国神神社

📍埼玉県秩父郡皆野町国神709

 

国神神社(くにかみじんじゃ)、参拝しました。

小さい神社のため御朱印はありません。

 

御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)

 

金沢萩神社・参拝の後に来ています。

 

鳥居になります。

先程、参拝して来た金沢萩神社と同じタイプの鳥居です。

笠木と島木の両端が反っている反り増しと呼ばれる造りです。

 

私は鳥居を如何に"美しく"撮るか毎回、意識しています。

 

実は鳥居の右側には、いきなり国神観光トイレがあります。

 

情報としてトイレがある事を伝えるのはありですが、鳥居の写真にトイレを映り込ませたくない〜。

という事で左側に民家が入ってしまっていますが、そう言った事情があります。

 

鳥居・扁額のアップ!

國神神社となっています。

 

拝殿になります。

後方に本殿がありますが、後ろに回り込めませんでした。

 

由緒書きによると、元は琴平神社で、その後改築し明治34127日竣工、現在の社殿になったとの事です。

なるほど拝殿の扁額は琴平神社となっています。

 

更に由緒書きによると彫刻は熊谷市玉井の彫刻師、小林栄次郎によって御社殿造営時に作製されたと記載があります。

 

そして1番〜13番まで社殿に彫られた彫刻の説明が記載されていたので、この番号と説明文を1番づつ読んでは社殿へ行って確認する作業を繰り返しました。

 

途中から疲れてきたので確認作業は中断し、単に彫刻を鑑賞することに専念しました。

 

見事な彫刻です。

 

中でも注目すべきは1番目の天の岩戸です。

位置は拝殿正面で分かりやすい場所です。

鈴紐が邪魔で正面から綺麗に写真を撮る事は出来ませんでしたが貴重な作品だと思います。

 

更に寄って撮ります。

天手力男命 (あめのたぢからおのみこと)が岩戸を開け、天照大神が現れて世の中が明るくなったという神話の部分です。

天手力男命が岩戸を抱えているのが分かります。


 感動の海老紅梁

 

更に感動したのが由緒書きの番号には記載がなかった海老紅梁(えびこうりょう)です!

 

※海老紅梁とは軒下の(はり) 部分の事です。

 

龍を彫ったものですが、彫りが深く、貫通していて向こう側が見えます。

 

このゴチャゴチャ感!

素晴らしいです。

これを見ながらご飯1杯いけますネ。看板持ち


 在庫少なし小冊子

 

気を取り直して賽銭箱にタッパが置いてあった気がしたので帰りに見てみると・。

「ご自由にお持ちください」と書いてあり、中には国神神社の小冊子があったので、いただきました。

残2冊でした。

定期的に補充している事を祈ります。

 

中身を見ると先程境内で見た由緒書きと同じ内容が各彫刻毎に写真入りで載っているではありませんか・。

 

これを見ながら社殿の彫刻を見て回れば楽だったと思いました。看板持ち

 

賽銭箱の上にあった小冊子です。

パンフレットというよりは17頁もあるので小冊子と言わせていただきます。

 

彫刻配置図等、境内の由緒書きと同じ内容が記載されています。それ以外の事(海老紅梁とか)も記載あり。

 

天の岩戸部分の記載を記念に載せます。