前回に続いて、私の夫と結婚しての各話ストーリー、感想、見どころなどなど、書いていきます。

 

ネタバレありです。

 

最終話ストーリー~悪縁との決着 そして新たなる未来へ~(前編)

 

警察署で検事の取り調べを受けるユラ。

 

 

どうやら、証拠となる音声ファイルが警察の手に渡った模様。

取り調べに慣れているユラは、検事の言葉に全く動じず、検事を恫喝し—

 

 

「検事さんが私に自供させるのが先か、私がここを出るのが先か」と、強気の姿勢を崩さない。

やがて、ユラの目論見通り、弁護士を随伴したユラの秘書が現れ、釈放される。

 

 

釈放されたユラは、「おかしな世の中よ。礼儀をわきまえないヤツが多すぎる。でもよかった録音データだけでは証拠にならないのね」と、安堵する。

 

警察署の駐車場で、ユラが車に乗ろうとすると、イ室長を伴い、ユ会長が彼女を待っており、面倒な事態になったと、表情を曇らせる。

 

 

会長の隣に乗り込み、言い訳をするユラに、「オ・ユラ、今回は許されない」と、会長は切り出す。

 

 

辞表を出し、持ち株の売買も禁じ、当分の間アフリカでボランティア活動に従事し、改心したら戻って来てもいいと、ユラにやり直す機会を与える会長。

 

 

しかし、ユラはそれを到底受け入れることができず、その提案をすぐさま跳ねつけ、会長の車から降り、その態度に失望する会長。

 

 

自分の車に向かうユラの前に、今度はジヒョクが立ちはだかる。

 

 

「説得は無駄だと私は言ったんだがな」と、言うジヒョクを、適当にあしらおうとするユラに「ジウォンさんには手を出すべきじゃなかった」と、告げる。

 

 

しらを切るユラは、「証拠はあるの?」と聞くと、

「ジヒョクは「ああ…ある」と振り向き、ユラの目の前のバンから、殺害したはずのチョン・マンシクとペ・ヒスクが降り立ち、顔色を一変させるユラ。

 

 

酷く動揺するユラに、「生きていて驚いたか?」と、聞くジヒョク。

 

*        *        *

 

既にジヒョクはユラの秘書から、彼女の企みの全てを聞いていた。

 

 

ユラに殺害されそうになった二人を、情報を得たジヒョクたちが、密かに救出していたのだった。

 

*        *        *

 

実行犯が現れ、追及の手を逃れることが出来なくなったユラに、ジヒョクは、

「罰を受けろ。自分は何をしてもいいと思っているのが問題だ。金の力で逃げず、罪を償え」と、言い放つ。

 

 

実行犯の二人は、手錠をかけられ、その場で殺害未遂容疑で逮捕される。

手錠をされながら、スミンの父、チョン・マンシクは「洗いざらい話しますよ」と、言いながら、ユラを怨嗟の表情でにらみつける。

 

 

それに続いて、ユラも先程の検事に連行されることになる。

 

 

思いもよらぬ展開に動揺を隠せないユラと、それを無言で見つめるジヒョク。

 

*        *        *

 

病院にて—。

 

 

無事に手術を終えたヤン課長が目を覚ますと、彼女の病室には、愛する娘と両親、イ室長、そして、笑顔のジウォンとジヒョクの姿があった。

 

 

涙を浮かべ見守るジウォンに、親指を立てて、大丈夫と合図するヤン課長。

 

 

それに微笑み、合図を返すジウォンと、その隣で微笑むジヒョク。

 

 

娘の手術が無事に成功したことに、喜ぶ両親と娘。

 

 

イ室長も笑顔を見せる。

 

 

家族が帰った病室で、ヤン課長はジウォンとジヒョク、そしてイ室長と話をする。

 

 

ミンファンがスミンに殺害されたことを知らされ、驚き、この階下でミンファンの葬儀が行われていたと知り、「知ってたら行ったのに…」と言う、人のいい課長に、「行っちゃダメです。大手術の前に葬式なんて」と、諫める室長。

