宇江佐真理さんのフランチャイズの函館
幕末の松前藩。
その藩士から町人に転身し、
江戸で小料理屋「福助」を営む主人公弘蔵と家族の物語。
息子の良助はなかなか定職が見つからず
動乱の中で上野戦争に身を投じていく
ダイナミックに展開する「福助」を取り巻く人たちの運命
軸になる良助の顛末もさることながら
荒くれ物として煙たがられていた鬼虎が
実は聡明で分別の持ち主であり
最後には動乱の中で薩摩武士に切られて命を落とすところが
なんとも衝撃的だった
8冊目の宇江佐真理さんの本。
読み終えた。
そして今日、本屋に行くのでまた探そうと思う
それはまた楽しい時間になるだろう