……というか、私を見守って下さっている別の世界の方がプレゼントをくださったように感じる、小さな良いことがありました。


3ヶ月の余命を二度(別々の病院で別な時に)宣告され、色々な治療をして年齢よりも一気に老け込んだり、足だけでなく手の爪も剥がれたりシビレがひどくなって、仕事どころか家事もままならない状態にあるものの(ここに書くのはばかられるような副作用もあります)、命根性(?)たくましく死なずにおります。

肺や内臓にも影響を受けているため疲れやすく、血中酸素濃度が下がりやすいため眠りが浅いらしく、今日の抗がん剤投与でも(主に抗アレルギー剤のせいですが)爆睡してしまい、オマケに帰宅後オヤツ(昼を抜いていたゆえ)を食べた直後、椅子で気絶寝してしまいました。

精神的に辛いのは創作活動に手がつかない(頼まれたものさえ出来ていないのが/汗)こと、通信簿に 責任感がある と書かれた私は、もういません。

主治医さんは緩和ケアと 私を長持ちさせる 事に淡々と取り組んでくださっている気がします、日常茶飯事とはいえ病院の霊安室は気が重いですからねぇ。
🍀私を生かしてくださっている方々、グチを読んでくださった貴方、本当にありがとうございます。

🍀時々、鬱になりつつも生きることをあきらめない自分と亡き両親にも、ありがとう。


ここでやっと、タイトルの「ちょっとした奇跡」の話に入ります。

遅いわ!ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ転ぶっ!


桜が咲いています、散ってくる花びらを地面に着く前にとると良いことがあると言われています🌸。

花びらは軽いものなので、積極的に取りに行くとそれてしまいます、荷物を持って杖をついている状態だと尚更ハードルが高いです。
一昨年はなんとかなりましたが、去年は失敗してとれませんでした(でも、時々、短期入院しながら生き延びていますけれど)。

今年も無理だなぁと思いながら、「でも私は2021年の春に生きている」……と、感慨深い気持ちで桜並木の下で立ち止まっておりました。
今年も写真くらいは撮ろうと思っていたので、スマホの調整をしていました。

するとどうしたことでしょう!
桜の邪魔にならないものが入らないアングルで空を見上げていた時ではなく、うつむいてスマホをいじっていた私の左手の親指と荷物の間に「ヒラッ」と、一枚の花びらが舞い降りて挟まったのです!


え⁉️


一瞬何が起きたのか分からなかったので、ギュッとつぶしてしまいそうになりましたわ。
左側の一枚がその手に挟まってきた花びらです、あとの二枚はもう少し歩いてからバッグの中に入ってきた二枚です。
何の根拠もないのですけれども、かなり調子が悪い時を含めてすら「私は生かされている」もうちょっと頑張れるという気持ちになれました。

こんなことってあるんですね、花びらの方から私の手の中に来てくれるなんて、親切。
感謝します🌸。
ちょっとシワっとなってしまったけど、以前したように、大切にしますね。

🍀精神的にポジティブに近づいて免疫力を上げて病をとどめていくことに、本当に効いている気がするんですよ?(主観)
通院の外あまり外出できない状態ですが、自然に対する気持ちが歳をとると変わってくるなというのが、実感できる今日このごろです。

関東地方は桜の散る時期、まだ桜吹雪みたいにはなっていませんが、風が強すぎると受け止めるのが結構大変だと思うので、風が弱い時に桜の下に立ってみてください。
沈みそうになる心が、ほんのちょっぴり浮上してくるおまじないです。