前回に続いて、私の夫と結婚しての各話ストーリー、感想、見どころなどなど、書いていきます。

 

ネタバレありです。

 

10話ストーリー~暴かれる悪行と正直な気持ち~(後編)

 

くたびれた姿で家に帰ったミンファンは、早速母親に、結婚後にもらう約束の家を、すぐ用意してくれないかと頼む。しかし母ジャオクは、自分には赤い肌着しかくれないくせに、婚約者に服やバックを買った息子が気に食わず、子供でも作れば別だけど、家を買う気はない様子。

 

 

土下座して頼み込むミンファンだが、ジャオクから叩かれ、家を飛び出してしまう。

 

万策尽きたミンファンは、スミンの部屋を訪れると、スミンは部屋の隅に膝を抱えて座り込んでいた。その姿に驚くミンファン。

何をしているのか、と聞くと、「顔だけが取りえの女の家へ何しに?」と、ミンファンと目も合わせず言うスミン。

ミンファンは「どうして妊娠してることを黙ってたんだ?」と、問い「妊娠したら何か変わるの?」問い返すスミン。

困ったミンファンは、スミンに昼間の暴言を詫びながら、彼女の前に座り、「あんなこと言うつもりは無かった。でも男ってそういうもんだろ」と、言いながらスミンに触ろうとするが、跳ねのけられる。

 

自分に対する態度が優しくなったミンファンだが、ジウォンは違うと言い、自分が妊娠したと知っても話そうとしない。と、こぼす。

ジウォンの態度が気になって仕方がないスミンに、「きみは賢く見えて、変なところが抜けてる。その子は俺の子供だぞ、傷つくに決まってる」と、なだめるが、スミンは自分が妊娠を告げた時、顔色ひとつ変えなかったジウォンの態度が気になっていた。

 


そんなスミンはミンファンに、ジウォンは平気そうに見せているだけで、繊細だから、自分たちの関係に傷つき、不安になり、スミンの妊娠を知りひどく苦しんでいるはずだと言われ、「そうかな…」と呟く。

 

*        *        *

 

その頃、ジウォンはウンホの取引先のワインバーで、ヒヨンとヤン代理と三人で、婚約破棄の祝杯をあげていた。

穏やかに微笑むジウォンに、ヤン代理が、「あのまま結婚してたら、大変だった」と言い、ヒヨンは「ゴミはゴミ箱へ。でもゴミはゴミ箱が嫌いみたいです」と、妊娠を知った時のミンファンの顔色を見ていた模様。

 

 

妊娠が話題に出て、ジウォンは心の中で、「妊娠だなんて、何を考えているの…ミンファンは無精子症のはず」と言い、スミンの突飛な嘘に小さく首を振る。

事情を知っているウンホは料理でもてなし、彼の姿に微笑むジウォンの顔を、見逃さないヒヨンだった。

 

*        *        *

 

当のスミンは、「ジウォンなら味方してくれると思っていた…怒って、私のメールを無視するなら分かるけど、みんなに非難される私を見たら、当然味方すると思ったのに…いつもそうだった…ちょっとおかしいと思っても、違うと思っても、腹が立っても…ジウォンは結局、私を許して分かってくれたのに」と、ミンファンにこぼす。

スミンの話を黙って聞いていたミンファンは、「これからは、俺がそんな存在になるよ、ジウォンから卒業しろ。ジウォンを手放して、俺たちのことだけを考えよう」と言う。

“俺たち”という言葉に反応するスミンに、ミンファンは、以前ジウォンに言った言葉とほとんど同じ台詞で、スミンにプロポーズする。

 

 

ミンファンから、いい家族なる、と言われ、“家族”に過剰な反応を見せるスミン。

 

*        *        *

 

ユ家本邸にて、事故報告書と懲戒処分通知に目を通す、ユ会長。

イ室長の報告を受け、「カン・ジウォンではなく、婚約者と友人が問題なのか」と尋ねる。

イ室長は「そうです。その友人が妊娠中とのことで、顧客が納得し和解となり、関連社員も処分済みですし、ミールキットの件もカン代理の主張どおりです」と答える。

それを受け、会長は被害者のジウォンと会うことにする。

 

イ室長の運転でユ家本邸に招かれたジウォンは、広いリビングに通され、ユ会長と二人きりで話すことに。

会長が先に口を開き、「ここ最近、大変なことが多かったようだね」と尋ね、ジウォンは「起こるべきことには立ち向かう覚悟です」と答える。

 

 