 

 

「また小言ね。手術は成功しました」と、課長が言い返すも、

「成功したからいいが、手術の前は怖いと泣きわめいて。全部言います?!」と、強く出られ、何も言い返せない課長。

 

 

そこにジヒョクが割って入る。

「ともかく、車載カメラの映像が復元できて、有利な立場になりました。先日の脅迫も含め、裁判では彼に厳しい判断が下るでしょう」

 

 

「親権と養育権も勝ち取れるかも」と、ジウォンが言い、それに加えて、室長が、「面接交渉権まで奪うべきかと」と、提言する。

それを黙って聞いていたヤン課長からの、「ヨンジから、父親の存在が完全に消えるんですね…」との言葉に気まずい空気が流れる。

 

 

「嫌なら無理強いしません。これは、あなたが決めることなので」と、室長が言うと、「うれしいんです」と答え、ジウォンを見る課長の手を握るジウォン。

そのまま話を続けるヤン課長。

 

 

「手術する時、生まれ変われると感じたの…どこまで耐えるべきか分からないほど、苦しかった…あげくに裏切られた。でも、やり直すチャンスを得た…」

課長の言葉に、前回の自分を重ね合わせるジウォン。

 

 

「イ・ジェウォンはヨンジを食い物にしかねない危険な男よ。娘から引き離さないと…名ばかりの父親だもの…だから私、強気でいくわ」

 

 

ヤン課長の決断を聞き、「私も、もう少し頑張ってみます」と、微笑むジウォン。

 

 

そんな二人の様子を見て、イ室長に目配せするジヒョクと、課長を見守る室長。

 

*        *        *

 

会社にて—。

ミールキットの打ち合わせの為、来訪したウンホは、ヒヨンの姿を見つけ、嬉しそうに微笑み、彼女にそっと近づき、ちょっとした悪戯のつもりで驚かせるが、ヒヨンの驚きように「ごめん、つい嬉しくなって…」と謝るウンホ。

 

 

ヒヨンに、ジウォンに工場用のレシピの件で呼び出されたと話し、ジウォンは会議中とのことで、代わりにヒヨンがウンホに説明することに。

 

 

ヒヨンの様子がいつもと違うことが気になるウンホ。

 

会議室でヒヨンの説明を受けるウンホは、思い切って彼女に聞いてみる。

「もしかして僕、何か悪いことしました?」

 

 

唐突な質問に驚くヒヨンにウンホは話を続ける。

 

 

「だって、前回は席にいなかったし、それに今日は、ちょっと冷たい気がします。僕は嬉しいのに…」と、笑顔を見せる。

 

 

複雑な表情を浮かべるヒヨンに、「僕は鈍感なので、自分では分からなくて…だから僕が悪いことをしたなら謝ります。してなくてもね」と、言うウンホに、

「私がいないと気づいてた?」と、ヒヨンが聞くと、「もちろん、ずっと捜してた」と、ウンホ。

 

 

「それはどうして?」と、再び聞くヒヨンに、目を丸くして驚くウンホ。

答えを催促するヒヨンに、ヒヨンが喜んでくれたチーズケーキを持って来たから、新しく買ったオーブンが良くて、料理を作り続けてしまうのだと、話し続けるウンホの耳を突然触るヒヨン。

 

 

それに驚いたウンホは、耳は触ってはダメだとヒヨンに注意するが、

「手ならいいですか?」と聞かれ、耳を触られたことに動揺しながら、ウンホは、手ならいいと答える。

 

 

ヒヨンは彼の手に触れながら、「私、シェフが好きです」と、告白し、またもやヒヨンに驚かされるウンホ。

 

*        *        *

 

正式にユ家本邸に招待されたジウォンは、ジヒョクと手を繋いで、ユ会長のもとへ案内される。

 

 

