お久しぶりです、ころぼっくるです。

新生活が始まった方も多いんじゃないかな?

私は、めでたく就労移行一周年になりました(笑)

 

 

 

最近、パワーが有り余っていて、それがちょっと悪さしています。

就労移行の支援員さんが「ころぼっくるさん、就職してからのことを考えた生活リズムにしないとダメですよ。」って言うもんだから…。

 

躁が続いているので、就労移行が終わった後の夕方から夜にかけての単発バイトに行ってみようと思ったんです。

 

 

 

今は、派遣会社に登録しなくてもタイミーとかシェアフルとかあるのですぐに見つかるかと思ったのですが、なかなか時間と場所が合うのがない…。

 

で、巡り合ったのが某製パン工場の単発バイト。

18-23時で時給1300円。

駅からちょっと歩くけど、定期圏内。いいじゃん!!(^^)!

 

というわけで、先週の金曜日に一回行ってきたのですが…。

 

 

 

結論。

 

もう二度と行かない!!!"(-""-)"

 

 

 

まず、初回は安全講習というので一時間早く集合させられます。

そこで制服を貸してもらって着替えて、衛生帽を二重にかぶり、指定のマスクを着けて、靴を履き替え…(全部の行動に社員さんの厳しいチェックが入る。当然、髪の毛一本も出ていてはいけない。)

 

シフトの時間が来ると、事務所に人事課の人が来て、目の前で検温して配置を言い渡される。(配置は毎回固定ではない。)

 

ベテランさんに配置場所まで連れて行ってもらう。

工場内はマジで迷路。絶対に二度と同じ道は通れない(笑)

そして、略語で配置を伝えられるので、この時点ではまだ自分で何をやるかわかっていない。

 

 

 

元々、A型で働いていた時にも青果工場にたまに入っていました。

そこで分かったのが、私はライン作業が苦手!!

どんどん流れてくるものに対応しきれない。大パニック!!

 

そこから、工場=流れ作業ということで敬遠していました…。

でもこれから就活するにあたって、自分がどこまでできて、どこからできないのかを確かめてみようと思って、無理と分かっていた工場バイトに応募したわけです。

 

 

 

実際の配置に入ると、上の人が誰がどの担当になるかを話して決めている。

どうやら、私は今日、和菓子担当らしい。

 

案内された場所に行くと、ベルトコンベアーによもぎ大福が大量に流れている。

前のシフトの人からどんなことをするのか、作業しながら聞く。当然丁寧な説明はない。

 

 

 

どうやら、やることは

 

・流れてきた大福の裏を見て、シールで包装がちゃんと止まっているか、あんこがはみ出していないか、包装エラーなどがないかを目視で一瞬で確認して、それを8×5で番重に並べて、いっぱいになったら横の台車に積んでいく。

 

・完成した番重が25段になったら出荷の方に流して、新しい台車にまた積み上げていく。

 

・この完成した番重はそのまま店舗に出荷される。

 

・流れてきた大福を入れる空の番重もどんどん低くなっていくから、横に積んである補充用の番重を自分で手元に積み直す。

 

・ベルトコンベアーのスピードに付いていけない時・エラーがあった時は、とりあえず、後ろにある空の番重に大福を避難させて、自分の目の前から通過させてはいけない。

 

・包装不良が続いたり、あんこがたくさん付いていたら、それは機械のエラーだから隣の部屋に叫んで知らせること。

 

 

 

以上。

 

 

 

は?!

やること多すぎじゃない?初心者には一度にやること多くて難しすぎじゃない?(笑)

しかもこれは全部説明されたわけではなく、やっていくうちに私が自分で理解したこと。

 

3分くらい説明されて、「はい!はい!」って元気に返事して指導は終わった…。

 

 

 

あとは一人にされて、ひたすらベルトコンベアーから流れてくる大福を両手で一個ずつ取って、ひっくり返して見ては並べ、数が揃ったら番重を交換して…の繰り返し。

単純作業といえばそうだけど、自分のペースではない。

付いていくのに必死。

 

 

 

でも一時間ぐらいやっていると、なんとなくタイミングや流れがわかってきて、「これならできそうかも」と思い始めた時、事件は起きた!