「あなたの周りには厄介なひとが多いようだ」と言う会長に、ジウォンは微笑みながら、「数は多くないのですが、手ごわい人がいますね」と答える。

「私もそのひとりか?」と尋ねる会長に、「そうだと思います」と返すジウォン。

「今後どうするつもりかね?」と、再び尋ねる会長。

 

その頃、庭でクレーン射撃をしていたジヒョクは、ジウォンが祖父に呼び出されている事を知り、慌てて、リビングに駆け付け「おじい様!」と、大声を出してしまう。

困惑するジヒョクに微笑むジウォン。

 

 

会長との話を終えたジウォンは、心配しないで下さいと言い、ジヒョクは二度と無いようにしますと謝罪する。

申し訳なさそうなジヒョクに、ジウォンは謝る必要はないし、会長と会うのは不思議な気分で、気難しい方ではなかったと話す。

それに対し「難しい人です」と返すジヒョク。

そんなジヒョクに、会長との会話の内容を伝え、彼を安心させるジウォン。

 

*        *        *

 

一方スミンは、カフェにて、PCの中古品サイトに、“陽性の妊娠検査薬と超音波写真を求む”と投稿し、家族という言葉に酔い、新しい始まりに心を奪われていた。

 

*        *        *

 

ジヒョクはジウォンに「あの二人は結婚しますから、きみも再出発を」と言う。

二人の結婚が決まるまで、安心できないと言うジウォンに、ミンファンの資産を確認し、ヤミ金からの借り入れ額まで調査済みで、返済の為に結婚すると断言するジヒョク。

 

 

どうやって調べたのかと、尋ねるジウォンに、ジヒョクは、「言いましたよね。“部長はいつも正しいことをする”と、事実じゃない。祖父は知っていました。前回の私は望むものが無かった…」

ジヒョクの言葉に戸惑うジウォンに、「撃ってみますか?」と、射撃に誘う。

 

ライフルに弾を込めながら、ジヒョクは『やるべきことが多く、その度にここで引き金を引いた。“弾は放たれた。もう元には戻せない。やるしかない”と思えば嫌なことでもできた。でも今は望むものを諦められない』と、心の中で語り、そっとジウォンの背中に手を添え、支え、銃身に二人の手が重なる。

 

 

構え、狙いを定めながら、ジヒョクは「私はできることが多い人間です。だから、今はジウォンさんの支援をしているんです。私によりかかって」と、言い、それにうなずくジウォン。
二人の体が密着し、ジヒョクの合図で的が上がり、二人で放った弾は見事にそれを撃ち抜く。

 

*        *        *

 

それから時が過ぎ、クリスマスの日。

ジウォンの部屋でテレビ観賞を楽しむヒヨン。

ジウォンはランチを作り、ヒヨンに振舞い、食卓で盛り上がる二人。

 

 

ジウォンの料理に感激し、やっぱり完璧な人だとジウォンを褒め、「私と結婚してください」と、冗談を飛ばすヒヨンに、結婚する気は無いと答えるジウォン。

そんな事言わず、ジウォンも早く幸せになるべきで、どんな男性が好みか聞かれ、ジヒョクを思い浮かべてしまうジウォン。

 

 

ジウォンのスマホの着信音が聞こえ、相手がウンホだと知ったヒヨンは勝手に出てしまい、仕方なく、電話に出るジウォン。

 

しばらくして、ジウォンのマンションまでウンホが車で迎えに来る。

運転がかなり慎重だと、ヒヨンに言われ、運転はあの時以来だと答えるウンホ。

「あの時?」と聞くジウォンに、ヒヨンが「以前兄が、お店で酔いつぶれた時、家まで送ってくれたんです」と答え、ジヒョクがウンホの店で酔いつぶれ、しかも店の常連であることに驚くジウォン。

ウンホの車に乗ったジウォンは、ヒヨンも一緒に行くものだと思っていたが、クリスマスに約束が無い訳がないと、言われてしまう。

 

ジウォンたちを見送ったヒヨンは、兄、ジヒョクの部屋に上がり込み、クリスマスに約束が無いことを嘆いていた。

 

 

ソファに転がりながら、「ホント、お似合いのカップルね」と言い、ジヒョクに目をやると、バケツサイズの容器に入ったアイスをやけ食いしていた。

そんな兄を人間らしいと評し、私にもちょうだい。とアイスをねだるが、むっつり顔でアイスを食べ続けるジヒョク。

 

 

明らかに機嫌が悪い兄に「いい男ならくっつけろって言うから、頑張ってきたのに、冷たくするなんて」と、文句を言うヒヨンに、「いい男か?」と聞くジヒョク。

「うん、面白味はないかも知れないけど、気楽なタイプ。ハンサムで安心できる。カン代理は強がっているけど、弱い面もある。それにね彼の目がハートでいっぱいだった!」と、楽しそうに話すヒヨンの言葉を聞いたジヒョクは、スプーンをテーブルに投げ、おもむろに立ち上がる。

