さった皆さん、本当にありがとうございました。

100人を超える参加者の方ですから、審査員の先生方も大変だったと思います。

最後まで聴かせていただき、心地よい疲れで帰路につきました。

7月、8月は夏休みで帰省などの生徒さんも多いので「わおん研究会」はお休みです。

9月からまた再開します♪

夏休みは舞台が多いです。練習の時からステージで弾いているつもりで、いつもイメージして練習しましょう。

♪ 正座練習を必ず行うこと
♪ペダルなし練習を必ず行うこと
♪練習では、舞台で弾く曲の「2段階上のレベル」の練習曲を弾くこと
(弾きこなせなくても良いのです、あくまで練習です。)

どれかひとつでも良いです。上手く出来なくてもいいのです。
気にせず、コツコツやっていく。計画を守ること。
本当にピアノを好きになると、自然に美しい音、心地よい音が出てくる。

本当に不思議です。 
夏休みですが、どの生徒さんも「自分のピアノ」を楽しんでくれているようで、とても嬉しいです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

☆岐阜駅前の、じゅうろくプラザホールてす。もう何度足を運んだことでしょうか。
素晴らしいホールとピアノ、展望台もあり、楽しみがいっぱいの場所です。
☆練習の時、バイオリンでリズムを取って応援してくれた、弟さんと一般にパチリ。

 

 「あなたは大丈夫!」日野原重明氏の 生き方
 2017/07/20
 

先日、「100歳の現役医師」で有名だった、日野原重明氏が105歳で天国にお帰りになったとニュースで見ました。  
日野原先生は明治44年生まれで、お父さんは牧師さんだったそうです。  

職業はお医者さんだったわけですが、「医師にならなければ、音楽の道に進んでいたかもしれない」とインタビューにあるほど、音楽が好きだったそうです。 

全国を飛び回り、小学生と一緒に「葉っぱのフレディ」のミュージカルに出演された写真も残っていました。  
どの写真を見ても、ニコニコと柔らかい笑顔が印象的です。  
病院では患者さんの前でピアノを弾き、歌い、「あなたは大丈夫!」が口ぐせだったそうです。  

日野原重明先生が「自分の生涯を変えた」と語るのが、ハイジャックに合った事だそうです。 1970年3月、日野原先生が58歳の時、いわゆる「よど号ハイジャック事件」の飛行機に、偶然乗り合わせていたそうです。 
日野原先生は、「大変な事になった」と思ったものの、犯行グループに、「君たちの意思や身分をはっきり乗客に伝えるべきだ」 と諭されたそうです。  

目の前には、日本刀を持った犯人グループがいるのです。 日野原先生は、クリスチャンでした。自分が死んでも、それによって生きるものがあるかもしれない、と確信したそうです。 

誤解のないように書き添えますが、私は日野原先生のこの行動を見習うべきですとは、とても他人に、特に子供たちには言えません。  
もっと正直に言えば、言いたくありません。 日野原先生は、お父さんが牧師さんであり、自分もクリスチャンで医師になり、他人のいのちを救う事を「使命」と確信して生きておられた、その偶然の行動であったのかもしれません。

機内はこんな状態でありながらも、日野原先生がマイクを握り、乗客をリラックスさせる冗談を言われたそうです。  
この事件は、ひとりの犠牲者も出さずに全員が無事開放されました。  

この時に、「これから先は、いただいた命だ。 他人のために生きよう」日野原先生は、そう思ったそうです。 これが日野原先生の語る「自分の生涯を変えた出来事」でした。  

とても真似ができませんが、いつも笑顔でいる事ぐらいは、私にもできるかもしれません。

日野原先生、本当にありがとうございました。

7月は生徒さんたちの、お誕生日ラッシュです。偶然、私の目の前に現れてくれた、子供たちの生命。

この子達、ひとりひとりの使命と、幸せの手助けができるよう、感謝して見守っていきたいです。音楽を通して・・・!

☆ ミュージカル「葉っぱのフレディ」の舞台で子供たちと、日野原先生。産経ニュースより転載。

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 セブンイレブンの日?
 2017/07/12
 

こんにちは。 本当は7月11日、当日に日記を書きたかったのですが、眠気に勝てず寝てしまいました。 ごめんなさい。 前日の、7月10日の夕方のレッスン時間帯は、すごい嵐と雷でした。 雨の中、車を走らせてようやく到着された生徒さん。
本当に おつかれ様でした・・・!


