前回に続いて、私の夫と結婚しての各話ストーリー、感想、見どころなどなど、書いていきます。

 

ネタバレありです。

 

今回は勝手ながら、3回に分けて書きます

15話ストーリー(後編)~超えた一線と入れ替わる運命~

 

ジウォンとジヒョクの計略にはまったスミンは、ミンファンとジウォンの浮気現場を押さえるべく、1355号室に勢いよく乗り込む。

リビングにはワイングラスが二つと、オードブルがあり、二人がここに居ることを確信するスミン。

 

 

その時、部屋の奥からミンファンの笑い声が聞こえ、彼女はそこへ向かう。

夫に裏切られた、かつてのジウォンと運命が重なる瞬間が刻一刻と訪れる。

 

 

ゆっくりと、寝室へ向かうスミンの耳に、女の声が聞こえ、9年後の未来にジウォンが味わった屈辱を受けるスミン。

 

 

「天才的ね。妻の死亡保険金を狙うなんて」

「保険金が入ったら、ごちそうするよ。この恩は必ず返すよ」

ミンファンと女の談笑が聞こえ、スミンが寝室のドアを開け、中に踏み込むと、そこにはベットの中でいちゃつくミンファンと、オ・ユラの姿があった。

 

 

突然のスミンの来訪に驚き、飛び起きるミンファンと、まったく動じないユラ。

スミンは理解しがたい光景に、酷く混乱し、同時に怒りが沸き上がる。

 

 

「呆れて言葉が出ない…パク・ミンファン!あなたって本当に節操のないクズ野郎ね!」

 

 

離婚すると決めているミンファンは、「もう、おまえには関係ない」と開き直り、それに同調するユラ。

 

ユラの態度に激高したスミンは、「録音データを警察に渡すわ!父を殺したんでしょ!てっきり相手はジウォンかと思ったら、その女と浮気してたの?会社もクビですって?二人で仲良く刑務所に行きな」と吐き捨て、スマホで二人の写真を撮りまくる。

 

 

怒りに身を震わし、興奮するスミンを、ユラの秘書が押さえつけ、部屋から逃げることを阻む。

 

その後、気絶させられ、手首を縛られたスミンの処遇を、ミンファンとユラが話し合い、ミンファンの計画通りに、進めることにするユラ。

 

 

またもや、殺人に加担しようとするユラに、秘書は声をかけるが、彼女の意思は変わらない。

 

*        *        *

 

その後、気絶したスミンを車に乗せ、ユラの用意した、カプン村のペンションに向かうミンファン。

 

 

ユラはすでに事後の計画を立てており、「ミンファンがスミンを殺害したら、保険金殺人という筋書きで、マスコミに流してちょうだい」と、秘書に指示する。

 

 

「分かりました。しかし…」と、不安を抱える秘書を無視し、加えて「パク・ミンファンと私の関係は、彼の作り話に仕立てて。証拠もすべて処分して」と、指示する。

 

*        *        *

 

ペンションに着いたミンファンは、気絶したスミンをロープで柱に縛り付け、身動きが取れないようにする。

 

 

やがて目を覚ましたスミンは、懸命にロープをほどこうともがき、ぼんやりした視界の中にミンファンの姿が入る。

 

 

「何をする気?」と聞く彼女の向かいに座り、「余計なことしやがって。ユラさんをゆするとは、怖いもの知らずだな」と、ミンファン。

 

 

命の危険を感じたスミンは「お金ならある。あなたに全部あげる」と、懐柔を試みるも、ミンファンは立ち上がり、彼女を見下ろす。

 

「私を殺しても、あんたも無事ではいられない」と、ユラの本質を見抜いているスミンだが、ミンファンは聞く耳を持たず、

「チョン・スミン…おまえはさすがだ。ユラさんもあの証拠にはビビってた。でも残念…彼女に証拠を消された」

 

 

動揺するスミンに、力のある人間に逆らっちゃいけない。などと言いながら、ミンファンは彼女のスマホをかざし、残高が0になった口座を見せる。

 