「言葉と行動が違うよ。代理とは何でもないんでしょう?いい人がいれば、くっつけろと言ったのは自分なのに!」と、指摘する妹に、食べていたアイスの容器を真っ二つにし、その半分を無言でヒヨンに渡し、スプーンを突き立てる。

 

 

そんな兄に顔をしかめるも、素直にアイスを食べるヒヨンは、「カン代理には早くいい人を見つけて欲しい。家族と過ごすクリスマスに憧れてるみたいだし、輝くクリスマスツリーの下にプレゼントとケーキ、オルゴールにサンタの帽子と靴下とかね」

それを聞いたジヒョクは顔を上げ、何かを思い立つ。

 

*        *        *

 

その頃、スケートリンクでデートをしている、ジウォンとウンホ。

 

 

二人で楽しいひと時を過ごすが、まったくの他人をジヒョクと見間違えたり、ジウォンの頭にはジヒョクの姿が浮かび、彼との幸せな未来まで考えてしまう。

 

ジウォンをマンションまで送り届けたウンホは、次の約束をとりつけようとするが、ジウォンはそれを遮り、「あなたは…本当にいい友達よ…あなたと再会できてすごく嬉しかった、誤解の無い、本当の姿を見ることができた。ありがとう。私もあなたのいい友達なるから」と、ウンホの気持ちに応えられないと伝える。

ジウォンの気持ちを受け入れたウンホは「ありがとう…おれの初恋の人」と言い、二人は握手を交わす。

 

 

寂し気に帰路につくウンホは、「きみの左手で書いた1行は俺じゃないんだね…」と呟く。

 

*        *        *

 

ジウォンがマンションの門を開け、中に入ろうとすると、突然大きなくしゃみが聞こえ、柱の影からジヒョクが現れる。

 

 

ここで何を?尋ねるジウォンに、外の風に当たっていて戻るところだと、答える。

寒さに震え、鼻をすするジヒョクの様子を見て、「長い時間外に?」と聞かれ、たじろぐジヒョク。

ジウォンに何か言いかけたが、中に入ろうとするジヒョクに「部長、お話があります。私の部屋かもしくは、部長の部屋に伺ってもいいですか?」と、ジウォンが引き止める。

 

ジヒョクの部屋にジウォンが入ると、リビングに全体にクリスマスの豪華なデコレーションが広がる光景に、少しの驚きとともに微笑むジウォン。

 

 

もしジウォンから声をかけられなくても、見せるつもりだったジヒョク。

ここまでしてくれたジヒョクに、ジウォンはウンホとデートしたこと言い、ウンホは前から自分を好きでいたことを、分かっていても、彼の好意を受け取らなかったと伝える。

 

 

そんなジウォンに、あそこにずっと立っていて、聞いていたと素直に打ち明けるジヒョク。

「なぜ付き合わないんですか?彼は善い人なのに…」との問いに、「彼は善い人です。だから好きだった。だけど…今の気持ちは違うんです…部長には正直に本音で話せる相手になって、と言いましたよね…でも、今まで私は、自分の心に正直になったことがないんです。でも今は正直になります…」

 

 

ジウォンの真っすぐな視線を受け止め、彼女の次の言葉を待つジヒョク。

「ウンホといる時、他の人を思ってました。知ってると思ってたのに、知らなかった人…今でも知らないことが多い人…それでも…私だけが知っている人。そして、私を一番知っている人…」と、打ち明け、ジウォンはそっとジヒョクの首に腕をまわし、彼を引き寄せ、そっと唇を重ねる。

 

 

その後ジウォンは、彼から離れようとするが、彼女を引き留め、ジヒョクは溢れ出る想いに身を委ね、ジウォンの唇を奪い、熱い口づけを交わす二人だった。

 

 

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10話感想(後編)

 

まずは:祝・初キスおめでとう~!!
10話の最後にやっとですよ~チュー

ジウォンもやっぱずっとジヒョクのこと気になっていて、好きになっちゃたんですね~ピンクハート(ここまで長かったよん)

 

ミンファンはスミンにプロポーズ
これも、ある意味おめでとう~。ミンファンとそのオンマの正体を知らないスミンに幸せは訪れるか?いや無理だろね。多額の借金持ちのクズ男と嘘つき女。

はてさて、どうなることやら真顔
ホントジウォンから離れてくれ~と願いました。

 

ジヒョクのおじいちゃん、被害者との理由で、一社員を会社のオーナーが自宅に招くという、あり得ない方法を取ってまで、ジウォンに会いたかったのね~。

じいちゃんの荒業に、そりゃジヒョクも驚きますわ~キョロキョロ

 

スーツでクレーン射撃をするジヒョク…あなたも勤務中アニミカ?