この大嵐は、、ベートーヴェンの「テンペスト(嵐の意味)」 が、連れてきたのかもしれないね、と 不思議な偶然に、みんなで談笑していました。 ベートーヴェンの作ったソナタ op31-2は、「テンペスト」というタイトルで親しまれているようです。 第3楽章の、「ラファミレ~」のほうが有名でしょうか。 もともと、イギリスの作家、シェイクスピアが書いた物語「テンペスト」を、ベートーヴェンが読んで、それをイメージした曲なのだそうです。 内容はとっても長くて書けないのですが、嵐で難破した船が、辿り着いた島で繰り広げられる、貴族の愛や憎しみ和解劇、、という感じでした。  

気がついたのですが、 シェイクスピアは、よく「嵐」という言葉を使うようです。  
「嵐は一瞬だが、小雨はいつまでも降り続ける」 など 名言集の中で、よく出てきます。

ここからは、なつかしい思い出話です。よければ読んで下さい。
私は、教員採用試験の一次を通過し、二次試験でペーパーテスト、体力テスト、ピアノの実技試験があり、
その時にこのテンペストの第3楽章を弾きました。
もう20年も前の事です。 教員採用試験の倍率が10倍~30倍ぐらいの頃でした。 今はわかりませんが、当時は採用試験を受けないと「教員免許」が下りなかったのです。 だから、とにかく受験するんですね。  
私は、最終の2次で玉砕しましたが、まだ若いこともあって、試験会場で、いろんな方のお話が聞けて、とても楽しかったです。 
10年間、非常勤講師をされながら採用試験を受け続けている方もみえて、ひとつの事にかけるその情熱に、自分の未熟さが恥ずかしくなりました。 試験の最中から、これはもう不合格だなと確信しました。 母は「あなたは運動苦手だから、体力測定大丈夫だった?」と笑っていました。 唯一、学校の教師をしていた父だけが、私の能力のなさを嘆いていました(笑)

卒業後に、非常勤講師のお声がけを頂いた時も、何かピンと来ずに自分には務まらないと感じ、 美術館勤務を経て、ピアノまっしぐらの道を歩ませてもらいました。  
本当に幸運でした。多くの優しい師匠に巡り合う事ができ、たくさんの感動と勇気をいただけました。

さて、ようやく話が戻ってセブンイレブンの日です。7月11日。確か、Nちゃんのお母様の誕生日でした、happy birthday!!  

朝起きたら、「本日、共謀罪が施行されました」というニュースが流れていました。  

さて、究極のポジティブ思考に転換しましょうか。特に勉強中の学生さんたち、共謀罪が施行されたのは
「2017年の、セブンイレブンの日!」こうして関連づけて覚えれば、インパクトが強いので、まず忘れないでしょう。

もうすぐ夏休みです。 私もひとつ、教室の決まりを作りました(笑)7月11日から施行です☆  

♪ピアノの練習をするときは、「ピアニストに変身してから」弾き始めましょう。  

これだけです。ピアニストに変身していれば、姿勢から、最初の1音から、心から、美しい音を追求できることでしょう。 ひとつの音を聴いてから、次の音を鳴らす。ゆったりと、テンポをおとして、筋肉を使ってね。  

なお、念のために。この教室の決まりに罰則などありませんので、安心して下さい。  

但し、私が大嵐を起こす事があるかもしれませんが。。

限界を自分で作らず、無心になってピアノを練習していきましょう!まだまだ登れます。

長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

☆教室の夜景? 月の光に見えるでしょうか。生徒さんが座るイスから見ると、ライトがこんな感じです。

 

 ~雨が降ったら傘をさす~
 2017/06/27
 

こんにちは。梅雨に入って雨の降る日が続いています。  
タイトルの「雨が降ったら傘をさす」は、松下幸之助さんの言葉です。  
「当たり前のことを、当たり前にすれば大丈夫」、という意味なのだそうです。  

先日、外出した時に雨に降られて傘をさした時に、ふっと思い出しました。足下も雨で濡れて冷たいけれど、雨が降らなければ飲み水もないわけです。 正に恵みの雨なんですね。  

24日(土曜日)は、6月の「わおん研究会」でした。この日は小学生~中学生の9名の生徒さんたちでした。  
内容は  

♪ 「右脳カード」 動物10種類、 番号と動物の名前を「語呂合わせ、ストーリ-」で覚えます。これはぜひ、勉強やピアノの譜読みにも応用してみて下さいね。  

♪「ESPカード」 今回は、○、△、□、☆の四種類が二組ずつです。裏返して、手のひらをのせ、ある「イメージ」を私が提案し、「良い言葉」を心の中で言いながら、
思い浮かべてみます。 

