晃さん出演 彩Sayaライブ | NO39

NO39

フィンガー5 が3度の食事より大好きなドトール民です。

ツイキャス 

彩Saya Re:Start(晃さん出演)



配信視聴だと、その魅力は半減しそうなライブだけれど…晃さん登場の時間には用事も済みそうなので観ることにした。


何回か観ている「彩Saya」さんライブ。現代音楽(この言葉はダメな言葉だけれど伝わりやすいから敢えて使う)に寄せているのがよくわかるパフォ。スパイスは民俗音楽か。エキゾチックで綺麗な容姿の向こう側に…どれだけの「コンテンポラル」を刺せるのか。なんちゃってノイズは恥ずかしい。


さて我らが晃さんは…こんな「歴史は長いが流行りもしていない…どころかとっくに終焉している」現代音楽的なムードにどう食い込んでいくのか。結構な勝負に期待&期待。


18時半過ぎに晃さん登場。エレキギターと共に。ノイズ・ミュージックに溢れている会場は実験的でウェルカムとかハッピーとかとは対比的。そんな空気を払拭せずに器用に纏って「個人授業」「恋のダイヤル6700」

溶け込むというのとも違うんだけど、晃さんの音楽は、きっちり存在する。どんな場所でも。すごいな。


晃さん、一旦はけるとサクソフォンやシンセのセッションが。各々のフリージャズがミックスして怠いノイズミュージックが生まれている。アルトサックスの音の良さ!磨きあげた究極に近い響き。久しぶりに阿部薫を聴きたくなったぜ。坂田明さんすごい。


晃さん、再登場すると↑のメンバーと「学園天国」をコラボ。止まらないフリージャズに「学園天国」をメランジェ。決してブチ壊れない「学園天国」。呑むことも呑まれることもないのが「晃」としか言いようがない。ライブは勝負だから。勝たないと意味がない。

正直、あのセッションと勝負出来るミュージシャンってあまりいないと思う。やっぱり晃さん、すごい。惚れ直した。



参考までに


ノイズミュージックを含む現代音楽(第二次世界対戦後の音楽)を歴史的に紐解きたい方は…まずはこちらからどうぞ


アーカイブで観れます