ウンホがジウォンをデートに誘った件にまさか、ジヒョクとヒヨンが関わっていたとは…驚き
ジヒョクったら、自分で招いておいて、機嫌悪くしてるし…あまりの分かりやすさにほのぼのさせられましたニコニコ
それと、クリスマスのあの飾りつけ、ちょいやりすぎだろ~と、思いました。
(ジヒョクが一人でやったのかな?)
 

ドラマのシーンでキャンドルが異常に多いと、火事になりそう~あぶねーと、いつも思う私です(笑)

 

それから、ミンファンが無精子症だと分かりましたが、なんか、一人の人間に悪いとこ詰め込みすぎじゃね?と思いましたえー

 

10話見どころとポイント(後編)

 

スミンはどうやら、家族とい言葉に弱いよう…。

彼女の家庭環境に問題があるのでしょう。
あんなん親子でも、新しい家族と再出発できることに希望を見出しています。
そして、やっぱ妊娠は嘘でしたぁポーン
スミンが使うPCにマウスケーブルがついていて、2013年当時の感じが出てます。

 

ヒヨンはよく人のこと見てますね~。兄ジヒョクのことはもちろん、会社でのミンファンの様子まで。

ヤン代理改めヤン課長は、無職の夫にあれやこれや押し付けられ、疲弊しているようです。
キム課長改めキム代理は一体何しに会社に来てるのかしら(笑)

嫉妬の炎を燃やすジヒョクのアイス真っ二つ事件!
あのデカいバケツアイスを半分にして、妹に渡し、スプーンをシャキーンと立てるシーンは可愛いやら、可笑しいやらラブ
それを素直に食べるヒヨンちゃんに癒されます。

 

ジヒョクは12月のクソ寒いソウルで、どのくらいジウォンを待っていたのでしょうね愛

やっぱり、今回の見どころと言えば…

ジウォンの話が始まって…

えっ、何言われんのかな?もしかして僕、告られちゃう?どうしよう…告られた嬉しいけど、どうしよう…

あっ!チューされたあああ!やべぇ~ハート

あれ、チューしておいて、どっか行くん?そんなん許さへんでぇぇメラメラ

ちゅかまえたぁ~てへぺろ

うおおお~びっくりマークもうこうなったら、とまらへんでぇぇぇチュー

アップ

の場面でしょうかニコニコ

勝手にアテレコしてすみません。

 

ジウォンとジヒョク行動で変わったこと

 

①ジウォンの作戦が成功し、ミンファンは社員たちの前で浮気がバレ、ジウォンに婚約破棄され、面子を潰され、SNSで噂が拡散。

 

②ジウォンの告発により、待機中だったキム課長がカムバック。

そのせいで、ミンファンの浮気相手がスミンだと、噂が拡散

 

③(多分)ジヒョクが決めた勤務表に従い、ミンファンとスミンが外勤した際の、不祥事がバレる。

 

④その不祥事のせいで、ミンファンは降格。スミンは解雇。

(浮気の噂が、社内を騒がせたせいもあるのかも)

 

⑤以前ウンホに見せてもらった手紙のお陰で、スミンの成りすましを見破り、スミンを窮地に追い込む。そして、妊娠発言。

 

⑥ジウォンとの仲が終わり、借金で頭がいっぱいのミンファンを、ジヒョクが後輩に頼み、脅す。

 

⑦追い込まれたミンファンは母親を頼るが、赤い肌着しか買ってくれない息子に、すぐ家を買う気は無さそう(ジウォンにはたくさん買ってやったのが気に食わない)

 

⑧後が無くなったミンファンはスミンにプロポーズ。

 

⑨ジウォンの告発で、キム課長は代理に降格。ヤン代理が課長に昇進。

(キム課長の勤務態度にも問題あるけどうずまき

 

⑩ジヒョクが祖父にジウォンを会わせる気が無いと知り、ユ会長は理由をつけて、ジウォンを呼び出す。

 

⑪ジヒョクに言われ、ヒヨンはウンホとのデートをお膳立てするが、そのおかげで、ジウォンは自分の本当の気持ちに向き合う。

 

 

 

今回はこんなところでしょうか…

長文になってしまい、失礼しました。ここまで読んで下さった方々に感謝します。



それではまた次回~アンニョン~💗