前回 の便秘症の要因(燥と便通)はこちらです。
大変お待たせ致しました。
今回からは男性に多い「下痢症」。
こちらも「便秘症」同様、
統計によれば男性の約3割が悩まさせているそうです。
下痢の主な要因は5つ。
①外気の影響(湿気・寒気・暑気)
②暴飲暴食や偏食
③ストレス・精神不安定
④脾胃虚弱(長期にわたる胃腸の弱り)
⑤腎陽虚弱(加齢・病後・虚弱体質)
「下痢」は、便が柔らかく時に頻回になるので、
①大便に過量の水分が存在する
②排便が頻回におこなわれる
という事が病態の本質です。
※「津液」(身体の中の水分・潤い《軟骨も含む》)
「湿」(身体の中で代謝出来ていない余分な物質)
ここでまず大切なのは、大便が柔らかいという事は、
腸管内に水が多く溜まっているのであって、体内の状態と直接は関係しないという事です。
①暴飲暴食によって多くのものが吸収された状態
②体内に「湿」が溢れこれ以上「津液」を取り入れたくない場合
この2点は胃腸が津液吸収を拒否して下痢になるため、
体内も腸管内も水が多いことになります。
一方、例えば胃腸の弱りで津液を取り込めず下痢になる場合は、
大便は下痢でも、体内は津液が不足します。
つまり、下痢の際の身体の状態は、
「湿」の場合も陰虚(結果としての「燥」)の場合があり、
この2つを考えるのが正しい要因の分類分けだ。ということになります。
➊大便から水分を取り込もうとしない場合(体内も湿)
➋大便から水分を取り込めない場合(体内は燥)
次回、「下痢症」の分類分けは「取り込もうとしない下痢」です。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
《参考文献》
「漢方中医学講座」著 仙頭 正四朗先生
「いかに弁証論治するか」東洋学術出版社
「「証」の診方・治し方」 東洋学術出版社
宝塚市・伊丹市・川西市・尼崎市等の阪神地区を中心に
兵庫県・大阪府・奈良県等、様々な地域からご来院頂いております。
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