電話が鳴った。説き伏せるような言い回しにならない様に慎重に言葉を選びながら話した。
『やっぱり、お店の予約があってそこには行けないの。』Ryo)

『お前がこの日って言ったんだぞ。』母)

『そうだね、ごめんね。その分がんばって働くから。皆によろしく伝えて。』R)

『普通日程が決まっていたら、予約はそこには入れないだろう?お前、本当に働いてるのか?』母)

心臓がギュってなった…

『働いているから、そっちに行けないでしょう?』R)

『身に成る仕事をしてるのか?フラフラしてしてるなら、目処をつけろ。』母)

…………
……

『ここ数年は、ほとんど遊んでいないよ。身になると信じているから行動しているんだよ。目処と言う言葉は嫌いだよ。』R)

ワタシの中で、目処はまだないから。

彼女の意思にそぐわない事をする時は、必ず否定される。

はぁ…
でも、思う様には話せた氣がする。
ワタシ、この中で生きてきたんだなぁ。

ココロはザワザワするけれど、俯瞰で見ることが出来ている自分が少し嬉しい。

どうだろう試験は合格点頂けるかしら?まだまだ未熟者だけれど。σ^_^;

戦わない戦い方を、少しわかった氣がする。