ヒヨンを含めた4人で、昼食のテーブル囲むことに。

 

 

「“二兎を追うも者は一兎も得ず”と言うだろう。つまり、U&Kグループを引き継ぐ以上は、2人の個人的な幸せと社会的責務の両立を図るのは容易ではない」と、会長の説教が始まる。

 

 

また始まったとばかりに箸を置くヒヨン。

 

 

それにうなずき、ちらりとジヒョクを見て、笑ってしまうジウォン。

「どうした?」と、尋ねる会長に、「その…おじい様とジヒョクさんの話し方が似ているなと感じまして…」と、答えるジウォンに、「兄さんも難しい言い方をするから」と賛同するヒヨン。

 

そんなことは無いとばかりに、料理に箸を伸ばすジヒョクと会長は、同時にキキョウの根を箸でつまみ、ヒヨンにからかわれ、笑顔になるジヒョクと会長。

 

 

場が和んだところで、ジウォンは、「私、精いっぱい努力します。貴重なチャンスをいただいたので、今後は欲張らず、社会貢献していくつもりです」と、会長に語り、

 

 

「うまくいくか?」と、問う会長に、ジウォンは少し考え、「ダメなら……もっと頑張ります!」と、宣言する。

 

 

その姿に、微笑む会長と、笑みをこぼすジヒョク。

 

 

ヒヨンはジウォンに拍手を送り、「もう、食事に集中していい?」と、祖父に切り出し、和やかに会食が進んでゆく。

 

 

 

一方、逃亡中のスミンは、シンナーを10リットル購入し、計画を進めていた。

 

*        *        *

 

ヤン課長が無事に退院し、ジウォンの部屋にジヒョクとヒヨンとウンホ、そして、イ室長とヤン課長が招待され、デリバリーされた料理を囲みながら、乾杯する。

 

「ペク・ウンホシェフの成功を祈って」と、ジウォン。

「離婚成立を祈って」と、ヤン課長。

「恋愛成就をできるかな~」と、ヒヨン。

 

 

ヒヨンが兄はこんな食事は初めてだと言うと、ジウォンが、「“ジョングジ”入りの豚肉クッパも食べるわ」と返し、ジョングジを知らないヒヨンをからかう、ジヒョクとジウォン。

 

 

どうやら、ヤン課長は最近まで、ジウォンとジヒョクが恋人同士で、ジヒョクとヒヨンがオーナー一家の兄妹だと知らなかった模様。

 

 

ヒヨンとジヒョクがちっとも似てないと、ウンホが言い、以前、ヒヨンにジヒョクが似てると言ったことを覚えてないウンホ。

 

人生が良い方向に進み始めたヤン課長は饒舌になり、ヒヨンは室長に関する暴露話を漏らそうとし、それを止める室長は意外な一面を見せる。

 

 

初めて見る室長の満面の笑顔に盛り上がり、皆で笑い合い、再び乾杯する。

 

*        *        *

 

 

雨が降りだす中、パーティーはお開きになり、ジウォンは傘が2本しかないことに困るが、イ室長は「車なので不要です。通り道だけど…」と言いながら、ヤン課長を見る。

 

 

室長の不器用な厚意を感じたヤン課長は、「通り道なら送ってください」と言い、二人の仲が進展してることに、驚くジウォンたち。

 

 

走ってバス停に向かうと言うヒヨンに、ウンホが車で送ると言い出し、それに甘えることにするヒヨン。

 

 

ジウォンとジヒョクに見送られ、4人はエレベーターに乗り込む。

 

 

皆を見送った後、ジヒョクは、なぜヒヨンとウンホが一緒に帰るのか理解できない。

 

 

二人の仲にまったく気付いていないジヒョクに、ジウォンは、「もう、鈍いんだから」と、彼を小突き、部屋へ戻っていく。

 

 

それでも、二人が一緒に帰ることが謎なジヒョクは、首をかしげながら、エレベーターに乗る。

 