参加した生徒さん、全員が当てました。

これは不思議でも何でもなく、むしろ科学です。 ただ、子供たちの心が純真で正しかったからできたのです。
私が、その場から少し距離を置いて見ていたら、さらに生徒さんたちは「あっ、これは○!」とバシバシ当てていました。  
私が近くにいないほうが、良く当たるようです(笑) 普通に頑張って「何のカードか透視してみよう!」と頑張っても、
なかなか当たりません。  

エジソンやアインシュタインといった科学者も、こういう事に興味を持っていたそうです。
多分、物事の本質を知っていたのだと思います。

なぜ私がこう右脳トレーニングにこだわるかというと、今の子供たちは勉強が大変忙しく、ストレスにさらされる事が多いからです。  

子供たちは、勉強が嫌いなのではなく、「解らない」ことが嫌いなのです。  
頑張っても解らないことが積もっていき、成績が悪いと叱られる。子供たちも、それはたまったものではありません。  
右脳というのは、普段はほとんど眠っているそうです。しかし、「リラックス、ひらめき、柔軟性」という、人間が生きるのに必要な力は、右脳の役割なのだそうです。  
だから、眠っている右脳を使って覚えやすくする、ひらめき易くする、リラックスする事を覚える。  

そうすれば、ピアノの練習にしても、何時間も連続で、ただひたすら弾き続ける必要はなくなります。

♪ 「和音カード」今回は、ヘ音記号の三和音です。小学校3年生以下の生徒さんのグループでは、 3年生さんが、戸惑う1年生さんたちに「ヒントはね、一番下の音は、ミだよ。後は順番に、ミファソ~って、数えてね☆」と助けてくれました。 
「あっ、わかった!」と大喜びでカードをピアノの前に持っていき、和音を弾いていました。 アルペジオに変奏して弾いてくれた子がいたのには、びっくりしました。  

高学年~の生徒さんたちは、どんな和音もスラスラ読めることが前提なので、フラッシュカードにして、声を揃えて速読してもらいました。  
元気いっぱいな声で安心しました。

♪「ポリフォニー(2声)の練習。」 今回は始めてなので、低学年の生徒さんと、高学年の生徒さんでペアになって「かえるのうた」の練習です。  
始めて見る楽譜だと思います。 簡単そうですが、左手でメロディーを弾くと、相手につられそうになりますね(笑)  
自分が弾いているパートを、
心の中で歌って弾くことと
、今弾いている小節の「ひとつ先を見る」トレーニングです。

♪休憩をはさんで、「ピアノの弾き合い」です。まだ、譜読みの途中でも弾けるところまで、ミニ発表会です。  
ショパンのマズルカを練習している3年生さんがいたので、私も手伝って伴奏をして、みんなでペアになって踊ってもらいました。  

一瞬にして、ポーランドの世界へ旅行です。早く、遅く、いろんなテンポでね。 そう、マズルカは庶民(しょみん)のダンスの曲です。  

体でリズムをとらえるのは、子供たちは本当に好きなようです。普段静かな子も、大はしゃぎ、キャッキャと笑っていました。  

他にはバイエル、バスティン、モーツァルトのトルコマーチ、グリーグのホルベルグ組曲、ショパンのポロネーズ、 ギロック、など。  

とてもピアノが好き、という気持ちが伝わってきて楽しかったです。 完成するまでには、まだこういう段階で、みんな同じように頑張っているんだ、と励みになれば何よりです。  

みんな、お休みの日なのに集まってくれて、よく頑張りました。レッスン室にある「ベンジャミンの木」は、みんなが帰ったあと、
「やる木(気)」に変身していました。


名古屋風に言うと、これは、「どえらい、すごいこと」ですね。  

お父様お母様がた、お子さんたちの送り迎えをいつもしていただき、心から感謝いたします。
子供たちだけの力では、どうにもならないことがあるのです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

☆ 右脳カードです。裏に書かれた記号は・・?

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 何だかとっても ♪ワンダフル♪
 2017/06/17
 

こんばんは、ハリーです。

ぬいぐるみですが、
本物のトイプードルみたいでしょ?

ぼくは、教室の生徒さんのお家から、ここに来たんだよ。

レッスンの時に、指先に力を乗せる練習でクッション役として、時々登場するんだよ。

毎日、みんなと遊べるのが楽しみなんだ。

今日はね、バレーボールをしているの!
部活動を頑張っているお姉さんたちみたいに、やってみたいんだ。

そーれ!!

みんなにお知らせです。遅くなってごめんね。
6月の「わおん研究会」は、6月24日(土曜日)の、
午後4時~6時に決まりました。

和音カルタや、右脳トレーニングゲーム、
みんなで弾き合いをするんだって。

初めて参加する人も、大丈夫だよ!