 

最初は、「あれ、包装不良?」と思うものが増えてきて、そのうち、包装されていない大福がぽつぽつと流れてくるようになって。

でもそれは今までもあったから、普通に弾いていて。

 

そうしたら、急に大福が2.3個集団で流れてきたり、はだかんぼうの大福がまとまって流れてきて。

 

「すいませーん!大福が裸で流れてきまーす!!」と大声で隣の部屋に叫ぶ私。

 

しばらく流れ続ける不良品。拾い続ける私。

 

 

 

そうしたら、たぶんアルバイトじゃないちゃんとした名札を帽子に付けた男の人が来て、「とりあえずこれ、エラーだから中の部屋に持っていって。で、中で指示受けて。」と言われる。

 

言われた通り中に持っていくと、「あれ、もう数足りたの?」と、また名札を付けた男の人に聞かれる。

 

「いや、数が足りたかはわからないんですけど、これ全部包装不良で、中に持っていくように言われました。」と伝えると、「あー、そうなんだぁ。了解。」と困った顔で言われる。

 

「これ、どうしたらいいですか?」と聞くと、「その辺に置いといて。」とのこと。

 

ひとまず空いている台の上に置いて、元の配置に戻るけど、大福はもう流れてこない。

 

え、どうしたらいいの?パニック( ;∀;)

 

 

 

そうしたら、中の部屋から違う女の人が来て、「これ持ってきたの誰?!こっち来て!」と怒鳴られる。

「はいぃい!」とビビりながら急いで向かう私。

 

中の部屋に行くと、「手袋変えたの?」とまた怒られる。

「(え、手袋変えるとか聞いてないけど!)すいません、すぐ変えてきます!」と逃げる私。

 

急いで手袋を変えるけど、汗で滑って、焦りもあって、うまく付けられない…。

 

手袋を変えて戻ると、さっきの包装不良がフィルムをはがされて裸にされている。

黙ってそれに従うけど、恐怖とできたての大福の柔らかさで、うまくフィルムがはがせない…。

 

その女の人に「これさぁ、こうなったらもっと早く言ってほしいんだけど!」とまた怒られる。

 

私の気持ちは「いやいやいや!叫んだけど、流れてくるの止まらなかったし!!!」と思ったけど、

そこで「でも」とか「だって」とか言ってはいけないのは当然、長い社会人経験から学んでるわけで、

「はい!申し訳ありません!」と素直に謝る。

 

フィルムをはがし終わって、「じゃあ戻って。」と言われたので、すごすごと戻る私。

 

しばらく定位置で待っていると、また大福が流れてきた。

今度はちゃんと包装されてる…よかった。

 

 

 

でもしばらくすると、今度は4個連続でシールが上向きになった裏返しの大福が。

「え?これは何かのサイン?またエラー?」と思いつつ、検品しても普通に大丈夫なので、出荷用の番重に入れる。

 

そして、ベルトコンベアーは動いているのに大福が流れてこなくなる…。

 

すると後ろから急に、名札を付けた男の人に「裏返しの大福流れてこなかった?」と聞かれる。

「やっぱりエラーだったんだー!」と思いながら、「あ、検品してここに並べました…」と言うと、「あ、じゃあそれ数足りたサインだから。終わり。」と言われる。

いやいや、それ言ってくれなきゃわからないから!びっくりさせないでよ!( ;∀;)

 

 

 

そこからいくつか出た包装不良をまた中の部屋に持って行って「どうしたらいいですか?」と聞くと、さっきの女の人が優しく「さっきみたいに包装はがして置いといていいよ。」と言う。

 