 

楽し気な集まりと会話の影で、その様子をずっと伺っている人影があった。

 

 

自室に戻り、後片付けをするジウォン。

外は激しい雷雨となり、落雷の音と雨音が響く中、ジウォンの部屋のインターフォンが鳴る。

 

 

モニターを覗いても人影は無く—

 

 

恐る恐る玄関のドアを開け、誰もいないことを確認したジウォンがドアを閉めようとした瞬間、突然外から引っ張られ、全身黒づくめのスミンが現れる。

 

 

おもむろにジウォンはスタンガンをあてられ、声を出す暇もなく、気絶させられてしまう。

 

 

 

その頃、ジヒョクは飲んでいたワインのボトルを愛猫に倒され、絨毯に赤いしみが広がり、何か不吉なものを感じ取る。

 

*        *        *

 

ジウォンが気絶している間に、部屋中にシンナーをまき散らすスミン。

 

やがて、気づいたジウォンは、結束バンドで腕を縛れており、念入りにカーテンにシンナーをまくスミンの姿を見て、「何をする気?」と問う。

 

 

床に横たわるジウォンを見下ろし、スミンは、「目覚めたの?気絶してればいいのに」と、シンナーをまく手を止めない。

 

 

腕を縛られ、身動きが取れないジウォンに、シンナーをまき終えたスミンは、

「炎はカーテンから広がるの。頑丈な建物は熱絶縁が……何をするにも知識が必要ね」と、薄ら笑いを浮かべながら、ジウォンに近づき、ライターを出し、ジウォンの前に膝を立てて向かい合う。

 

 

「ジウォン…ごめん…今更どうしようもない。自分のことばかり考えないで」と、前回の人生と同じ言葉をジウォンに向けるスミン。

 

 

そんなスミンをジウォンは鼻で笑い、

「あんたって、まったく予想を裏切らない人ね」と、言い返す。

予想外のジウォンの態度に、少しうろたえるスミンに、ジウォンは続ける。

 

 

「もっと賢いかもって、心配したけど、過大評価だった…あんたはこの程度の人間よ。今のどん底の状態が、あんたには似合ってる」

笑みを浮かべ、スミンを蔑み、評するジウォンの態度に、無意識にひるんだスミンは後ずさりしながら—

 

 

「強がらないで。最低な女はあんたよ。ミンファンがゴミだと知りながら、私に押し付けた。そうでしょ?私を蹴落として、自分だけ幸せになったわ」と、言い返す。

 

 

スミンの言葉に終始呆れ顔のジウォンは彼女に問う。

「だからミンファンを殺したの?」

 

 

「いけない?あいつに殺されかけたのよ!証拠は無いけどね…事故だったと出頭する。“怖くて逃げた”と。深く反省してるふりをすれば、いつものように周りは私に同情するはずよ」と、不敵な笑みを浮かべるスミン。

 

ジウォンはそれに同意し、「あんたは被害者ヅラが上手だもの」と、嫌みを言う。

 

 

床に膝をつくジウォンを見下ろしながら、スミンは歪んだ笑顔で、「私の…勝ちよ」と、言い放つ。

 

 

だが、ジウォンは少しの沈黙の後、「いいえ、勝ったのは私よ」と言い—

 

 

立ち上がり、腕の結束バンドを膝で断ち切り、スミンからライターを取り上げ、

彼女を床に投げ飛ばし、その腕をひねり上げ、一瞬で、身動きが取れないようにする。

 

 

「あんたのお陰で色々習得できた」と、言うジウォンの行動から、

形勢逆転されたスミンは、ジウォンが自分が来ることを予想していたと気づく。

 

圧倒的に不利になったスミンに、ジウォンは今までの彼女への思いをぶつける。

 

 

これまでずっと振り回されて、何もかも奪われて、自分に申し訳なかった。

だから今度は逃げずに戦うと決めた。あんたも人の影に隠れるのは、もうやめて、自分が犯した罪を背負いなさい」

だが、やはりジウォンの言葉が届くことは無く、開き直るスミン。

 

