子供の頃、ジャムパンが食べられませんでした
というかですね
子供ってジャム好きですか？
うちの子達ジャム食べませんよ
あ・・・私が食べさせなかったからかしらｗｗｗ
いや、給食で出るジャムも苦手だったから
私のせいだけじゃないわ
そりゃあね、サンクゼールの木いちごのジャムとかなら私も食べますけどねｗ
お高いジャムを買ってまで食べようなんて思いませんわ
クリームパンは大好きでしたよ
でも、ジャムのあの甘さがダメで
イチゴジャムとか意味わからんと思ってた
でもね
お母さんが作ってくれるジャムは大好きでした
野いちごを袋いっぱいに採ってくると、それでジャムを作ってくれるんです
程良い酸味があって、くどくなく美味しいジャムでした
夏みかんやオレンジで作ってくれるマーマレードも美味しくて
温かい紅茶にマーマレードをスプーン1杯
寒い冬に芯まで温まる美味しいお茶でした
母は私が26歳の時に他界しましたので
ジャム作りを教えて貰う事も無く
自分が親になってもジャムを作るなどという発想もありませんでした
※26才なんて呑んだくれて遊び呆けて、料理に微塵も興味ありませんでしたｗ
自分で作らなくても、お母さんがとびきり美味しいご飯作ってくれてたしねｗ
ところがですね、50才過ぎてですよ
あることがキッカケとなりジャムを作る事になったんです
一昨年の我が家の庭
離婚目前で、家を売却予定だったので全く手入れされてない庭ですｗ
でもほら
いっぱい実ってるでしょ
ブラックベリーです
このブラックベリーはブログで繋がったブロ友さんが株を分けてくれたんです
岡山からはるばる静岡まで旅して来てくれた大切な苗でした
3年目かな
植えた翌年にはだいぶ実がついてたんですけど
剪定も誘因もしてなかったので収穫には至らず
3年目はちょっとだけ蔓（枝）を高い位置に引っ掛けたんですよ
そしたらコレですわ
結構な豊作ｗ
秋には離婚が成立しましてね
自宅は私が買い取りまして
引っ越しを免れた訳です
晴れて終の棲家となった我が家の庭
お手入れが急に楽しくなっちゃいましてね
昨年の庭
棚をしっかり組みましてね
びっくりする程の豊作
たぶん、１０㎏近い収穫だったと思います
食べきれないので半分以上冷凍保存したんです
冷凍したブラックベリーはそのまま食べても美味しい
それでも６キロ以上もあって、これはもうジャムにするしか無い！
ほら、ヨーグルトにたっぷりかけて
子供達が喜んで食べてくれます
冷凍庫で５か月近く出番待ちをしてた為、霜がついてしまいましたｗ
私がそうだったように
余計な添加物が一切入っていないジャムは、甘さも控えめ
初めて作ったので反省点は多いですが、味は間違いありません
間違う筈も無いんです
だって、果実と砂糖しか入ってないんだもん
レシピも何も、水も何も入れない
果実と砂糖だけで煮て、レモン汁加えるだけです
簡単に流れをご紹介しますね
これで２キロ分
火にかけて、お砂糖を入れてゆっくり煮ていきます
頂いた冷凍すももがあったので、一緒に入れました
種が結構あるんですよ
そのままでもいいんですが、ちょっと気になるのでザルで濾してみました
で、こんな感じになったらレモン汁投入
多分、お砂糖の量が少なかったんだと思います
結構ゆるい
レシピとか見ると、２キロのブラックベリーに対して砂糖を１キロ近く入れていいみたい
でも、そんなにお砂糖無かったんですよｗ
そもそも上白糖やグラニュー糖は普段使わないし
お客様用のスティックシュガーとかかき集めて作ったんですｗ
ジャムにも本当は使いたくなかったんけどねｗ
突然思い立って作ったので上白糖とグラニュー糖で６００グラムくらいしか無くて
最初にパルスイート（甘味料）を少し入れてあったので
今回はこれで良しとしました
初めて作ったジャムですが
子供達にはお母さんのジャムです
市販のジャムには無い素朴で安心できる味なのでしょう
あ、安心できる味っていうのは、添加物とかの問題では無く
お母さんが作ったものっていう、ホッとする信頼みたいなものかな～
まだ４キロ残っているので、次に作る時は素焚糖やビート糖など
身体に良いお砂糖を多めに買ってからにしますわ
とっとと作らないと、夏にはまた収穫ですからｗ
今年は更に大量となるでしょうし、腕を上げてアチコチおすそ分けしなきゃね
因みに昨年植えたフランボワーズ（ラズベリー）が既に花を咲かせていますが
これはほんの少ししか収穫出来そうもありません