みんなで一緒に、楽しみながら練習するから、参加費は無料なんだって。

詳しいことは、先生に聞いてね。

~ハリーより~


 

 

 ~いろいろな練習法~
 2017/06/14
 

こんにちは。  
6月も半ばに入って、昼間は真夏のように暑く、朝晩は初秋のような気温ですね。

気温差が激しい時は風邪を引きやすいですが、人間の体というのは本当に良くできていて、  
外から手を加えなくても、自然に治そうとする素晴らしい力があります。  

ケガをしても、ある程度の傷なら自然に血が止まります。血液の中には、血小板というものがあって、出血した時に傷口をふさいでくれるのです。  
考えたら、人間の体は本当に良くできている宇宙の作品です。 熱があったり、病気の時に食欲がなくなるのも、
「治そうとしているから」です。  

食べ物を消化吸収するのには、それなりの体力を使いますから、病気の時は、まず治すほうに エネルギーがいくため、
一時的に食欲がなくなるそうです。  

動物を見ると、もっとよくわかります。体調が良くない時は水ぐらいしか飲まず、体を丸めてじっとしています。本能で治す方法を知っているのです。  

今話題のAI(人工知能)も、人間以上の正確さがあって、いろんな場面でこれから活躍していくのでしょう。  
本当にすごい時代になったなぁ、と思います。

ですが、やはり機械は機械です。故障します。 直すには、人間の手を必要とするしかないことでしょう。  
介護ロボットも素晴らしいと思うけれど、人間が求めるのは、やはり人間です。

心と技術が競合して、パラドックスが生じる、分岐点の時代にきているのだと思います。  

レッスンで、生徒さんがものすごくゆっくりな進歩でも、どれだけミスタッチをしても、それが、対人間、だからやりがいがあるのであって、 

もしロボットが完璧に弾いてくれたら、私は士気を失うと思います(笑)  
楽しいかも知れないけど、自然の生命体と違うんですね。

アイパッドに話しかけると、いろんな質問に答えてくれます。 確かに便利ですし、面白いです。
でも、何だか虚しくなってくるのです。私だけかもしれませんが(笑)  

前置きがすごく長くなって申し訳ありません。今日は「同じ曲を長く練習している時」の練習方法について、少しお話ししようと思います。  

舞台で弾く曲を練習していると、本番まであと2ヶ月あるけど、ほぼ仕上がっている、ということがよくあります。  

始めてその曲を弾いたときは、とにかく新鮮で、楽譜をじっと見つめ、ゆっくりゆっくり、練習していくと思います。  

そして仕上がって、暗譜できる頃になると、一度「曲がくずれる」ことが多いです。  
いわゆるマンネリ化というか、中だるみ現象です。  

解決法としては、「鍵盤の上に指を置いて、音が出ないように、イメージだけで心の中で弾く」 「その曲を1日か2日、休ませる(弾かない)」指も耳も、一度休ませます。 

そうすると、再度弾いたときに、新鮮な音になります。 どんなに好きな食べ物でも、毎日同じでは食べられない、と同じ原理です。 曲の組み合わせを、毎日変えてみましょう。  
思いついたフレーズで、 作曲してみても良いです。作曲したのがあなたなら、著作権はあなたのものです。  

私は、とりあえず「2017-50」で、著作権切れの作曲家を確認しました。ほぼ丸1日かけて。 ひどいと思いませんか? 算数が苦手な私に、引き算をさせるなんて。  

ベートーヴェンは「この曲はあなたのために書いたのではありません。後世の人のために書いたのです」と、格言を残してくれているんです。

これをベートーヴェンの遺言と証明できれば、ベートーヴェンの意思が尊重されて。。。あれ?  
ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。

☆ みんなのアトリエです。レッスンの待ち時間に、生徒さんたちが次々とアイディア作品を作っています。
すべて、折り紙だけで作っているらしいです。本当に細かいところまで上手で、みんな職人気質の、芸術家さんですね♪

 

 朝のピアノ
 2017/05/31
 

おはようございます。

朝起きたとき、まだ身体は眠いのですが、私はよく、  
目覚ましのコーヒーの代りに、「バッハ」を弾いています。

具体的には、アンナマグダレーナのためのクラヴィーア曲集、パルティータ、小プレリュードあたりです。

とてもゆったりした気持ちになれます。

以前は、朝練習のとき、最初にツェルニー30番の指定テンポ通し弾き、
から始めて、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェン、ショパンと決めていましたが、

