今日、病院へ行ってきました。

そして、またレントゲン。

 

主治医の先生は、「手術したか分からないぐらいだね。」と。

そうなんだ。私の肺ちゃん、頑張ってるんだね(涙)

 

そして、運命の確定診断は、

肺腺がん、ステージIIa 

そっかー IIa か。

 

リンパ節などへの転移はないんだけど、

大きさが4.2cm と大きかったので IIa とのこと。

確か、最初の診察で言われたのは

私のは、卵の黄身と白身のような感じで、

黄身の部分が大事。そこは2cmぐらいと言われたような?

でも、診断ではやっぱり全体で判断するんですね。

 

で、先生が、絶対ではないけれど、補助療法をおすすめします、

と言われました。手術だけで完治している人もいるけれど、

IIであれば、補助療法をおすすめと。

もう既に、手術で取った肺の遺伝子を調べてくれているそうです。

その結果が次回の診察時には出ているので、

それを踏まえて、どうするか考えましょう、と言われました。

急がなくていいから、と。

 

入院するタイプになるのか、まだ分からないけど、

補助療法受けるつもりです。

キャサリン妃が予防的化学療法、と言っていたのは

こういうののことかな?

 

ともあれ、今の私の体内には、がん がないってことですよね?

(がんの赤ちゃんのようなのが、右肺に閉じ込められてはいますが)

健康診断では、他に何も引っかかってなかったし。

ということは、本当は今、完璧な状態じゃないの?!

 

ガックリしてるの、勿体無い。

補助療法が始まるまでに、私にできること、

。。。やっぱり体力作りですね。

 

大袈裟に言うと、8月から時が止まっていた感じなので、

そろそろ社会復帰しないと。

私は元々、専業主婦で、社会に出てなかったから

脳内だけの話なんですが。。。

 

いつの間にか、日本の首相が変わっていたり、

季節も、すっかり秋になって、

来年の手帳やお節の広告が出ていて、

今年も後2ヶ月ぐらいなんですよね。

 

細々としていたお稽古も、ずっと休んでいたのですが、

来週から行けるかな。空咳も治ってきたし。

 

元気でいられる時間、悔いのないようにしないと。

 

 

風邪のような症状、喉の痛み、鼻水、微熱は、

有難いことに治りました。

 

けれど空咳が、一向に治らず、息をちょっと大きく吸えば咳き込み、

話そうとすると、咳き込み、声が出なくなってしまいました。

食欲も全然なくて、6日間の入院で3キロ減って、

1キロぐらい戻ったのが、また減って、

減るのは何故か筋肉で、と悪循環になっていました。

身体は動くのですが、咳で疲れ、すぐ横になりたくなり、

頭は何かに集中することができなくて、

なんだか1日中、咳をしている感じでした。

 

前回、主治医の先生に空咳のことを伝えましたが、

手術の影響だから。。。と薬が出ませんでした。

何とかできないのか?と調べていると

薬ではあまり効果がない、とあったり。。

 

神奈川県立がんセンターのホームページで

「口すぼめ呼吸」というのが紹介されていました。

口をすぼめて息を吐くことで、

つぶれやすくなった細い気管支を

拡げたままの状態に保っておけると。

 

 

やってみると確かに、いい感じです。

 

でも、ここで私がはっとしたのは

「気管支を拡げたままの状態」という部分です。

気管支にも、もちろん筋肉がありますよね。

こんなにガンガン咳してたら、すごく緊張して

どんどん狭まるのでは?

 

肩懲りとか、顔面神経痛みたいな時、

私はとりあえず、筋肉弛緩効果のある

マグネシウムを摂ります。

何なら頭痛の時も。

 

もしかして、空咳にも効くかな?

全く、誰にも勧められず、完全自己責任で、

うちにある、水に溶かすタイプのを

飲んでみました。

 

しばらくすると、気のせい?