ミンファンの仕打ちに怒り、叫ぶスミンに、「おまえのものじゃないだろ!人の金で儲けたくせに…ああ、ジウォンのバックも売って返済に充てた。夫のためだし、いいよな?諦めろって。

 

 

…俺を道連れにしないでくれ、おまえがいると俺が危ない。俺は、おまえを片付けて再出発したい。待ってろ」と、残酷なセリフを吐き、カッターナイフをちらつかせるミンファン。

 

 

ロープをほどけと、叫び続けるスミンを置いて、ボイラー室でガス管に細工するミン

ファン。

 

 

しかし、ミンファンが戻ると、縛られていたスミンの姿が無く—

 

 

焦り、更に包丁が抜き取られてることに気付いたミンファンに、カーテンの影から、包丁を手に、スミンが襲い掛かる。

 

 

すんでのところで、彼女の攻撃をかわしたミンファンに、包丁を向けながら、車のキーをよこせと迫るスミン。

 

 

「絶対死なない!」と叫ぶスミンを、なだめる為、キーを彼女に差し出し、それを彼女が取ろうとした瞬間、ミンファンは椅子を投げつけ、逆襲する。

 

 

床に倒れるスミンの服を掴み、再び投げ飛ばすミンファン。

なんとか起き上がったスミンは、ミンファンから逃れようとするが、彼は怯える彼女に、妻を事故死に見せかけ殺す筋書きを嬉々として話す。

 

 

「これ以上俺の邪魔をしないでくれ。死ぬのはおまえだ」と、またも未来でジウォンに言ったことを、スミンにぶつけるミンファン。

 

そんなミンファンに「私の保険金を狙っているのね。思い通りになるとでも?」と、何とか体制を立て直そうとするスミン。

 

 

口が減らないスミンの髪を掴むミンファンだが、前回のジウォンと違い、体力のあるスミンは彼の股間を蹴り飛ばし、反撃する。

 

 

あまりの痛みに悶絶するミンファンを見下ろし、笑いながら、

「アソコが使えなくなったりして…違った、前からだった。ジウォンから聞いた。あんた無精子症なんでしょ?男として失格ってことよ!よく聞いて、流産したんじゃなくて、妊娠してなかったの。分かった?」と、真実をぶちまけるスミン。

 

 

一体、スミンが何を言っているのか理解できないミンファン。

 

ミンファンが動けないうちに、包丁を拾おうとするスミンを、背後からミンファンが捕まえるが、スミンが咄嗟にテーブルにあったグラスで、彼の頭部を殴り、朦朧とするミンファン。

 

 

その隙を狙い、スミンは力の限り、「消えろ!」と、ミンファンを両手で押し倒す。

 

 

ガラステーブルに倒れこみ、粉々に砕けるテーブル。

やがて頭部から大量の血が流れ、そのまま息絶えるミンファン。

 

 

その姿は、かつてのジウォンの死とまったく同じだった。

 

*        *        *

 

その後、早速、事件現場になったペンションへ、多数の警察官たちが現れ、現場検証が行われる。

 

*        *        *

 

ミンファンの死の翌日—。

会社にて、イ室長からジヒョクに、証拠となるSDカードの映像が、どういう訳か突然復旧し、ヤン課長の離婚訴訟がうまくいきそうだと報告が入る。

 

 

見れなかった映像が、突然復旧したことに、事態が動いたと思ったジヒョクは、ジウォンを見つめる。

 

 

仕事中のジウォンのもとに、ミンファンの葬儀の案内のメールが入り、驚き、ジヒョクを見ると、彼もまたジウォンを見つめ続けていた。

 

 

スミンではなくミンファンがジウォンの身代わりになったことに、戸惑い、戦慄を覚えるジウォン。

 

 

別室で、ジヒョクから事件の概要を聞くジウォン。

 

 

「捜査の報告書を見ました。ガラスのテーブルに頭をぶつけたことが死因だそうです。警察は現場の証拠から、チョン・スミンを容疑者として見てる。監視カメラが作動しておらず、捜査は難航しているそうです」

 

 

無言でジヒョクの話を聞いているジウォンに、「葬儀には…行きますか?」と、尋ねる。

 

*        *        *

 

