謹賀水面 2018 | こちらからは以上です。

こちらからは以上です。

ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

一夜明けても川口・スーパースター王座の興奮が冷めない。もう土曜日から全日本選抜が始まるというのにね。SSを終えてはっきり感じたのは、やはり今回の全日本選抜の開催時期は、「有り」か「無し」かで言うと「無し」だよ。もう少し余韻に浸らせてほしい。そういえば中央競馬は有馬記念の後日にもう一つGⅠをやったらしいが、売り上げは良かったのだろうか。

 

私自身と言えば昨年は年頭に立てた「月イチペースでの本場参戦」という目標をなんとか達成。年末にも書いたけど、年間に12回も本場に足を運んだのは10数年ぶりかもしれません。そもそもなぜ一時期は5年以上本場へ行かなかった私が、積極的に本場へ行こうと思ったのは、大好きだった多摩川本場の衰退ぶりを目の当たりにしたから。我が青春の多摩川が、今やスタンドは半分以上閉鎖。当然窓口も大幅に閉鎖。指定席も3/1は閉鎖。こんな現実に危機感を覚えたのです。

 

まだ公式に2017年度の売り上げが発表されていませんが、おそらく2017年度も1兆円は超えたと思われるボートレース業界。売り上げは伸びていてもやはりその大きな要因は、場外・ネット投票の拡大なのは明確で、業界として売り上げ確保の為に場外・ネット投票の拡大に力を入れるのは分かりますが、反面、本場へファンを呼ぶという課題は、開催自治体まかせで特に業界として取り組んでいくという姿勢は感じられません。

 

なんて書きながら私自身も正月早々、

 

 

こんな感じなので偉そうなことは言えないんですが。

 

ぶっちゃけ、スカパーとネット投票の環境が整っていれば、〝自宅に勝る特観席なし〟なんですよね。チャンネルを切り替えながら「これだ」と思った自信のあるレースだけ買えばいいわけだし、気になるレースがなければゴロンと横になって他の番組を見るもよし、本を読むのもよし、ネットで調べものをするもよし。オートレースだってタダで見れるんだ(笑)。

 

なので本場を訪れる客が減るのは時代の流れで仕方ないと思うところもありますが、それによって、食堂や売店、予想屋さんや専門紙など、商売として成り立たなくなって、ボートレースを陰で支えて来た人たちが業界を離れざるえなくなってしまうのが寂しい。

 

先日書いたように客のマナー問題なども含めて、各場施行者任せでなく、業界全体として、本場へ客を呼ぶ取り組みをしていかなくてはいけない時期に来ているのではないかなぁ・・・。オートレースに比べて、体力の有るうちにね。マナーの悪い客は退場させるくらいの覚悟があっても良いんじゃないですか?。