読書あれこれ 21
今から 33年前、52歳の時に M & A で買収し、旅行会社の
経営を引き継いだ。
銀行・外食産業の勤務を経て、年齢的には遅い独立だった。
しかし、バブル経済破綻の後で、27年の間倒産もせず事業を
継続出来たものだ。
後継者不在で、78歳の時に 地元大手企業に M & A により
会社の名称、そして社員の継続雇用を条件として、会社を売
却して引退・・・、田舎暮らしとなった。
10人程の零細旅行会社の経営をし乍ら、銀行からの要請に
より、ショッピングデパートの再建、破綻寸前のの大型造成宅
地の販促、自らのマンション経営を兼業、すべてが成功 とは
云い難いが、「楽あれば苦もあり」 波乱万丈の人生だった。
仕事柄、海外旅行も多く、20ヵ国 60~70回は行ったか?
しかし、南アメリカだけは行く機会がなかった。
旅行の都度、英会話の必要性を痛感し、英会話教室に・・・・・、
と思うが、帰国した時は、「まっ いっか!」となり、結局、空港
での税関では、いつも お粗末な 「英単語の羅列」 という 「くそ
度胸の英語」で通過した。
今では その単語さえ すっかり忘れた忘却老人である。
しかし、旅行に際しては一週間の旅行なら 3 ~4冊の文庫本を
持参し、航空機等の移動時間は退屈しなかった。
色々な 職種と立場にありながら、老後の為の資産形成には縁
遠い生き様になってしまった。まっ 借金が無いだけ いっか!
そして、今は、「思い出だけ」の人生を送っている 85歳である。
つい、長いブログになってしまった。 お許しを請う!
* 希望の糸 東野圭吾著 講談社文庫
小さな喫茶店を営む女性が殺された。加賀と松宮が捜査しても被害
者に関する手がかりは善人というだけ。彼女の不可解な行動を調べ
ると、ある少女の存在が浮上する。一方、金沢で一人の男性が息を
引き取ろうとしていた。彼の遺言書には意外な人物の名前があった。
彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。
* 夜叉萬同心 お蝶十吉次 辻堂魁著 光文社時代文庫
北町奉行所の隠密廻り同心萬七蔵は、失踪した水戸家の勘定方・
淡井順三郎の行方を探るよう密命を受ける。探索の過程で七蔵は、
深川門前仲町の子供屋の亭主、博龍と出会う。深い絆で結ばれた
博龍と、辰巳芸者の吉次、その姉で、鍛冶職人のお蝶。淡井の失
踪は三人の生き様と絡み合い、非情にも彼らの運命を変え、大き
く事態を動かしてゆく。傑作シリーズ第八弾!
* いなくなれ、群青 河野裕著 新潮文庫
11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直
ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、
安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き
事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。
彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青
春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。
* 新兵衛隠密帳 仇花斬り 庄司圭太著 光文社時代文庫
顔を切り刻まれた女の死体が江戸橋の橋桁で発見された。 町方の
事件のはずが、探索を命じられたのは、なぜか小人目付の筧新兵
衛だった。他藩に忍び込み、その藩の不正や乱れを長年探り続け
てきた新兵衛は、勝手の違いに戸惑う。だが、殺 されたのが大奥
の女だと探りあて、譜代の長岡藩の不穏な動きに気付くと、突然命
を狙われ――!? 新兵衛の無外流の剣が悪を斬る!