ミンファンの葬儀場にて、彼の遺影を無表情で見つめるジウォン。

 

 

『あんたなんか死ねばいいと思った…散々苦しめられたあげく、失望は絶望へと変わったわ…そして裏切りを知った…なぜ私にそこまでするのか、ずっと考えてた。でも、もうこれで終わりね…』

 

 

ジウォンを見守るジヒョクと共に、喪主の父親に頭を下げ、帰ろうとしたとき、母のジャオクが姿を現し、「何しに来たの?!」と、ジウォンに声を荒げ、向かってこようとするが、それを手で制すジヒョク。

 

 

だが、ジウォンは、大丈夫とばかりに、その手を下げさせ、毅然とジャオクに対峙する。

 

 

ジウォンに向かってジャオクは、

「あんたが息子を裏切らなければ、あんな女と結婚せずに済んだのに…殺されることもなかったのに…なんてこと…バカな女に騙されたのね…大事な息子の命を奪うなんて…かわいそうなミンファン…」と、息子の死はジウォンにも責任があると責め、やがて、泣き叫びながら、床に転がり慟哭する。

 

 

その姿に、少しの憐憫の情も見せないジウォンとジヒョクだった。

 

*        *        *

 

ミンファン殺害の事件は、“カプン村 ペンション殺人事件”と報道され、スミンが容疑者として、公開捜査になり、顔写真と名前がメディアに出る。

そのニュースを見た社員たちは、容疑者の女がチョン・スミンで、被害者がミンファンだと、社内で広まり、居心地の悪さを覚えるジウォン。

 

 

 

ミンファンの葬儀を済ませた両親が家に帰ると、何者かが侵入し、家中が酷く荒らされていた。

 

 

イ室長から、ミンファンの家が空き巣に入られて、両親が警察に通報したと、報告を受けるジヒョク。

 

 

それは恐らくスミンの仕業で、彼女がソウルにいると知ったジヒョクは、室長とうなずき合い、ジウォンを見つめながら、まだジウォンの危機が去っていないと悟る。

 

*        *        *

 

ジウォンとジヒョクは、一つのベットで寄り添いながら、依然スミンが行方が不明で、捜査中と流れるニュースを見ていた。

 

 

途中でテレビを消そうとするジヒョクの手を止め、「大丈夫」と言うジウォンの手を握り、髪を撫でるジヒョク。

その顔を見つめ微笑むジウォン。

 

 

その頃、捜索の手から逃れ続けているスミンは、ジウォンとジヒョクの住むマンションを探し当て、その前に立っていた。

 

 

ベットの中でジウォンを抱き寄せながら、「まだ不安が残る…優しいきみには分からないな…これで終わるとは思えないんだ…相手を完全に潰すまで、諦めないだろう」と、ジヒョクは胸中を話す。

 

 

 

「あんただけ幸せになるなんて許せない…絶対に」と、ジウォンの幸せの象徴のようなマンションを見上げ、ジウォンの破滅を諦めないスミン。

 

 

ジヒョクの言葉を受け、スミンと決着をつける覚悟を決めるジウォンだった。

 

 

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感想と見どころ(後編)

 

なんと!スミンが死ぬかと思いきや、ミンファンが死亡

し驚きましたガーン

ロープの縛りが甘いんじゃ?と思ったら案の定ほどけちゃいます。

まぁ、前回でジウォン殺害の実行犯はミンファンなので、天罰が下った?のかなぁと、思った次第です真顔

それにしても、壮絶なスミンとミンファンの殺し合いシーンでしたねびっくり

(演じた俳優さんたち、お疲れ様でした)

ミンファンの自業自得とはいえ、爽快感も無く、なんとなく後味の悪い、運命の入れ替わりになったと思いましたうずまき

 

ミンファンとスミンは2月9日に結婚して、翌月の24日に殺し合い合いとは…なんとも短くて、悲惨な結婚でした魂

 

それにしても、締めはガラステーブルでしたねポーン

どこでもガラステーブル状態でしたアセアセ

ユラの部屋にトツしたスミンは、ミンファンとユラを見た時点で、ジウォンとジヒョクの罠にかかったと理解したと思いますが、飛んで火に入るSummerの虫状態になっちゃいましたねメラメラ

