今回はコリ吉ロール開発秘話をお話しします。

 

 

コリ吉ロールは

 

巻く回数を変えることで、「高さ」の調整ができる。

 

 

附属している木の棒の本数を変えることで、「硬さ」の調整ができる。

 

 

丸めたり折り畳んだりすることで、「形状」の調整ができる。

 

 

「高さ・硬さ・形状」の調整が簡単にできるタオル枕なので

コリ吉ロールの開発には、まずタオルの選定が必要でした。

 

 

 

タオル生地を決めるために、都内にあるタオルメーカーに問い合わせをした所、

中国で生産するということで1回の取引のロット数がすごく多かったんです。

 

立ち上げからこのロット数というのは不安がありました。

 

 

その後も情報を集めながら

 

「やっぱり国内の今治製のタオル生地がいいな」

 

と思ったので、取引会社を探していたのですが

最初から今治製のタオルメーカーと取引するのはハードルが高く、

じゃあどうしょうか?と調べていたら

 

 
タオルソムリエという資格を持った人がいる

というのがわかり、

その方にお願いして監修してもらうことになりました。

 

 

 

通常、今治タオルは毛足が長くてふわふわというイメージを持っている方が多いと思いますが、

意外と耐久性がないんですよね。

 

 

買った当初はいいんだけど、長く使うとなると

あの毛足の長さというのは実はあんまり耐久性がない。

 

ピッと引っ張ると破けちゃったりとか、毛がどんどん寝てしまうとか。

 

 

 

なので、コリ吉ロールに使うタオル生地の譲れない条件は

 

あえて毛足をちょっと短く、でも短すぎず硬すぎずという感じの状態、

さらにうなじに使うのでできるだけ肌触りのよい状態の毛足の長さ

 

 

また、全長も34cm×160cmという超ロングなタオルが必要でした。

 

 

 

通常のタオルのサイズとは違うので、

まずはこの「条件」と「規格外サイズ」のタオル生地を

オリジナルで作ってくれるかどうか?という所から工場探しをスタート。

 

その後の今治の工場とのやり取りはタオルソムリエの方が間に入ってくれました。

 

 

こうして

コリ吉ロール専用 オリジナルの今治製タオル生地

 

の生産がスタートしました。

 

 

 

 

 

  次回は「コリ吉ロールの色についてのこだわり」をお話しします。

 

 

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