前回に続いて、私の夫と結婚しての各話ストーリー、感想、見どころなどなど、私見ではありますが、書いていきます。

ネタバレありです。

1話ストーリー~父の大いなる愛が奇跡を起こす~

2023年春…末期の胃がんで闘病中のカン・ジウォン(パク・ミニョン)
既に余命宣告を受けた妻、ジウォンに全く無関心な夫、パク・ミンファン。ひたすらジウォンを虐め、暴言を吐く義母。
そんな状況の彼女が頼れるのはこの世でたった一人の親友チョン・スミンだけだった。

 


 

春のある日、入院費が滞っていることから、夫、ミンファンに連絡するも応答が無く、弱った体を引きずるように歩き出し、ジウォンは病院を抜け出し、自宅に帰ることに。

 

 

どこからか現れたタクシーに乗り込んだジウォン。

タクシーの運転手は具合が悪そうな彼女に、「春になったから、病気もすぐに治りますよ」と励ます。

人当たりの良いその運転手に、ジウォンは、自分はもうすぐ死ぬ。医者にも言われたし、生きる意味もない、父も早くに亡くして兄弟もいない…夫はいるけど、その夫のせいで借金をかかえ、入院費も払えない…いっそいないほうが良かった。と、かすれた声で本音を漏らす。

そんなジウォンに「道はゴールまで行かないと分からない」と言いハンドルを切る運転手。

「いい道を知っているんです。私を信じて」と、トンネルを抜けると、桜が咲き乱れる道を進むタクシー。

「この道もいいでしょう?知ってる道がすべてじゃない。他の道に進んでみるのも悪くないよ」と、運転手はにこやかにジウォンに声をかける。

 

 

「あなたの知っている道が全てじゃない」と言葉を重ねる運転手。

タクシーを降りたジウォンに「すぐに元気になって、仕事もバリバリして、あなたを好きで仕方ない男に出逢える」と、今のジウォンに明るい未来があるかの様に話す。

不思議な運転手は「お父さんからの小遣いだと思って」と言い、彼女に1万ウォン札を渡そうとする。

遠慮するジウォンに一陣の風が吹き、花びらが舞い、その景色に気をとられるジウォンに、お札を渡す運転手。

その不思議な運転手は、去り際に窓からジウォンに手を振るのだった。
 

*        *        *

心身共に弱り果てたジウォンが自宅に着くと、待ち構えていたものは、夫ミンファンと親友スミンの不倫現場と、彼女に対する心無い言葉の数々だった。

ミンファンは痩せてきた妻、ジウォンに保険をかけ、診断保証金でスミンにバックを買い、保険金を受け取る為、一日も早いジウォンの死を願う二人。

 

 

逆上したジウォンは二人を責めるが、逆に夫ミンファンに殺害されてしまうのだが…ふと目を開けると、目の前には夫ミンファンの姿が!

 


 

何が自分に起こっているのか理解できないジウォンは自分を殺害した夫ミンファンに掴みかかって大騒ぎに。
ここはかつて勤めていた会社で、鏡を見ると若返った自分の姿に取り乱すジウォンを、上司のユ・ジヒョク部長(ナ・イヌ)がなだめようとするが、夫と不倫していた親友スミンの姿を見て驚愕。
動揺し会社から飛び出してしまう。
そんなジウォンが改めて外を見まわすと、そこには10年前の過去2013年の風景が広がっていた。
ジウォンの只ならぬ様子に後を追いかけるジヒョク。

 

*        *        *
 

ユ・ジヒョク部長に自宅まで送ってもらったジウォン。
ジウォンを気遣うジヒョクから現金と差し入れをもらう。
困惑しながらも、ジヒョクの正体が財閥U&Kグループの後継者であることを知っていることなどから、自分は2013年の過去に戻って来てしまったと思わざる得なかった。
ふと、ジヒョクからもらった現金を思い出すと、その中に青いハートが書かれた1万ウォン札が…
ジウォンは、かつてタクシー運転手だった、今は亡き父がよくお札に青いペンでハートを書いていたことを思い出し、あの不思議なタクシー運転手は父であり、父が自分を過去に戻してくれたのだと理解し、涙する。

*        *        *

夜、未来の夫、2013年現在の彼氏ミンファンが自宅にやってくる。
彼と別れようとするも、逆上した彼に激しく責め立てられ、警察を呼ぶも、痴話げんかとして取り合ってくれない。
パトカーで自宅に戻ったジウォンは今の自分の生活状況を把握。
現状から逃げようにも、ミンファンの為の借金で預金残高はわずかだったが、未来の出来事を知っていること生かし優良株に投資。