でもちょっと治ってきました。

今朝も飲んでみましたが、

空咳は、許容範囲です。

 

あくまでも私の場合は、で、

完全に自己責任でマグネシウムを

飲んでみましたが、私には、

効果があったみたいです。

 

 

 

昨日から風邪(多分)をひいております。

昨日朝起きた瞬間に、喉がすごく痛くて、

「やってしまった」と思いました。

 

熱は37度前半で、とりあえず病院からもらった

カロナールを飲んで、散歩には行かず、

はちみつを舐めたり、お茶を飲んだりして、

家でのんびりしていました。

 

普段なら、この程度の風邪なら

全く深刻に考えないのですが、

今回は、まさか変なのに感染したのでは?

このまま肺炎になったら?と

結構、深刻に考えています。

 

今朝は、喉の痛みがひいていたので、

いつも通り、散歩に行きました。

熱は昨日と同じ、37度前半。

血中酸素も97%前後で、まあ大丈夫。

(アップルウォッチのアプリなんだけど、

精度はどうなんだろう?)

 

それにしても、家族で私だけ。

数日前、自転車に乗ってスーパーに行けた、

と喜んでいたのですが、あそこで感染したか?

家族がなんか持ち帰ってきたか?

 

やっぱり免疫力、弱ってるんですね。。

今なら、スーパーでマスクに手袋と

完全防御されている方の、

気持ちがよーく分かります。

ちょっとした感染で、大事になりかねませんもんね。

 

明日、朝目が覚めたら、劇的に元気になっていたらいいな。

いや、今は、朝目が覚めたら、それだけで

良かった、って感じですかね。

 

とにかく、睡眠をちゃんととって、

栄養つけて、お風呂にしっかり入って、

とっても普通なことだけど、

なかなかできない、大事なことなんですよねえ。

 

 

 

 

 

今日から10月ですね。

手術からちょうど20日が経ちました。

 

今日初めて、お昼寝なしで、通して起きていられました。

しかも、ソファーではなく、ちゃんとした椅子に

長い時間座っていても平気でした。嬉しいです。

空咳も少しずつ、減っています。

 

昨日まで、背中をピンと伸ばして座ると、痛みではなく、

圧迫感で苦しくて、座るなら、ソファーでダレっと

している方が多くなっていました。

時々、息をするのが苦しくなったり。。

 

芸能人の方で、術後1週間とかで

声を出す仕事に復帰できた、とか読むと

やっぱり区域切除だと全然違うのかな?

私は肺葉切除だったから、まだまだ無理なのかな。

とつい、心が折れそうになったり。

 

他人や過去の自分と比べてはいけない!

と自分に言い聞かせ、とにかくリハビリだー

とお医者さんの動画を色々見てみました。

 

すると・・「有酸素運動だけしていると

筋肉が落ちます。持久力はつきますが。

短距離選手は筋肉隆々だけど、

マラソン選手はそうではありませんよね。」

と言われていました。

 

確かに・・・常識ですかね。知りませんでした。

有酸素運動と無酸素運動って、そんなに違うんだ、

って50過ぎて、初めて知りました。

 

ウォーキングだけじゃ、全然ダメですねー

やっぱり。

 

「がん防災」でも、とにかく貯筋をしておくように。

と言われていて、私もそうだよな、と思っています。

あって欲しくないけど、また治療することになったら、

いかに筋肉があるか、が大きいですよね。なのに、

今日も、体幹筋肉量「少ない」と赤で出ていました。

 

今朝もやっぱり、ちょっと苦しくなったんですが、

その場駆け足を20秒ほどやってみました。

自分の全速力で。

すると、息が楽になったんです。不思議な気分。

(あくまでも私の場合です)

 

退院時、運動の制限なし、だったので、

HITとはかけ離れているけど、ちょっと負荷をかけたのを、

何度かやってみるといいのかな、と考えたり。

 

本当は、メディカルフィットネス、みたいな所で

ちゃんと教えてもらった方が、いいんでしょうけれど、

なかなかハードルが高い。

 

とにかく今年中には、完全に元には戻れなくても、

生活の質を、なるべく元に戻せたらいいな

と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は、退院後初めての診察でした。

確定診断は、何だったんだろう?

