今日は父と2人で片道車で3時間かかる場所まで遠出しました。
物心ついたときから、父が本当に苦手でした。
とにかくすぐ怒る、場所とか構わず怒鳴る(しかも声が本当に大きい。大き過ぎ。そしてなんとも不快な抑揚をつける)これに尽きる。
だから2人で出かけるなんてこと今まで怖過ぎてしたくなかった。
だけどねえ、当たり前だけど、父も私も年をとった。父も丸くなったというよりかは、たぶん前より「怒る(いかる)」パワーがホントーに少ーしだけ弱まった感はある。私もおばさんになって、いえ、私はおばさんになったけど、父のそういうところに耐えうるだけの力は特に身に付かなかった。
まあ、そんな父と出かけたわけだけど、車の運転の仕方のこと、隣でキレ気味に色々言われるよね。
「うっせえな!気に入らねえんじゃ今すぐ降りやがれ!私の車なんだよ!!」
って言いたかったけど、言えるわけもなく。
帰ったら母に思い切り愚痴ってやると思っていたけど、なんでしょうねえ、「まーいいか。もう。それが私のお父さんってもんだ。」って、諦められました。
優しくて穏やかで怒ったり怒鳴ったりしないで、落ち着いて話のできる父親がよかったのにって思ったことどんだけあったかわからないし、本当になんで私のお父さんだけこんななのって常に思っていたけど、それでも、父が父のやり方で不器用ながら私に対して愛情をかけてくれていることもまた事実としてあるわけで、、親に対して言うことじゃないとわかってるけど言わせて。私が望んだ「完璧」ではない父を、まあ、いいかって思えました、今日。
「お父さんの嫌なところがなくなったわけじゃないけど、まあ、それはそれでね。」って思えました。
「それはそれでね、いいじゃない」とはならないんだけど。「それはそれでね。」です。
人に関することは、数えきれない要素、点が、全て一本の線で繋がってるわけじゃない。
完璧ではないことを、そのままにしておこうと思えたことで、「あーもう父と父が巻き起こす状態に対して怒らなくて(いからなくて)いい」と、なんかフッとなったわけです。
諦めともいうんだと思うし、それがいいことかはわからない。わからなくて結構。でも私の中では少なくとも「嫌だな」「なんでこうなの」ってずっと思っている状態だったことから、少しばかり離れられた気がする、やっと。(一瞬かもしれないけど)
また前と同じような気持ちになる日が来るかもしれないけど、とりあえず今こう思えたことは事実としてあるから、それはそれでね。
年取るって悪いことばかりじゃないよね。