GⅠ若松ダイヤモンドカップ予選終了 | こちらからは以上です。

こちらからは以上です。

ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

ボートのデザインを新艇に切り替える度にデザインも変える場と、変えないで同じデザインのままの場があるじゃないですか。多摩川は新艇切り替えの度に新しいデザインに変わりますが、住之江の例の〝初号機〟仕様なんかはここ2~3年変わっていませんよね。若松の〝みんな3号艇〟仕様もやはり2~3年変わっていないと思うのですが、いまさらですけど今日ふと気づいた。「えっ?今まで気付かなかったの?」と思われるかも知れないが、本当に今日気付いた。赤いボートに赤いカウル、そしてなぜか

 

このエンブレム(?)が黄色地でカウルに入っているのです。

 

もしかしてフェラーリをイメージしているのか?

 

本当に今さらなんですけどねぇ・・・。

 

話は変わって、ナイキが開発した厚底ランニングシューズ「Vaporfly」シリーズが、世界陸連から禁止されるんじゃないかとか、その前に東京マラソンでさらに〝超〟厚底の第4モデルが投入され。さらなる世界記録更新になるのではないかとか、大きな話題になっていますね。

 

このニュースを見てボートレースのプロペラを連想する人は私だけではないはずだ。「デカペラ」とか、先端を薄くしたペラ(規定が変わって禁止されてしまったが、なんか通称があったっけ?)とか、それぞれ新しい形状が生み出され、一時代を築いてきました。あまりにも独特な形状は「賢太スペシャル」とか「亮太スペシャル」なんて選手の名前がそのままブランドになったりして、それだけでもファンの心はザワつくものですが、「ペラグループ」もファンの予想思考回路を大いにザワつかせたものです。

 

一般的に「ペラグループ」なる繋がりをファンが認知するきっかけになったのは岡山の「イーグル会」の台頭でしょう。黒明良光さんを師と仰ぐ選手たちが集まったグループですが、イーグル会の場合はヘルメットのデザインを統一したりして、ファンにグループであることを積極的にアピールしたのが大きいよね。

 

そして8年前に持ちペラ制が廃止され、選手は休みの日にペラ小屋に籠ってプロペラを叩く事も無くなり、より選手の技量とモーターの素性で勝ち負けが決まるようになりつつあります。

 

ある意味、スポーツとしては本来ある姿なのだろうが、今でも選手は全くプロペラを叩かないというわけでは無いし、競走へ来て自分の好みの形ではないプロペラだったら叩き直すなり、新ペラへ変えるなりするわけですね。そもそも持ちペラ制を止めたのは選手の負担軽減ではなく、予想が複雑化して分かり辛いというロクデモない理由だったが、予想が難しいとか、簡単とか以前に楽しかったよ、持ちペラの時代は。

 

だからと言っていまさら選手に休みの日までペラ叩けとか、高い金払って外注委託しろとか言いませんよ。持ちペラじゃなくてもこれはこれで良い。ただ「分かりやすくする」なんて理由じゃなくて、「選手の負担を減らすため」と言ってほしかったんだよね、8年前に。

 

若松の事も書かねば(笑)。予選終わってトップは昨年の賞金王・石野貴之選手、2位地元エース・瓜生正義選手。そして3位は王者ですよ!今年こそはベスト18・・・いやトライアル2ndから登場と行きたいところでしょう(舞台は平和島ですが)。崖っぷちの王者の走りに目が離せない2020年ですよね。