世間は物価高がひどい状況になっています。
電気代やガス代などの光熱費だけでなく
生鮮食料品の類から生活雑貨にいたるまで
ありとあらゆるものが値上げになっております。
そのうえ、これから先消費税を含む増税を進めていこうとしている政府は
いったいこの国をどうしたいというのでしょうか?
収入や給料はあがっていないのに
すべてを値上げされてしまうと
どうしても財布のひもがきつくなり景気がよりいっそう厳しくなります。
ようやくコロナが少しづつ落ち着いてきたように思っていただけに
一難去ってまた一難です。
ところで
リラクゼーション業界でのマッサージ料金ですが
私がこの業界に携わってからでも
少しづつ全般的に料金が上がるどころか、下がってきているのが現状です。
それは全国的にもそうだと思います。
出張マッサージは街中のリラクサロンに比べれば料金が高い傾向にあり
お客様の動きとしてもより安い店舗に流れる傾向にあるように思います。
現在の世間の値上げラッシュからすると
逆行しているように思いますが、
なかなかマッサージ料金を値上げするには思い切りがいることです。
そのような勇気?のある店舗は現れにくいように思います。
かといって
日本はこの20年~30年人件費が上がっていないことでも問題視されています。
徐々に企業の給料をあげていくような風潮になるように思います。
その先陣を切ったのがユニクロですが、、
施術料金をいつまでたっても上げることができないという事は
セラピストさんの給料は平行線のままという事になり
なおかつ格安店にお客様が流れてしまうと必然的にセラピスト収入は下がり
業界自体が良いサービスをできなくなるように思います。
どうしても薄利多売の構造になり
お客様を捌くという接客になってしまうように思います。
そうなると悪循環です。
結果的に、業界を離れていくセラピストも増えると思います。
そうでなくても慢性的なセラピスト不足のこの業界が
より地盤沈下していくことになります。
視点を別の角度から考えれば
そもそものマッサージ料金が高すぎたのであって
すこしずつ下がることにより適正価格に近づいていくものだ。
というお客様視点のお客様の要望が加味された意見を言う方もいます。
しかしながら
セラピスト視点で言わせていただければ
セラピストという肉体労働であり、尚かつ労働集約型の仕事であるため
多くの収入を得る目的のために、長時間そして長期間働き続けることには肉体的に無理があります。
今回の世間の値上げラッシュをひとつの機会に
一度、業界自体が施術料金の適正価格という事を見つめなおすことが
必要なのではないでしょうか。
名古屋コリトリ堂
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