読書あれこれ 11 | これちゃんの 70歳からのあれこれ

読書あれこれ 11

税務申告は毎年、次年度はネットで申告をしょうと思いながら、

 

最初の手続きが面倒だと思い込んでいる事と、対面での相談

 

申告が勉強になると思って、地区ごとに設定された相談日に

 

出掛けて申告している。

 

当地区は 13日となっており、その日に申告に行くつもりです。

 

時間だけはたっぷりとあり、待ち時間も読書と近所の人との

 

流で退屈することはない。

 

 

 

 

 

* 墓標なき街   逢坂 剛著  集英社

 

闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の

 

元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。警視となっ

 

た倉木、探偵の大杉ら、当時を知る者への取材を始める残間。

 

組織ぐるみで隠蔽された警察の不祥事を追ううちに、思いもよら

 

ない巨大な存在が浮かび上がり―。利権という名のパンドラの

 

箱に手が掛けられたとき、現場に再び百舌の羽根が舞い落ちる。

 

 

* 怨霊 三人佐平次捕物帳  小杉健治著  角川春樹事務所

 

紙問屋の若旦那・与之助は吉原の花魁・綾菊と情を通じあい、違

 

う場所で同じ日の同じ時刻に心中することを決意した。実行前に

 

父親にとめられた与之助に対し、綾菊は約束を守り自害して果て

 

た。やがて与之助の前に綾菊の亡霊が現れ、その悩みを佐平次

 

たちに打ちあけるのだが…。数日後、与之助は綾菊の短刀で自

 

分の喉をついて死んでいる姿で発見される。佐平次たちは悩み

 

ながらも真相をつきとめるべく探索をするのだったが…。書き下

 

ろしで贈る、大好評のシリーズ第八弾。

 

 

* ハゲタカ 上  真山 仁著   講談社文庫

 

不良債権を抱え瀕死状態にある企業の株や債券を買い叩き、手

 

中に収めた企業を再生し莫大な利益をあげる、それがバルチャー

 

(ハゲタカ)・ビジネスだ。ニューヨークの投資ファンド運営会社社長

 

・鷲津政彦は、不景気に苦しむ日本に舞い戻り、強烈な妨害や反

 

発を受けながらも、次々と企業買収の成果を上げていった。

 

 

* ハゲタカ 下  真山 仁著   講談社文庫

 

大胆な再生プランを指示し快進撃を続ける鷲津政彦は、ある地銀

 

の破綻をめぐり、老舗ホテルオーナーの娘で経営を引き継いだ松

 

平貴子、友人のスーパーを再生した元銀行員の芝野健夫と接触を

 

持つ。しだいに明らかになる、ある過去の事件と鷲津をつなぐ糸。

 

ニューヨークから日本に戻った鷲津の真意がついに牙をむく。