朝は、なぜか古き良き時代の、バロック期から、
のほうがしっくりくる感じです。天地創造の朝、という感じです。

エチュード(練習曲)からという、順番にこだわることはないのですね。 

皆さんも、良ければ朝の練習の参考にしてみて下さい♪

余談ですが、最近、母が実家から頂いてきたメダカの飼育に凝っています。
今、卵が次々孵って(かえって)15匹ぐらいいます。

名前は、男の子が「健太郎」、女の子が「マイネ」です。

水槽の水を替えるとき、すごい勢いで暴走して逃げるので(笑)網ですくって、素早く移動しています。

さて、生徒さんたちは、それぞれの年間スケジュールを立ててみましょう。

どの舞台に参加するか、課題曲か自由曲か。舞台というのは、本当に良い経験で、たくさんの事を得られるチャンスです。

考え過ぎずに、まず身体を動かすこと、です。それで大丈夫なのです。音楽はスポーツと似ています。反復運動です。

難しい理論などはいりません。

わからないことは、何でもレッスンの時に相談して下さいね。頑張りましょう!

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

 

 教室3コマ劇場~「発表会編」みんなが幸せになれるといいね ~憲法13条 復習編~
 2017/05/18
 

ご父兄の方が撮影して下さった、発表会の写真です。

☆「写真左」 演奏が終わって、舞台でごあいさつです。皆さん、最後まで聴いて下さって、ありがとうございました。
5年以上継続している生徒さんは、やはり大きいですね。記念のメダルをかけています。
小さい生徒さんも、それは素直な、一生懸命な演奏で、本当に楽しかったです。
曲のタイトルそのものに、上手く表現するため、がんばってタッチ弾き分け、のおけいこをしました。

☆「写真中」 受付の生徒さんのお母様で、保育士さんの方が、人数分、作って下さったお花やハートのバルーンアートです。 
なんてかわいい!!全部作るのに、何時間かかったのでしょうか。
演奏中、舞台に飾らせてもらいました。

☆「写真右」この写真の前に、子供たちはそれぞれ、ねらいを定めていたバルーンの、争奪戦??( 笑)

緊張も溶けて、まるで運動会です。

自分の欲しいデザインを我慢して、涙ぐむ小さい子にゆずってあげた、5年生さんもいたと聞きました。  

演奏だけでなく、人間として、本当にみんな立派です。

10年のおつき合いの大学生さん2人は写っていませんが、忙しい時に駆けつけてくれて、本当にありがとう。

またお会いしましょう!

 

 ♪発表会、無事に終えることができました。ありがとうございました♪
 2017/05/14
 

昨日、ギロックの「雨の日のふんすい」ならぬ、雨の日の発表会を無事に終えることができました。

遠くからお孫さんの舞台を観るために来てくださったお祖父様、お祖母様がた、

本当にありがとうございました。

リハーサルは客席で、本番では舞台袖で、生徒さんたちの演奏を聴いていました。

ホールでの響きに タッチのコントロール、ペダルを工夫する生徒さんや、

再会を喜ぶ生徒さんたちで、笑顔があふれていました。

みんなで一緒に舞台を創る喜び、お客様も含め、だれひとりが欠けても、この感動はなかったことでしょう。

連弾もやはり、良い経験、勉強になり楽しかったようです。

スタッフの方が、発表会というより コンクールのレベルですね!と誉めて下さったのに、

いえ、まだまだ基礎練習が全く足りていません、と、つい本音を言ってしまいましたが、

音楽は、コンクールを目標とする子もいれば、

ピアノを楽しみとして、弾いてくれている子もいるのだから、
「今、自分にできる精一杯の努力が出来たのなら100点の舞台」だと思うのです。

生徒さんの姿は、自分の姿そのもの。

毎回、自分を見つめなおす事、皆さんの意見を聞かせていただいて、次に生かす事の大切さを

改めて感じさせられました。

また、後日少しずつ写真など載せていけたらと思います。

最後に泣きそうになったのが、大学生さんの心のこもった、感動のスピーチの後と、

プログラムにはない進行が、、?

「先生、もっと舞台の中央に出て下さい^^;」と、もうひとりの大学生さんに耳打ちされました。えっ??

アナウンスの方が、「ここで、真紀子先生に感謝の気持ちをこめて、花束とメッセージです」

、、、出演者全員のメッセージ、が書かれた可愛いカードと花束が。。。

みんな、本当にありがとう。幼い子も一生懸命書いてくれた文字。


今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

☆みんなのメッセージ、が書かれたカードとお花です。受験生くんは、妹さんのピアノを聴きに来てくれて、控え室でお勉強でした。お手伝までしてくれて、ありがとう。

今年も教室にご利益のある、あのなつかしい場所で、合格お守りを買ってきます。