ひさしぶりの浅見光彦シリーズ

というか

そのシリーズを過去に何編か読んでいたことすら忘れていた

でも思い出した

 

今回の舞台は上海。

それも今の上海ではない。

20年前。

 

曾 亦依という中国人女性の周りで起こる二つの殺人事件

それを追って名探偵が活躍するというもの

 

軽快にストーリーは展開するが

このシリーズにしてはやや深みにかけるような

主人公ともいえる中国人女性亦依が

殺されそうになる場面ではもっと

緊迫してもよさそうなのに

 

読み手の私の受容力が変わってしまったのかも

とも思った