自分が動いたとか、まわりがどうとか、そこじゃない氣がするんです。
その時…
が来ているだけのこと。
いいも悪いも、気持ちいいも悪いも、嬉しいも悲しいも、感動もいまいましいも、いっぺんに入ってきて、耳をふさいだって、目を閉じたって入ってくる。内に閉じこもろうとすれば、外に引きずり出される。
全部の感情、事柄から逃げれないことを感じたとき…
もう、いいや…
抵抗もせず ただ眺めるだけになった時、流れに身を任せてみた時、安堵感を感じたんです。
『嫉妬しないで、特別なものなんて持ってない。コレはワタシのもの、取らないで!敵意も嫌いなの。』
~なんでもいいや、あなたが氣が済むなら好きなようにワタシを見たらいい。~
『ワタシを嫌わないで、あなたのそばにいたいの。』
~めぐりあうのも、お別れもただの流れ。居られるだけそばにいれたらいい。~
『自分は何もないことが、恐ろしくて仕方が無い。』
~命持ってるじゃない。そもそも無くてもいいものが山ほどあること知ってるくせに。~
『あなたなんて見ただけで体力奪われるほど大嫌い!』
~あなたの好きなように、過ごしたらいい。ワタシも好きにします。ワタシに近寄りたいのなら、それなりに覚悟していらっしゃい。容赦しないから。~
真っ白い何もない所に、一人立っているような氣分。
強い感情から少しずつ解放されている氣がする。
反対に強くて、熱いものが奥から生まれてる氣もする。
投げやりなような、でも投げやりなわけじゃないんだ。
ああ、この矛盾。人間だなぁ。
ふふっ、この感覚嫌いじゃないんだ。