『日本の憲法変えましょう』再録
憲法改正の歌の中で、この歌は数年間も生き続け、不滅の光芒を放ってきた。この憲法改正といふ世紀の事業を完遂するに当って、愈愈期は熟してきた現在、今歌詞を見直して、最後の仕上げを試みたい。
憲法改正応援歌 「日本の憲法変えましょう」 作詞・作曲
北村維康(ユーチューブで、「憲法改正応援歌」と検索して下さい)
1.アメリカ製の憲法を 日本製に変えましょう 侵略されたら 直ちに撃退、9条3項追加して 正しい戦力持ちましょう。
(一国にとって、国の防衛程、切実な問題はない。しかしながら、かつては三島由紀夫氏が、そして今ではくつざわ亮治氏が、この偽善的なごまかしを鋭く指摘してゐる)
2.日本良い国強い国 日本の領土を守りましょう 樺太千島に 竹島尖閣
み~~んな本来我が領土 子孫のために残しましょう。
(一国の存立にとっての条件とは、国名、国民、領土、神話、政治組織などである。特に領土は、その上に立って大地を踏みしめるとき、人はその国の主人になるのだ)
3.日本製の憲法で 侵略国に備えましょう ステルス戦闘機にイージス艦
負けない装備を持ちましょう 隣の国が狙ってる。
(私はまだ小学校に上がらない頃、『旭日は沈まず』といふ少年向けの本を見て、偉く感激したことを覚えてゐる。この感激を、全国民に味はって貰ひたいものだ)
4.日本の憲法変えましょう 拉致の被害者奪還は 憲法変えれば すぐにもできる
大事な家族を取り返し みんなで築こう大平和。
(拉致被害者・有本恵子さんの父君が、「娘は憲法9条があったから拉致されたのだ」と苦渋の胸の内を吐露されたことがある。まことに私も同感である)
5.憲法・教育病気です みんな正しく治しましょう 父さん母さん 大切にして
夫婦は仲良く助け合い み~~んな楽しく暮らしましょう。
(戦後まもなく、国会では全員一致で、教育勅語の無効決議を行った。これは押し付け憲法を黙って認めた以上の愚行である)
6.未来を作る良い子供 子供を沢山育てましょう 父さん働き 子育て母さん
一家のだんらん暖かく 日本の人口増やしましょう。
(現代に於て、女は何が何でも働け、しかも子供も産めとけしかけ、これに対してとってつけたやうに少子化対策なるものを行ふのは、自動車のアクセルとブレーキを同時に踏むやうなものだ。論理学では、これを「丸い三角」のやうな名辞の矛盾と言ふ。男女の役割は、男は働いて家族を養ひ、女は子供を産んで育てることである。それなのに女の働く権利を変に神格化するのは、虐待以外の何物でもない)
7.日本のマスコミ正しましょう 南京・慰安婦みんなウソ ありもしない デタラメやめて、正しい歴史を広めましょう 正しい日本を作りましょう。
(これは名辞の矛盾に引き続き、歴史の矛盾である。即ち、「南京の三十万人大虐殺」も、「従軍慰安婦の強制連行」も、サヨク的マスコミが捏造した「ありもしないデタラメ」であり、それを自分自身に言ひ聞かせるのは、天動説を自分自身に信じさせる愚行である。マスコミの諸君、聞いてゐるか?)
8.靖国神社は国の為 命ささげし益良雄の みたまに感謝し お慰めする
最も聖なる大社 他国の干渉許しません。
(国民たる防人は、国家と生命を共にする。そして武運拙くして命を捧げれば、尊い御霊は靖国の御社に、静かに返ってゆくのだ。こんな崇高なことがあるだらうか。日本の政治家が、アメリカのアーリントン墓地にお詣りして献花する。その時、「靖国神社にはお詣りしなくてよいのだらうか」と、彼の心に良心の囁きはないのだらうか)
9.サヨクの人の言うことにゃ 米軍基地は出てゆけと それなら日本の 手足を縛る
アメリカ製の憲法を 持って帰れと言いましょう。
(これは憲法改正に反対するサヨクの諸君の耳に、最も痛いことであらう)
10. 米国帰ったその後で 軍備そなえし日本軍 世界の脅威に負けないように
自力で守る我が祖国 世界の平和に尽しましょう。
(日本の国是とは、初代神武天皇が橿原の都で建国されたときに発せられた八紘一宇、即ち世界連邦である)