こんにちは。
まずは皆さん、ご卒業、そしてもうすぐ入学、就職、
おめでとうございます。充実した生活になりますように!
外は春の嵐ですが、今日、3月21日はバッハの誕生日です。
バッハは1685年にドイツで生まれました。
バッハの曲というのは本当に不思議です。
ほかの作曲家たちと何か異なり、バッハの平均律クラヴィーア曲集が
「旧約聖書」に例えられている、という理由が分かるような気がします。
大雑把に書くと「旧約聖書」は人の原罪、楽園追放から天地創造、
「新約聖書」はイエスキリストの誕生から、その生涯です。
ちなみに「新約聖書」はベートーヴェンのソナタ集なのだそうです。
バッハの作品というと、この時期はマタイ受難曲でしょうか。
イースターの時期です。
イエスキリストの受難、つまり弟子に裏切られ、自ら十字架を背負って
ゴルゴタの丘を歩き、処刑される様子が描かれています。
曲を聴いて見ると、あくまで私はですが、
全く悲壮感を感じないのです。それどころか、
通奏低音が心臓の鼓動のように規則正しく、宇宙の真理と優しい
心地よさに包まれ、音楽の原点に帰った安心感を感じるのです。
♪マタイ受難曲より 終曲 「イエスよお休みなさい」
処刑されたイエスキリストは
3日後に甦ったのだそうです。その日が「復活祭」なのだそうです。
今年もイースターエッグを作ってみようかと思っています。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。