 

*        *        *
 

翌日、CT検査を受け、胃炎以外の疾患がないことを確認。
退社して投資で生活していこうと考え始めるジウォンは、本屋でユ・ジヒョク部長とバッタリ会い、高級クッパ屋さんへ。

 


 

その席で自分にあったはずの火傷の傷がジヒョクの腕にあることを発見。
別れ際に「あなたは仕事ができる人、退社するのはもったいない」などとジヒョクに言われ、上司が認めてくれていたことに喜ぶジウォン。
帰路につくジウォンの後ろ姿を見つめるジヒョク。

 

 

週明け出勤すると、ジウォンにまとわりつく、ミンファンと親友スミン。
新たな企画書を出すも、高圧的にダメ出しする無能な課長。
とあることから、起こることは避けられないと気づいたジウォン。
火傷が自分からジヒョクに移ったこともあり、ならば、これから自分に起こる出来事を最悪の親友スミンに負わせれば良いのでは?考えるジウォン。
会議室で並んで座っている、ミンファンとスミンを見つめながら、

「私の夫と結婚して」と心の中で決意するジウォンだった。

 

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1話の感想

いや~最初から衝撃的な始まりでした。
パク・ミニョンちゃん、最初誰だかよく分からないほど減量して挑んた役なんですね~びっくり
前半は主人公カン・ジウォンのあまりに救いのない人生にフォーカスされていました。
暴言を吐き続け、癌になっても牛馬のごとく働かせようとするごみクズ夫と義母!
(まるで朝鮮時代の極悪両班の奥様と坊ちゃまと奴婢のような感じでしょうか)
会社でもパワハラを受け、鼻血を出しても誰もジウォンを気遣わない…ガーン

挙句の果てに、痩せていく妻に保険をかけて、妻が小規模の病院に入院している間、妻の親友と浮気。
そして殺害される。と…えーん
そりゃあ、お父さんも愛する娘を過去に戻したくなりますよね。
その辺、他のドラマのタイムリープものよりあっさりと受け入れられました。

2013年に戻ってからも、彼氏のミンファンは最悪!よくもまぁ、あんな台詞吐けるものだなぁと…ムキー
(ドラマだからね、仕方が無いんだけどね、すごい脚本ですね。でも胸が痛くなりました)
 

親友スミンのブリブリっぷりも気持ち悪いゲッソリびっくりマーク
(会社で友達の膝に頭を乗っけるなんて、好きな人にやられても引きますわ…)
 

二人の本性と自分の結末を知っているジウォンはここからいかにして二人に復讐し、自らの悲惨な人生をリセットしていくのかが楽しみになりました。

韓国語のスラング?多めで日本語に訳しきれない台詞が多いかなと思ったのが残念でした。

 

見どころとポイント

前半で出てくる桜並木が本当に綺麗ニコニコ
 

私見ですが、このドラマでは桜の花は新たな人生の始まりと再生を表し、そして、娘にはこんな美しい道を歩んで欲しいという、お父さんの愛情なのかなと。
桜はこのドラマの一つのメタファーになっています。
 

第1話は(特に前半)このドラマの起点となっているので、最視聴するときキツイのですが頑張って観ました。

初めて観たような、パク・ミニョンちゃんのほぼスッピンでダサめのファッションが新鮮。(ソンス以来かな…?)
同じくダサめのファッションで登場したユ・ジヒョク部長(ナ・イヌ)ですが、ぶっといフレームの眼鏡を外すとイケメンでした照れ
しかも笑顔が可愛い。
(まぁ、眼鏡しててもイケメンですけどね)

カン・ジウォンが戻った過去は彼女が殺害された日から10年まえの2013年4月12日。会社で目覚めたことで、早くも過去に小さな変化が生まれます。
 

 

 

②ジウォンが負うはずだった火傷をジヒョクが受ける。
 

③恋人時代だった頃のミンファンの性格を客観的に把握することができるので、対策が打てる。

 

④過去には無かったジヒョクとプライベートひと時を過ごし、仕事ぶりを褒められたり、怖いイメージのジヒョクの意外な一面を知る

 

⑤ジヒョクに褒められたことで仕事に対して前向きな気持ちになれた。


などなど。

 

 

次回、第2話について書いていくつもりです。
 

 

それでは、アンニョン~💗