よかった~、さっき言い訳しなかったから怒られなかったのかな~と安堵。

 

 

 

しかし、時刻はまだ21時前。

精神的には今すぐにでも帰りたいけど、23時まで仕事はある。

 

「どうすればいいですか?」とその女の人に聞くと、「もう少しで時間帯責任者の人が出勤するからそれまで待ってて。」とのこと。

どうやら今日は予定よりも早く作業が終わったらしい。

 

 

 

しばらくすると責任者の人に先の曲がったペンチみたいなのを渡されて、「こっち来て。」と呼ばれる。

 

向かうと、そこにはプラスチックのパックに入った、3本入りのお団子たちが番重に15段ほど。

「これ、全部廃棄だから。串と団子分けて。」と、次の仕事が言い渡される。

 

おぉぉ、すごい量だな…。

見ると、あんこが表じゃなくて裏に付いていたり、串の持ち手が汚れたりしたものたち。

検品で弾かれたんだな…。

 

でも周りには自分しかいなくなった!

これは自分のペースでやっていいということかな?

 

というわけで、ペンチで串を持って、ひたすら団子と串を分けていく。

最初はうまく取れなかったけど、何パックかやっていくうちにスムーズに分けられるようになる。

 

たぶん、300本くらい串抜いたと思う…。

 

 

 

言い渡された分が終わったので時計を見ると、21時半。

…マジか。まだ続くんか、これ。

 

責任者が見つからなかったので、プラスチックの名札を付けた別の女の人に「串抜き終わりました!」と伝えると、機械と機械の間の奥を指さされる。

そこに責任者の人がいるってことかな?と思って行くと、私と同じように団子の串抜きをやっている女の子が!!

 

一緒にやれってことなのかな…?

でもこの指示くれた女の人が一番怖かった( ;∀;)

 

「手伝いまーす!」と言って、今度はみたらし団子の串抜き。

これも200本ぐらい。

 

そこで一緒になった子が22時までのバッジを付けていたので、高校生だとわかる。

 

「初めてのバイトですか?」と聞くと、「そうです!先生に絶対バレたくないので、工場なら顔も見えないしいいかなと思って。」と言う。

「初めてにしては過酷なバイト選びましたね…。」と私が言うと、「他の現場はもっと楽なところもありますよ!」とのこと。

 

いやいや、私の初バイトは自宅からチャリで5分の所のラーメン屋のホールだったよ…。

このバイトと違って、時給850円だったけどね(笑)

 

 

 

串抜きがあらかた終わって時計を見ると22時。

高校生の子は上がる時間か…。

 

時計の前にいると、責任者の人が来る。

「高校生の子は上がっていいよ。君は23時までだよね…。1時間早いけど、いい?」と言われる。

 

はい!喜んで!!!!

もう、時給なんかより、早くここから解放されたい!!!

 

 

 

ということで、早上がりが決まった私は、高校生の子に制服の返し方や帰り方を聞きながら、工場を後にしたのでした。

 

 

 

うん、もう行かない。

慣れれば平気なのかもしれないけど(時給もいいし)、私には工場は無理だ( ゚Д゚)

 

 

 

明日はまた別のバイトで、フレンチとイタリアンのレストランに入ってきます。

ここは17₋21時で、時給1050円。交通費支給あり、まかない200円。

事前にオーナーさんとお電話で話していて、すごく感じのいいところ。

お互いに一回入ってみて、気に入れば継続的に入ってほしいですと言われています。

 

あとは完全在宅の電話応対ありの不動産チャットの仕事が選考中なくらいかなぁ…。

 

 

 

本業始めても、最初は時短で働くと思うので、夜に収入源があるとありがたいです。

 

 

 

というか、まず本業を決めないとね…(;^_^A

一つ、会社見学と説明会に行くことが決まりました。

そこで選考進めるといいなぁ。

 

 

 

 

大変長くなりましたが、今日はここで!