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新海誠監督とSHINeeのジョンヒョン

「新作見せたかった」訪韓した新海誠監督、SHINeeのジョンヒョンを回想

 

 

◎新海誠監督がSHINeeのジョンヒョンを追慕しながら回想した。

新作『天気の子』を携えて29日にサプライズで訪韓した新海監督はこの日、ソウルのCGV竜山(ヨンサン)アイパークモールで行われた舞台あいさつで格別な親交があったジョンヒョンに直接言及し注目を集めた。

新海監督は「3年前に韓国で『君の名は。』が公開され、ジョンヒョンが『とても楽しく見た。次回作が出たら必ず見せてほしい』と話してくれた。見せてあげたかったが遅くなってしまったのではないかと思う。彼の冥福を祈る」と述べた。

2017年12月18日に27歳の若さで世を去ったジョンヒョンは、今年2周忌を迎える。

新海監督は2017年1月に『君の名は。』の訪韓プロモーション時にジョンヒョンがDJを務めるラジオ番組「青い夜、ジョンヒョンです」に出演し、映画に対するさまざまな話を交わし親交を結んだ。

ジョンヒョンの親切な姿と、流ちょうな日本語の実力に驚きを示した新海監督は、その後「ジョンヒョン、とても素敵な方だったなあ。スタッフも皆『彼のファンになった!』と笑」

というツイートと写真を残したりもした。

同年末にジョンヒョンの悲報が伝えられた時も、新海監督はSNSを通じ「非常に悲しい気持ちだ。彼は私に明るい姿だけ見せてくれた。ジョンヒョンは私にとってとても素敵な人だった」として哀悼の意を示した。

ジョンヒョンを忘れず追憶する新海監督の愛情に、観客とファンもともに記憶し感謝を示している。

 

 

 

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※2017年12月18日、若すぎる才能のある素敵なアイドルが突然・・・この世からいなくなったと知った時。まさか、彼だとは思いませんでした。何度も何度も、「え?嘘でしょ?」って・・・。

 

どうして・・・。

 

どうして・・・。

 

息が止まる思いをしたのは、久しぶりでしたから・・・本当にショックを受けたのを思い出します。

 

韓流スターが自殺するニュースを、このブログを書きながら何度も何度も目にしてきたけれど―――。そのたび、私は「どうして・・・」と嘆きi苦しみ、「自殺」というキーワードと向き合って自分の中に葛藤の念が押し寄せてきます。

 

ジョンヒョン君も、うつ病を患っていて・・・彼はきちんと病と向き合い、通院して治療を受けていたのに・・・彼の遺書には医師とのやり取りの中から生じた「絶望」がたくさん綴られているのを見て・・・ものすごく可哀想で、救ってあげられた命だったのに・・・と、医者と事務所と環境について責めずにはいられませんでした。

 

彼はうつで悩んでいたのに、その原因が「性格のせい」だと言われてしまったようなことを書いていました。そして、彼は「自分を責める」という最悪のスパイラルに陥って・・・自分が悪いという呪縛に苦しみ、自分をどうにも出来なくて・・・・苦しみもが来ながら逝ったのです。

 

 

私もうつでずっと通院をしていたし、自殺をしたいと思っていると医師に正直に話したこともありましたから・・・彼がそこで医師に言われたことで絶望した気持ちが痛いほど分かって・・・めちゃくちゃ可哀想でなりませんでした。

 

私は、病気を治すために多くの病院を転々とし、多くの医師に治療を受けました。精神科の医師にもいろんなタイプがいて、自分と相性の合う人とそうでない人がいることも分かったし、経験がすべてではなく・・・医師の患者との向き合い方ひとつで、治る病気と治らない病気があるものだと感じたりもしました。

 

うつは、風邪とは違い・・・薬で治す病気ではありません。医師がいう「性格がうつを作っている」というのは正論ではあるけれど、それを患者に言ってどうするというのでしょう。医師はうつの人に対して、丁寧に言葉を選んで相手を追い込まないよう、相手に気付かせるよう、「こうした方がいいんじゃないかな」「こうするのはどう?」と提案をしていくべきなんです。

 

私が出会った「素晴らしい精神科医」は、相手の話を聞き出すのがとても上手な先生でした。うつであまり人とうまく話せなかった当時の私に対して、口が開けるような空気を作ってくれて・・・少しずつ言葉を紡げるように待って待って待ってくれました。

 

私が自分に対して否定的なことをいうと、「そんなことはないですよ。大丈夫ですよ」といつも私を肯定してくれました。うつの時って、自信喪失状態のことが多いので・・・どうしても否定的で悲観的なことばかりを考えてしまうのですが、「そうなんですね。でも、頑張ってますよ・・・あなたは。だから大丈夫ですよ。ちゃんと前に進めていますから」・・・というような励ましと肯定を毎回してくれていました。

 

一方で、他の医師は・・・私の話を半分くらいスルーして「あっそう」・・・みたいな感じで聞き流して、「・・・で。他に今、つらいことは?」と言った感じで、淡々と話を自分のペースで進められるタイプもいました。

 

「で。要するに、君はどうしたいわけ?」

 

 

そんな感じで問い詰められると、緊張して何も話せないし・・・パニックになりそうになります。通院をしていて、さらにしんどくなるなんて・・・。本当に地獄のような苦しみだと感じました。

 

ジョンヒョン君の遺書を見ると、その「通院しながら感じた苦しみ」が伝わってくるので・・・どうしても私には「医師と相性が合わなかったんだな」って感じてしまったし、彼を救えなかったことが悲しすぎて・・・彼の痛みが伝わるようで、しばらくは自分もずっと痛かったです。

 

 

彼の死は、どうしても悲しすぎるけれど―――。

 

新海監督のような方が、彼をこうして思い出してくれることで・・・・彼を悼む時間がまた持てるわけです。ありがたいことですね。亡き故人を偲ぶのは、思い出してあげるのが一番。祈りを手向けることが一番。苦しんで逝った彼が少しでもあの世で楽になれるように祈ることが一番。

 

そう思って、新海監督さんにはありがたいなとファン心として感謝しました・・・。