専守防衛から先攻防衛へ(4年前のブログの再録) | koreyjpのブログ

専守防衛から先攻防衛へ(4年前のブログの再録)

2020-11-13 21:32:22

専守防衛から先攻防衛へ(4年前のブログの再録)
 

テーマ:ブログ

 「専守防衛」とは、誰が言ひ出したのか判らないが、何だか概念がハッキリしない言葉である。だから和英辞書でそれを引いてみても、strictly defensive (national) defenses; security [forces] designed exclusively for defense と、出てゐるだけで、その姿が明瞭に脳裏に浮かんでこない。つまり、「日本は侵略戦争はしない。しかも、軍備は持たず、交戦権もない」といふ、極めて偽善的な日本弱体化憲法には手を付けず、ひたすらその中で、「近隣諸国に懸念を与へないやうに」といふ、闇の中の怪獣を刺激しないやうにと考へて捏ね上げた代物に過ぎない。

 

 一方、「攻撃は最大の防御である」といふ、これはまた余りにも常識的で、小学生でも分かるやうな真理には、上記の専守防衛論者は恐ろしくて触れることすらできないやうだ。

 

 先日、ボブ・ホープとジェーン・ラッセルが出た『腰抜け二丁拳銃』と言ふ喜劇映画を観た。その中で、ジェーンが二丁拳銃を渡されて両手に持ってゐると、それを快く思はない男が、そっと拳銃を抜いてジェーンに向ける。それを見逃がさないジェーンは、有無を言はさずその男の右腕に弾丸をお見舞ひする。男が「ギャー」と苦しむと、ジェーンは、「ピストル撃つならもっと練習しな」と吐き捨てるのだ。これが所謂「攻撃は最大の防御」なのである。これを英語で言へば、offense is the best defense といふところだらうか。

 

 岸防衛大臣の政務官である、松川るい女史が、松田学氏と対談してゐるのを観た。「専守防衛」といふ言葉も出たが、余りハッキリした議論にはならなかったやうに思ふ。菅首相か、防衛大臣か、誰かが言はなければいけないのだが、誰も言はなければ私が言はう。「先攻防衛で行く」と。↓(絵にカーソルを当てて、掌マークを左クリックして下さい)↓

 

 

特番『米国混迷、今こそ”リアル”な安全保障政策が必要だ!』ゲスト:防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官 自由民主党参議院議員 松川るい氏対談シリーズ289 今回のゲストは防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官 自由民主党参議院議員 松川るい氏です。 <対談シリーズとは・・・> 未来社会をプロデュースする松田学が様々な業界の著名人と対談し今後の日本と日本人の未来について語ります。 ゲスト:防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官 自由民主党参議院議員 松川るい氏...リンクwww.youtube.com

 

(追記)

 

4年前と今とを比べると、日本のホープ、安倍晋三元首相が暗殺され、しかもその事に対して、誰も怖がって言及もしないし、真の下手人を追及する事すらしないことだ。どこに大和魂があるのか。どこに日本精神があるのか。懦夫よ、起ち上れ。そして世界一の國になることをめざすのだ!