外事に小事なし
おはようございます、MJ(マイケルジャクソンではありません)です
連日のように、国際テロ捜査情報の漏洩事件が報じられています
今朝の日経にも。
警視庁は、「流出した文書が内部文書かどうか確認中」ということですが、流出した文書114件のうち1割超の14件に秘匿性が高いことを示す「秘」という文字が記されていたようです
「秘」文書は情報が外部に漏れることを防ぐため、限られた職員にもに配布されるもので、配布された職員名が記録されているそうで、警視庁は記録された職員名の洗い出し作業を進め、流出した経緯の解明を急ぐ、と記事は述べています。
早期解決につながれば、と願わずにはいられません
同じく本日の日経朝刊1面の「春秋」欄でも、「外事に小事なし」という出だしで、この漏洩事件に関して述べています。
「外事に小事なし」
というのは、「外交も含め外国にかかわる仕事は、一見さまつなことでも大事になる可能性がある。だから手を抜くな。」という教えとして、中国の外交官に伝わっている言葉だそうです。
日本では「外事」という言葉はあまり使われませんが、数少ない例が、警察の仕事に用いる場合。
外国の特殊な機関やテロ組織などが日本を害する活動を防ぐための活動
が、日本における「外事」だそうです。
まさに今回漏洩した文書は、警視庁公安部の外事3課で作成したものとみられています。
「本当に警察の情報だったら、と考えると恐ろしい。名前が明らかになった捜査協力者は生命が危険にさらされかねない。外国の当局は情報が漏れるのをおそれ、日本警察に情報を流さなくなるかもしれない。」
まさにそのとおり、本当に警察の情報だったとしたら、恐ろしい漏洩事件です
なお、昨日の日経夕刊にはこんな記事が掲載されていました。
流出した情報は、警視庁の公用パソコンから外部記憶媒体に移された後、ファイル共有ソフトを介してインターネット上に流出した可能性がある、と報じています。
昨日の記事 でも触れましたが、セキュリティ対策というとネットワークを経由したコンピューター利用ばかりに注目が集まりがちですが、やはり取り組むべきは、管理ルールの規定および徹底にある、と言えます。
規定および徹底されるべき管理ルールの1つが、
機密情報が保存されているメディアを廃棄する際のルール
です。
と言うのも、実は、、、
「何言ってんだか・・・」と思われました?
そう思われたとしても、騙されたと思ってぜひ一度こちら をご覧ください。
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MJでした。