野坂寺
📍埼玉県秩父市野坂町2-12-25
秩父札所第12番 野坂寺、参拝しました。
秩父札所巡り3日目です。
本日は札所11番〜17番まで参拝する予定です。
(車で巡礼しています)
午前09:11/ 晴16℃
由緒書き
楼門形式の山門
うぐいすの鳴き声が聞こえます。
万字を前面に出した提灯があります。
古刹感のある山門
十王尊が山門の左右に分かれて祀られているとのことなので見てみます。
山門左側には閻魔大王を含んだ五王尊がいます。
山門右側には五道転輪王を含んだ五王尊がいます。
閻魔大王ぐらいしか知りませんでしたが、これを機に十王について調べてみると・
人が亡くなってから行われる法要のたびに亡者は、各王から処遇を言い渡される。
その各王が十人いるという事のようでした。
その処遇を言い渡すタイミングが初七日や四十九日という聞き覚えのある法事の行われる日だったのですね。
勉強になりました。
怪力柳生の牛
山門内に足を踏み入れた際、この牛を見て、一瞬仰け反りました。
あまりにも本物っぽく、動きそうなのです。
山門内のあずかり観音
ここにも大量に貼られた千社札が確認できます。
古刹=千社札の理論が成り立ちそうです。
本堂
聖観世音菩薩が安置されています。
正面左右の向拝柱を結ぶ向拝虹梁の龍の彫刻が見事です。
3匹の龍を確認できます。
龍の彫刻を下から見てみます。
鱗が本物っぽいです。
それにしても凄いのは、龍を柱ごと一刀彫りしているかのように見えるところです。
が・・おそらく鑿で開けたほぞ穴に龍の彫刻を組み込んだほぞ組加工と思われます。
(あくまでも私見です。違っていたらすみません)
本堂の軒下にもふれあい観音がいました。
十三佛堂の内部
骨と皮の釈迦像
難行苦行を繰り返した釈迦が、あばら骨が浮き上がるほどの極端な栄養失調状態になり、村娘スジャータの乳粥の施しを受けた時に難行苦行の無益さを悟ったときの姿と思われます。
<自由律俳句>
ギーガー作と見紛う釈迦像と対面した
季節がら藤棚が綺麗でした。
納経所の入口付近はアブが飛んでおり、一瞬怯んだ後、屈んで進みました。
御朱印
御朱印いただきました。
500円也!
(秩父三十四ヶ所札所巡り専用の御朱印帳に書いていただいています)
駐車場
駐車場
秩父三十四ヶ所札所のどのお寺も「令和8年午歳総開帳」の掲示板があり、来年・令和8年は12年に一度のご開帳の年らしいです。
(2026年3月18日〜11月30日)
秩父札所巡りを始めるなら2026年がいいかも・