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以前、何人かの小学生にピアノを教えたことがあります。
私の方針は、「楽しんで長続きさせる」ことでした。
何でもそうですが、練習して自分のものにするということは努力と忍耐が必要です。
ピアノを弾くのが楽しい、楽しいから続けて練習をする、練習すればもっと上手になる、上手になればもっと楽しくなる、そして目標を達成すると自信がつく。
という風にプラスのサイクルを作ってあげて、ピアノ🎹を弾くことが楽しみの一つになれば、人生に豊かさがでてくるかなと思っています。
もちろんプロを目指して本格的にやっていく子にとっては、そんな流暢な事を言っている場合ではないと思いますので、話は別ですが。
さて、色々なタイプの生徒さんに教えさせていただきましたが、そこから私が悟ったことは、
🌼『教えることは学ぶこと』🌸
でした。
最初のうちは私の経験から「こうすると上手になる」とか「こう弾くと弾きやすい」という観点から教えていたのですが、
そのやり方が、全く通じない生徒さんが現れて、
レッスン時間の半分は固まってしまって沈黙状態になったり、泣いてしまったり、怒ってしまったり、落ち着きがなくて注意が散漫になってしまうなどで、
😣私のやり方が通じないという壁にぶち当たってしまったのです😣
一時はとてもストレスを感じ、試練の中にいましたが、どうにかしてピアノを弾くことの楽しさを知ってもらいたいと思い、私の観念を変え
その子のやり方やペースに合わせてみることにしました♩
基本として教える事は押さえながら、その子のやり易い方法を尊重してあげる、
すると
自分でやり方を見つけてどんどん上手くなっていきました。
子どもに教える事を通して、わたし自身が成長するように導かれていきました。
マニュアル通りの子どもでなくていい、特異性があっていい、教える私が成長していけばいいのだから。
悩めば悩むほど、私の喜びも増し加わっていきました。
教えることは貴重な体験です。