日本共産党のコアな3%の支持層は、

飛躍的に伸長することはないが

消失する危険性もほとんどないと思う

 

共産党を支持しても

直接的な見返りはほとんど期待できない

商売が儲かるようになるわけでも

地元に道路とかを作ってくれるわけでもない

きっと共産党を支持する人たちは

その政策を本当に支持しているのだろう

 

それはある意味、健全な在り方のようにも思うが

危険性も含んでいると思う

 

共産党では何人かの党員、議員が除名処分になっている

昨日の田村智子新委員長の就任演説で

世間の注目を集めることになった

松竹伸幸さんや鈴木元さんの除名騒動は

奇しくも共産党の性格を露呈させたように思う

 

党員を除名処分にすることはどの政党でも

しばしば行われており、珍しいことではないが

日本共産党に限って言うと

盤石の支持層に安穏としている姿勢が

執行部の高飛車な態度に現れているような気がする

 

救いなのはその執行部に対する共産党内からの

批判の声が散見されることで

実は志位前委員長は敏感にそのことを察しての

退任だったのかもしれない

 

私の大学時代はすっかりまえのことになってしまったけど

政党の学生組織の活動が盛んだった

組織力の強かった団体は2つ

一つは公明党創価学会の青年部、

もう一つは日本共産党の民主青年同盟

党の新聞を配ったり、宣伝活動をしていたが

その二つの学生組織はおおらかさも持ち合わせていて

時々「対抗ソフトボール」をやっていた

お互いへのリスペクトがあったのかもしれない

 

田村智子さんの

国会質問をみるとかなり優秀な印象をうける

その経歴には民主青年同盟の活動をしていたとある

おおらかさも持ち合わせている人であってほしいものだ