東京都知事選挙の問題点を剔抉せよ

　今、日本は、様々な危険に、問題に、取り巻かれてゐる。国防問題しかり、海外のスパイの暗躍問題然り、８００名以上の国民が北朝鮮に拉致されて、５人以外は戻ってきてゐない問題然り、北方領土が戻ってこない問題然り、竹島が韓国に不当に占拠されて戻ってこない問題然り、シナが尖閣諸島についての自国の領有権を主張して実効支配を言ひ立てる問題然り、そのほかにも難問山積の問題然り、しかもマスコミのやるべきことはそれらの問題を剔抉して、解決に資するやうに努力すべきなのに、寧ろ逆に隠蔽して、問題の解決の妨害をしてゐる問題然り。

　このやうな矛盾だらけの国際環境の中で、東京都知事選挙が行はれようとしてゐるが、立候補してゐる候補者は、それらの問題について本当に解決しようとしてゐるのだらうか。ではそれらの候補者に清き一票を投票しようと待ち構へてゐる有権者たちは、それらの候補者がこれらの問題を的確に捉へて解決することを期待してゐるが、それにはまず、それらの有権者が、候補者が正確に問題を捉へ、対処するに足りるだけの理解力と判断力と実行力を兼ね備えてゐることを判断できなくてはならない。

　私はこれらの問題点を指摘し、有権者が正しく判断して投票することができるやうに、情報を提供してゆかなくてはならない。そしてこのやうに、問題点の剔抉に資する同志の出現を待ち望むものである。