こんにちは。
皆様、お元気でしょうか?
再び雨季らしくなってきましたね。
「私は鳥刺し」(モーツァルトのオペラより)
「私は酉年」 (検閲により削除)
家の中でも寒さを感じます。
雨のせいでしょうか。
コンビニでアップルのカードを買ってきました。
生徒さんが、早速私のiPhoneにダウンロードしてくれました。
「ショパン」と検索を入れると、出てくる出てくる、
ワルツからバラード、スケルツォ全てのジャンルで、
ピアニストのCD演奏が聴けました。
ありがとうございます❣️こんなに聴けるのは幸せです。
ポップスもたくさんあって楽しいです。
以前、レッスンでショパンのワルツ遺作、ホ短調を
生徒さんが弾いていた時の事です。
生徒さんは小学5年生でした。
速い曲が好きで、指はとてもよく動くのですが
どこか機械的で、譜面通りにきっちりと弾きました!
という、若さゆえの演奏でした。それはもちろん良いのです。
♪ショパンワルツ遺作 ホ短調
少し、一緒に話をしながら物語を考えました。
「ロミオとジュリエット」の話から、
「舞踏会で結婚相手を見つけるように命じられた
、13歳ぐらいの少女」
両親の命令は絶対で、貴族同士の決められた
結婚が普通だった時代。
本当に愛する人と2人で手を取り、遠くへ逃れる物語。
「ここは、命令された家同士の結婚が嫌で、
遠くへ逃れようとする、少女の強い決心だと思うの。」
途端に、生徒さんの演奏が変わったのです。
勢いと決心があり、強弱やテンポ等を超えて、
フレーズのてっぺんまでの高め方や、憂いが交差して
楽譜から見事「演奏、物語」に変身したのです。
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連弾の2人です。
お姉さんがピアノを習い始めた頃、まだ赤ちゃんだった
弟さんもあっという間に成長しました。撮影お疲れ様でした!
何年か前、全国大会遠征に、生徒さん達と出かけました。
部門によって日程が異なるので、長い時は5泊6日でした。
会場近くにレンタルの練習室をお借りして、前日に
すごい集中力で、何時間も練習しました。
涙あり、笑いありの楽しかった演奏旅行の思い出です。
いつかまた、行きたいですね。
あの頃、小学生~中学生だった生徒さんは、
今は中学生~高校生、すでに成人して社会人になっている
生徒さんも多いです。
何歳になっても音楽が好きで、クラシックの基本を
忠実に練習した子供の頃の土台をもとに、
自分らしい、音楽のある生活を楽しんでいてくれます。
ピアノは何歳からでも、やりたいという気持ちがあれば
必ず弾ける楽器です。
家族で、指一本のリズムから弾く連弾なんて、どんな難曲よりも
楽しいものです。
ぜひ、指一本から試してみて下さいね。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。