二人を排除しようとしてるユラには、好都合になってしまいましたねドクロ

(スミンが生き残ったことはユラにとって想定外でしたが…)

ミンファンの葬式で、ジウォンが遺影を見ながら、心の中で語るシーンでは、いやいや、パク・ミンファンって奴はジウォンだけじゃなく、自分より弱い立場の人間には、傲慢でDVをぶちかます類の人間だったんだから、ジウォンの理解の範疇を超えてるのですよ~もやもや(多分)と思いました。

 

ミンファンオンマについては…最後まで彼女らしいというか…それ以上言うことはありません真顔

ミンファンが死亡して、どうやらヤン課長は救われたようですニコニコ

SDカードの映像が急に復活したり、いい匙加減でファンタジーが散りばめれていて、やっぱ面白いドラマだと思いました拍手

 

次回、スミンがなんかやらかしそうですが…どんな復讐を思いつくのやらゲッソリ

 

さて、残すところあと1話…さみしー泣

 

 

ジウォンとジヒョクの行動で変わったこと

 

●前にも書きましたが、ユラの行動は、ジヒョクに執着したユラが帰国して、かき回してるせいなので、ジヒョクが変えたことになるでしょう。

 

①ジウォンを殺そうとしたミンファンは、ジヒョクを激怒させ、彼を解雇しヤミ金の取り立てまで送り込み、とことん追い詰める。

 

②自分の意思と、恐らくジヒョクの命もあり、イ室長は全面的にヤン課長のサポートをする。

 

③スミンの父親たちの殺害を実行したユラは、スミンに思いもよらぬ証拠を突き付けられ、スミンとミンファンを排除しようと画策する。

 

④ユラの助けを借り、警察署から出られたミンファンは、スミンがユラを脅迫した事を知る。

 

⑤ジウォンの真似をし、株に投資したスミンの蓄財が、無職になったミンファンに奪われる。

 

⑥別居するスミンにジヒョクが接触し、スミンは、ジウォンとミンファンがよりを戻したと知らされ、更にジヒョクに、ジウォンに取り戻すため協力を求め、ジウォンの立場に嫉妬し、彼女への憎悪を増す。

 

⑦ヤン課長の夫が病院に押しかけ、暴力行為に及ぼうとするが、イ室長が阻止する。

 

⑧ジヒョクは、社員に秘密裏の法人保険の存在をジウォンに知らせ、近々その存在をミンファンが知ると告げる。

 

⑨ジヒョクがジウォンの身代わりになったことで、U&Kの事故の調査が始まり、危機を感じたユラはユ会長を頼る。

 

⑩ジヒョクはユラの前で、ジウォンを会長に会わせ、ユラは一旦身を引く。

 

⑪ジウォンは正直にジヒョクに対する気持ちをユ会長に告げ、会長もジウォンを気に入った様子。

 

⑫ユラのせいで無職になったウンホは、本格的にミールキットの企画に参加し、ヒヨンのことが気になる様子。

 

⑬会社に侵入したスミンは、浮気を責めようと、ジウォンに会うが、逆にジウォンにやりこめられ、怒りを爆発させ、ジヒョクに連絡する。

 

⑭保険証券を受け取ったミンファンは、配偶者死亡時にも保険金が入る事を知り、スミン殺害を決め、ユラに協力を求める。

 

⑮ジウォンとジヒョクの計略にハマったスミンはミンファンのいるユラの部屋に乗り込み、夫の浮気相手はユラだと知るが、ユラはミンファンの計画を進める為、スミンを気絶

させ、犯行場所を提供する。

 

⑯ジウォンの思惑通りに、ミンファンはスミンを殺害しようとするが、逆にミンファンが殺されてしまう。

 

⑰ミンファンが死亡したことにより、ヤン課長の運命が変わる。

 

⑱スミンは殺人容疑で指名手配されるも、逃れ、ジウォンを破滅させるまで、暴走を止めない様子。

 

 

こんなところでしょうか…

 

それではまた次回~アンニョン~💗