勢力図 | こちらからは以上です。

こちらからは以上です。

ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

いよいよ2019年も半月とちょっと。来年は子年、ねずみ年ですが、はたして年明け1発目の飯塚オート開催で実況の宮本さんがアレをやるのか非常に気になるところです(昨年も同じような事書いたな・・・)。つまり初日・1Rの発走時に「各車一斉にスタート!チューチュー!」というやつをですね。実はこの「チューチュー!」というネタは前回の子年に既に披露されているので、今回アレンジを加えるのか、それとももう一度そのままなのか、全くやらないのか、その答えは来年1月6日、「にしてつ杯ニューイヤーバトル」初日1Rで明らかに・・・。

 

さてネズミのキャラクターと言えば、やはり例のアメリカ生まれの世界一版権に厳しいあのネズミが絶対王者として頂点に君臨していますが、アメリカにはもう一人(一匹?)「ジェリー・マウス」という大物がいますね。対して日本はと言うと、漫画「魔法陣グルグル」に「タテジワネズミ」というキャラがいましたが、タテジワはあくまでもザコキャラとして描かれており、世界に通用するネズミキャラというと「ピカチュウ」や「ソニック」クラスでしょうか。でも「ソニック」はそもそもハリネズミだし、「ピカチュウ」もネズミがモチーフではありますが「ポケモン」であります。こうしてみるとアメリカのキャラクターはネズミに限らず、動物にそのまま服を着せたり、二足歩行させたりして擬人化させるパターンが多いのですが、日本の場合は現存の動物をモチーフにはしても、何らかの現実ではありえない特徴を持たせたりしてオリジナリティの強いキャラクターを生み出すという印象ですね。

 

そんなところでふと気になったのですが、ボートレース場のマスコットたちを、生物学的に見たらどうなるのか。とりあえず北の桐生から南の大村まで、場コード順に並べてみましょう。

 

吸血鬼、ビーバー、ウサギと亀、クジラ、カワセミ、ツバメ、半魚人、猫(正確には招き猫)、恐竜、カニ、ナマズ、イルカ、カエル、鯛、亀、アヒル、猿、スナメリ、人間(海賊)、カッパ、?(アシ夢)、ロボット(?)、イルカ、人間(ターンマーク坊や)となります。

 

ここで一番の勢力を誇るのはドラキリュウ、トトまる、カッパ、アシ夢、ペラ坊、という完全な空想上のキャラ達で固める「空想組」でございますね(恐竜は過去に実在していたのでここには入れない)。これに続くのが、ウェイキー、スワッキー、ガァ~コからなる「鳥組」と、ジャンピー、すなっち、カラッキーからなる「イルカ組」です。しかし大切な事を忘れてはいけません、イルカはそもそも「クジラ目」に属するクジラの仲間なのですよ。つまりここにピースターが加わり、「クジラ・イルカ連合」を形成することにより、「鳥組」を数で上回り単独の2番手勢力へ躍り出るわけです。

 

しかし「鳥組」も黙ってはいない。これに対抗し、羽らしき物が生えている「アシ夢」を自軍に招き入れようと画策しますが、これは失敗。「アシ夢」ってあくまでも「アシカ」がモチーフらしいので、羽みたいに見えるのはヒレなのだろう。私はSEGAの名作シューティング「ファンタジーゾーン」の自機である

 

 

「オパオパ」の仲間だと思っていましたが(笑)。

 

さてさて、この動きを見てここは一気に躍進のチャンスと動き出したのは「人組」でございます。さっそく「静波まつり」というスーパールーキーを獲得すると、今度は「空想組」から「ドラキリュウ」を引き抜こうとあらゆる手を打つわけですね。「ドラキリュウ」を獲得できれば「空想組」、「クジラ・イルカ連合」と、「人組」で4対4対4のまさに三つ巴の構図に持ち込めるわけですから力も入るところですが、「空想組」だって当然「ドラキリュウ」の慰留に最大限の注力をしつつ、最近半魚人化してきたと話題の、鳴門の「なるちゃん」を軍門に入れるべく策を仕掛けていくという、手に汗握る攻防が続くわけです。いやいや、2020年もボートレースマスコットキャラ達の勢力争いから目が離せませんね(?)。