椋神社

📍埼玉県秩父市下吉田7377-1

 

椋神社(むくじんじゃ)、参拝しました。


御祭神は以下になります。

猿田彦大神

天鈿女命(あめのうずめのみこと)

 

以前から行きたかった神社へやっと参拝する事が出来ました。

 

私は車で来ましたが他の交通手段としては西武秩父駅からバスで40分、龍勢会館下車、徒歩10分だそうです。

 

交通の便が悪いせいか参拝客は少ないです。この日は1時間程境内に滞在していましたが、参拝客は私一人でした。

 

山奥に鎮座する古社です。

 

龍勢櫓(りゅうせいやぐら)

 

龍勢(要はロケット花火)を高さ20m程の(やぐら) から上空に発射する龍勢祭り(毎年10月に開催)が有名で、あの日見た花の名を僕達はまだ知らないというアニメの舞台となった場所としても知られています。

 

社務所の方に聞いたところコロナ禍で中止していた龍勢祭りを去年(2022)から再開していて龍勢の数は例年30本の所、去年(2022年)は17本、今年(2023年)は27本を予定しているとの事でした。

 

ただ、この祭りを運営する吉田龍勢保存会のサイトを見ると観覧する場所は3,000円〜12,000円の有料区画になっており2023/09/03予約開始後、当日完売となっていました。無料席は全体の1割にも満たない区画で、当日、場所をとれる可能性はかなり低いと思われます。

 

吉田龍勢保存会のHOMEページはこちら

 

 

 

大鳥居

鳥居は新しく扁額も社号標もピカピカでした。

 

大抵、古刹や古社は建物が朽ちていく姿にわびさびを感じるものですが、椋神社はそれを残しつつ加えてアップデートもされている事に気付きます。

氏子さんの支援の厚さを感じます。

 

鳥居と社号標

例えば境内の東側にある鳥居の社号標などは横書きで、スタイリッシュな地図が配置されています。夜になったら点灯するであろう鳥居の両脇にある照明灯も気になります。

 

二の鳥居

石階段は一段一段の高さが高いです。

こちらは昔から変わらない不便な所にわびさびを感じる部分でしょうか・・。

 

狛狼

これは秩父地域の神社で信仰されるオオカミですね。狛犬ならぬ狛狼と呼ぶべきなのでしょうか。

 

狛狼のしっぽ

狛犬と比べると、しっぽが長いです。

 

来賓席

龍勢祭りの際の来賓席は、祭りのない普段の日は物置になっている模様。

 

由緒書き

 

拝殿

唐破風が素敵です。

 

拝殿の唐破風を横から見るとこんな感じです。

 

八幡神社

こちらは重厚感のある境内社で旧本殿と書いてあります。椋神社の本殿だったものと思われます。

 

両神神社

夫婦クヌギの間に頓挫する境内社にも参拝します。

この境内社は社務所で御朱印が拝受出来ます。

 

記念館

記念館の軒下には実物の龍勢(ロケット花火)が飾られています。

左から右にかけて伸びる竹が龍勢の姿です。

龍勢祭りの動画を見ましたが、この竹ごと一緒に飛んでいました。

 

龍勢の先端部分

紐状の竹で巻かれた部分が火薬筒で導火線により点火されて飛んで行く様です。

火薬筒の先にある部分は背負い物(しょいもの)と言って花火や落下傘などの仕掛けがセットされるらしいです。

 

社務所風景

 

椋神社の御朱印いただきました。

 

両神神社の御朱印もいただけます。

ともに500円也。

書き置きの御朱印になります。