 

「背負う?過失致死はすぐ出られる…待ってて」

 

刑を終えたら、再びジウォンの人生に関わろうとするスミンに、ジウォンは、

「もう、過失致死じゃ済まない。あんたが…たった今その口で証言したから」と、告げ、部屋の隅を見上げると、そこには監視カメラが設置してあった。

 

*        *        *

 

時はジウォンがユ家本邸に招待された昼間に遡る。

 

 

シンナーを購入したスミンは、店の店主から警察に通報されており、警察を通じて情報を手に入れたイ室長が、ジヒョクに報告に現れる。

 

 

その時、リビングでヒヨンはジウォンとの馴れ初めなどを、嬉々として祖父に話し、それを嬉しそうに聞く会長と、照れるジウォン。

 

イ室長にジヒョクが呼ばれたことに気付いたジウォン。

 

 

どうやら、スミンがシンナーを購入し、警察がその一帯とジウォンたちの家の周りの検問と捜索を強化し、警備員を増員すると、室長がジヒョクに報告し、それにうなずくジヒョク。

 

 

二人の話を聞いたジウォンは、「それはやめて下さい。私に会いに来るなら拒みません」と、あえて、スミンを迎え打つ作戦に出ようするジウォン。

 

 

 

ジヒョクの部屋に戻った二人は、スミンへの対処で意見が割れる。

 

 

「僕は反対です。きみの望むようにさせたいが、危険を知りながら、放っておくなんて出来ない」

危険物を購入したスミンとジウォンを二人きりにすることが、あまりに危険だと、強く反対するジヒョクに—

 

 

「放っておくわけじゃありません。シンナーを買ったのは放火したいからであって、スミンが来ることを止めても、意味がないの」と、ジウォンは説得するが、それでも反対の彼に、「いつまでも逃げられないでしょ…2度目の人生では逃げないと決めたの」と、決意を見せるジウォン。

 

 

引かないジウォンに、自分がおびき寄せると、ジヒョクは提案するが、スミンは彼の前の姿を現すわけがなく、彼女の目的はあくまで自分の破滅なので、

「私が戦います」と、ジヒョクに強い意志を示すジウォン。

 

 

それに根負けしたジヒョクは、ジウォンを抱き寄せ、「本当にきみには参るよ…」と、呟く。

 

 

その後、監視カメラをジウォンの部屋に設置し、PCでモニターするジヒョク。

 

 

ジヒョクを心配させまいと、努めて明るく振舞うジウォン。

 

 

PC画面に映る彼女が手でハートをつくり、画面越しに微笑み、応えるジヒョク。

 

最後の準備として、ジヒョクの要求に応じ、ジウォンは道場で、結束バンドを外す練習をすることに。

 

 

最初はなかなか上手くいかず、痛みに顔をしかめるジウォン。

 

 

その様子を痛々しく感じるも、出来るまで教え込むジヒョク。

 

 

その後、相手を投げ飛ばし、腕をひねり上げる技をマスターし、スミンを待ち構えていたジウォン。

 

*        *        *

 

スミンの腕を捻りながら、「罰を受けなさい。これからが地獄よ…覚悟して」と、告げる。

 

 

すぐさまジウォンの部屋に警察官と共にジヒョクが現れ、スミンは殺人と放火未遂容疑で逮捕される。

 

 

スミンがミランダ警告を受ける間、ジヒョクはそっとジウォンの肩を抱き、連行されながらも、すべてジウォンのせいだと叫ぶスミン。

 

*        *        *

 

スミンが警察官に逮捕され連行される姿を見て、ジウォンは涙ながらに苦笑いする。

そんな彼女に「もう終わったんだ」と、声をかけ、労うように優しく頭を撫でるジヒョク。

 

 

