こんにちは。
バイエル66番を弾いてみました。(リピートは省略)
iPhoneから転送したので、あまり音質がよくないのですが、
慣れたらiPhoneで直接アップロード出来るようにしたいと思います。
楽譜はこちらです。
バイエル66番の楽譜(バイエル標準版)です。
指番号は小さいので、所々、大きく書いてみました。
この曲は8分の6拍子です。ひとつの小節の中に、8分音符が6つ
入っています。速さはallegretto(アレグレット)やや速くです。
数え方としては、123 456 と数えるよりも
123 123 とカウントする方が数えやすい(弾きやすい)
と思います。
右手のメロディーは最初、ソーーミーー、と始まります。
ソの音よりも、次のミのほうが高い位置にあります、
少し気持ちの高揚感が出るように、ミの音へ重心を移動して、
再び、2小節のソーーミーー、へとつなげます。
最初の4小節までが、ひとつのフレーズです。
途切れないように、次の音へバトンタッチをするように、
心の中で歌って弾くのがお勧めです。
5の指は誰でも弱いので、ハノンなどで練習をお勧めします。
とても簡単な例では、「5の指だけを使って、ミッキーマウスマーチ」
を弾いてみて、と生徒さんに伝えています。
この練習は、拒否されたことがありません。
ミッキーマウスの人気について深く考え込みます。
話をバイエル66番に戻して、左手について少し
ふれていきたいと思います。
左手は、ドミソ ドミソ の形が繰り返されています。
最初の3小節まで、同じ波形が繰り返されていきます。
4小節目、5小節目はドファラ、そして7小節目の2回目
(鉛筆で丸をつけた場所)の変化球を経て、
ドミソ(ハ長調、Iの和音)で終わります。
よく、「左手は伴奏なので、右手よりも少し小さく」
と言われると思います。
(曲によって、途中で左手がメロディーになったり、
主に左手がメロディーの曲、バロック期のメロディーの
左右追いかけっこなども、逆パターンとしてあります)
ここでは左手を小さく弾く、という少し難しい
表現に、「左手は上下にあまり動かさず、指先だけで弾く」
と置き換えてみました。
動画を見ていただくと分かると思うのですが、
メロディーの右手に比べて、左手は指先で
鍵盤にしっかり触れていますが、動きが小さく
なっています。
最初は、誰かに左手の甲を軽く押さえていてもらって練習すると、
感覚がつかめてくると思います。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。