“SPICE”にTHE SPELLBOUNDのライヴ・メンバーであるドラマー・大井一彌さんのインタビューが掲載されていた。見出しに高橋幸宏さんのお名前があったこともあり、貪るように読んでしまった。

アイナ・ジ・エンド、THE SPELLBOUND、高橋幸宏プロジェクト、milet等、数々の現場に参加しながら、所属するDATSやyahyelの活動も精力的に行うドラマー、大井一彌。時代にフィットするハイブリッドスタイルに迫る【インタビュー連載・匠の人】


珠玉のことばたちがほうぼうに。すっかり心が潤った。


いろんなものが集まって陰と陽では足りないくらいの、巨大な曼荼羅のようなものをドラマーとして描いている実感があります。


ということばは、所在地=「音楽の世界」であるひとらしいことばだと思う。
アイナ・ジ・エンドについての


アイナちゃんは精神的なスペックがバンドマンに近い、バンドがワーッ!と盛り上がったときもアイナちゃんはバンドを背負える


という表現には、研ぎ澄まされた洞察力を感じた。


僕はずっと高橋幸宏さん的なことを追い求めてやってきたわけですから。その本家本元である幸宏さんのセットが自分にハマるのは生まれた水に触れてるようなこと


という表現も、秀逸。


「セルアウトはダサい」とか、その逆で「小さいライブハウスでくすぶってるのはダサい」って言い合うのは超簡単なので。僕はそのどちらにもいたくて、どちらにも愛すべきものがたくさんあると思ってるし、どんなタイプの表現物であっても、本当に研ぎ澄まされたものは等しく美しいです。


ただただ同感。