その頬を涙が伝い、ジヒョクの言葉に何度もうなずくジウォン。

 

 

長年の悪縁に終止符を打ったジウォンは、感極まり、溢れる涙をぬぐう。

 

*        *        *

 

スミンと決着をつけ、ベットでジヒョクの腕に抱かれるジウォン。

 

 

「この先はいいことしかない。僕が保証するよ…一生きみを守る。だから心配しないで。カン・ジウォンは自分のものを取り戻し、僕は新たなチャンスを得た。だからきみを抱き締められる」と、ジヒョクが言い、微笑み合う二人。

 

 

笑顔のジウォンに、「もっと僕に優しくしてほしい」と、さりげなく要求するジヒョクに—

 

 

「どうすればいい?」と、彼の胸に体を重ね、聞くジウォンにキスをし、「こうかな…それか…こうやって」と、彼女をジヒョクはその広い胸の中に収め、ジウォンも彼の首に細い腕をまわし、熱いキスを交わす二人。

 

 

体を重ね合い、ジヒョクの胸元の青いハートマークが目に留まり、微笑むジウォンの唇を再び塞ぐジヒョクだった。

 

 

Capture16-2につづく

 

______________________________________

 

感想と見どころ(前編)

 

冒頭、いきなりユラの警察での取り調べから始まり、あれ?どうなってんの?

スミンの証拠は消したはずじゃ?

どこから警察は音声ファイルを手に入れたの?スミンがすでに警察に送っていたの?

など思っていたら、実行犯が現れて、あ、そういうことねと、納得キョロキョロ

 

せっかく、ユ会長がやりなおすチャンスをくれたのに、ユラはふんびっくりマークチーンと断って、予想通り生きていた、スミンアッパたちの出現で万事休す魂

秘書はこうなると予想して、日本へ行こうと言ってたのにね真顔

(秘書はユラを裏切ったわけではなく、U&Kを敵にまわした時点で彼女の暴走を止めようとしてたのだと思います)

そして、とうとう、ジウォンVSスミンの最終決戦!!

次回予告でネタバレしてたけど、ジウォン頑張りましたニコニコ

スミンがどう出て来るのと思ったら、短絡的に放火する方法を選び、頭悪すぎだろ?と思いましたが、最終回をテンポ良く進める為には仕方ない脚本だったのかな~と思いましたダッシュ

 

それにしても、ミニョンちゃん、結束バンドを切る練習で痛がる顔が可愛すぎラブラブ

教えるジヒョク/ナ・イヌも凛々しすぎブルーハーツ

 

とうとう、長年の悪縁から解放されたジウォン拍手お祝い

スミンからしたら、ジウォンが2度目の人生を送っていることを知らないので、もともとメンタルがヤバいスミンからすれば、ミンファンを押し付けられ(そもそも奪ったのはスミンの意思ですが…うずまき

孤独になり、殺人に手を染め、どん底の自分に比べ、ジヒョクや友人に囲まれるジウォンが、憎くて仕方がなかったのでしょうね真顔

そもそも、あなたがたちが、サイコなユラに乗せられて、ジウォンを殺そうとしたのが転落の始まりですけどね…自業自得です爆弾

ホント、人生は選択の積み重ねだと思いましたアセアセ

ヒヨンとウンホ、室長とヤン課長のカップルも成立しつつあり、微笑ましくて応援したいです照れ(ヒヨンから告白するとは思わなかった~飛び出すハート

推しキャラのヒヨンちゃんキラキラやっぱりどこでもいい味出してます爆  笑

 

ジウォンとジヒョクのイチャコラは、もう好きにしてって感じです(笑)

ジウォンは会長公認で、すでに孫の嫁扱いされてます笑

 

さて、残る問題はジヒョクの胸のブルーハートだけですかね…

もう少しでぶちょうぉとお別れ泣さみし~ショボーン

 

こんなところでしょうか…

 

次回Capture16-2につづく

 

それではまた次回~アンニョン~💗