久しぶりに見たクローズアップ現代

桑子アナウンサーの顔も覚えてない私だが

結構興味深い内容だった

 

ひとことでいうと

少子高齢化が止まらない地方自治体が

懸命に子育て支援をしても効果がなかった

その理由は、女性が地方社会では

大変生きにくい状況にあるから

 

ということだった

 

岸田内閣も異次元の子育て支援を打ち出している

ただ、もう手遅れだという声と同時に

方向性を間違えているのではないかと

感じたのは私だけではないと思う

 

人口減少対策、すなわち「子育て支援」

という単純な発想はいわゆる表面だけしか見ていない

うわべだけの対策だったということだろう

 

番組の中で誰かが言っていたけど

「東京が令和だったら、地方は江戸時代」

まさに古い社会がそのまま残っていて、

がんじがらめにしているのだと思う

 

私も18歳までは地方で育った

男性の私でさえ、若者の将来進路を

決めつける風潮に辟易した体験がある

女性ならばなおさらだと思う

 

このクローズアップ現代はよい番組だったと思うが

それでも地方の社会は変わらないと思う

消滅自治体。恐ろしい響きだけれども

覚悟をしなければならいと思う

そうでもしないとおそらく

男性社会はかわらないだろう

それはまだ海水が及んでいない

沈没しつつあるタイタニックの上の方にいる

ようなものだけれど