高山不動尊
📍埼玉県飯能市高山346
高山不動尊、参拝しました。
毎年、冬至の日に御開帳され、その日に御朱印も拝受できるとの事で、本日は妻と一緒の参拝です。
神社中心に参拝している私ですが、お寺も時々は参拝します。
お寺を参拝しにくい理由として、お墓参りに来られる方がいる中で、御朱印をいただきに参拝に来るのには少し抵抗があります。
また、うんちくを解き明かさないとならないのが寺を参拝する時の苦手なところです。
神社は仏像が無いので、その過程を避けられるので心が静寂でいられます。
急勾配の石階段
本堂前の石階段を横からみた風景です。
階段に沿って立てられている赤い幟を目で追って見るとかなりの急勾配だと分かります。
急勾配で石階段1段ごとに高さが微妙に異なり歪な形状なので登りづらい。
階段と思って手放しで登るのは危険です。
しかし中央に手すりがあるので安心・・と思いきや、手すりが鎖なのです。
この鎖を掴みながら登らないと危険です。
御開帳の時間は11:30から13:00と聞いて来ましたが高山不動尊の駐車場に着いたのが12:30頃。あまり時間がない・・。
ここを妻に登らせるには危険なので一旦、待機してもらい、私一人で鎖を山登りのクライミングロープに見立ててグイグイ登って行きます。
高山不動尊・不動堂
不動堂に着きました。
古刹ですね。素敵です。
まずは参拝を済ませます。
お寺の方に御朱印を書いていただきました。
妻を迎えに戻らねば・・。
先程の石階段を一気に登った際の疲れが残ったままこの階段を降りるのは危険と思い、本堂向かって左手にある坂道を降り再び妻とその坂道を登りました。
お坊さんの読経が聞こえます。
そもそも御開帳とは何か調べると「秘仏の扉を開いて拝観できる様にする宗教行事」とありました。
逆に通常の状態を知らないので世話人の方に尋ねると「普段は本堂の赤い絨毯の敷いてある場所は入れない」との事でした。
また写真撮影OKと了承をいただいています。
つまり普段本堂は格子扉が閉まっていて中には入れないが、御開帳の日はこの中に入れて仏像を拝観出来ると解釈しました。
本堂右手にある五大明王像です。
後の2体が小さく見づらいですが・・調べたところ明王のお名前は以下の様です。
(左上)大威徳夜叉明王(右上)金剛夜叉明王
(中央)大日大聖不動明王
(左下)軍荼利夜叉明王(右下)降三世夜叉明王
本堂の中央にある薬師如来坐像です。
本堂の左手にある赤い像はどなたか分かりませんでした。
本堂軒下の御幕
本堂の裏手に更に急勾配の石階段があり、この先の収納庫に木造軍茶利明王立像が安置されています。
妻はこの本堂裏の階段を登るのは無理。
自分も本堂までの石階段を急いで登って疲れたのと自分だけ見てくるのも気が引けたので登りませんでした。
御開帳の最大の意味はむしろこちらの木造軍茶利明王立像を見る事ではないか・・と帰宅してから思いましたが、出不精の妻を外へ連れ出す事が出来ただけよしと思う事にします。
アクセス
ここで重要なお知らせがあります!
電車で最寄駅「吾野駅」からの参拝を計画されている方々へ・・
本堂に上記写真のお知らせが掲示されていました。
上記記載の令和5年は2023年なので、来年より廃止という事は・・
令和6年(2024年)以降は無料送迎車はありません!
都心から車で来る場合、吾野トンネル(西)出口の信号を右折すると直ぐにこの「高山不動尊と顔振峠」の分岐標識があります。
これを見れば高山不動尊を選びたくなりますが、かなり険しい山道になるのでお勧めしません。(以前参拝時、無料送迎車の運転手がこの道で対向車とのすれ違いに苦労していた記憶があります)
顔振峠をお勧めします。
対向車と遭遇した際、前後数メートル以内にすれ違う路肩スペースを探す事が出来るはずです。
高山不動尊・駐車場風景
トイレ事情
高山不動尊にもトイレはありましたが和式(非水洗)のみでした。
なので先に「吾野駅」のトイレで用を済ませるのが吉。洋式が男女それぞれ1つあります。
御朱印
御朱印いただきました。
300円也。
御朱印をいただけるのは冒頭で記載した通り、年に1回の冬至の御開帳の日・お寺関係の方が在中の 11:30〜13:00の時間帯のみなので注意。
ただハイキングの人が13:30頃、御朱印をもらってたので、法要の終了後も片付け等で多少猶予があるものと思われます。
あとがき
帰りにOH!!!〜発酵、健康、食の魔法ショップに寄りました。
📍埼玉県飯能市飯能1333