と緊張していたのですが、

「顕微鏡の結果が、まだ届いていません」

とのことでした。

 

診察の前に、血液検査とレントゲン検査があって、

そちらは問題ナシ、とのことで

ひとまずホツ。

 

空咳が止まらない、のは手術の影響なので、

少ししたら収まるとのことでした。

 

で、先生が「どうします?

気になる病名を早く知りたければ、

1週間後に来てみますか?

結果が届いているかもしれません」

私「もし届いてなかったら?」

先生「2週間後には、確実に来ています」

私「じゃあ、もう2週間後でいいです」

 

という訳で、確定診断は10月になりました。

 

私、めちゃめちゃヒマなんですけど、

交通費使って行って、無駄足だったら悲しい。

2週間後にはまた、レントゲン撮る必要があるみたいだし。

 

しかし、レントゲン、物凄くたくさん撮っています。

1回につき、正面と横向きの2枚なので、

文字通り、数え切れないです。

まあ、いいんでしょうね。

 

話は変わりますが、退院後、毎日タニタの体組計で測って、

筋肉量をチェックしています。

これ、5年ぐらい前に買って、毎日は測ってなかったのですが、

初めて、体幹筋肉量のところが、赤く「少ない」と出てきました。

 

総合筋肉量では、標準なんですけど、何故か右脚の筋肉量が

「多い」なので、これでカバーしてるみたい。

 

確かに、術後、お腹に力入らないんですよね。

マズイ。何とかしなければ。

今は、ダンベルをソファーにいつも置いていて、

隙あらば、座ったまま腕を動かしています。

スクワットも回数は少ないですが、欠かしていません。

 

思えば、私が老後の病気で、一番恐れていたのは

認知症でした。家族歴とか全然ないんですけど、

私の日常生活が、あまりにもボンヤリしているので、

危機を感じていたんです。

 

認知症対策でも、貯筋がいかに大切か、

どのお医者さんも言われていますよね。

 

術後、たった16日で、体幹の貯筋が尽きてしまったとは、

何にも蓄えてなかったんですね、私。トホホです。

 

がんになって、お尻に火がついた状態なので、

筋トレしないと。

空咳で、体力を消耗してしまっているのも、

ますます貯筋を減らしている原因かも?

 

 

 

いよいよ明日、退院後初めての診察です。

確定診断ていうのかな、それをきっと教えてもらえるんですよね。

主治医の先生は、手術前、ステージIと「考えています」と

言われていたけれど、ちょっと緊張しています。

どうだったんだろう

これから、病院に行く度に緊張するんだろうなあ

 

空咳がまだ続いています。

すこーしずつ良くなってはいるのですが。

 

今は元に戻っていますが、

退院後少しすると、首と顔が急に浮腫みました。

リンパ節も取ったんですが、首に指を当てると、

グニュっと、空気の泡が潰れるみたいな感じがして、

ギョッとしていました。

あの浮腫みは、リンパ節を取ったせいだったなのかな?

 

自分では、首がすごく太くなった気がするけど、

気のせいかも。夫に「首、浮腫んでると思う?」と聞くと

「うん。結構。」と即答。やっぱりかー。ショックだね。

 

首と手は年齢を隠せない、と言いますが、

私も首に皺と筋が増えて、やっぱり首はこうなるんだ。

って思っていました。

 

浮腫むと、そんなのが全部吹っ飛び、パンパン。

横幅が広がると、縦横の比率が変わり、首がすごく短く見えて、

顔も浮腫んでいるので、鏡に映る我が身にボーゼン

一気にめっちゃ老けてない、私?

筋張った50代首の方が若く見えたなんて。。。

 

私の髪は、肩より少し下の長さですが、暑いし面倒なので、

万年、おしゃれではない、まとめ髪です。

何とかなっていたのは、50代の筋張った首のお陰だった。

 

ダメだ。この太短い首を剥き出しの、まとめ髪は、

どんなに暑くても、諦めよう。

リンパ節を取ったら浮腫みやすいって、聞いてたから

覚悟はしてましたが、右腕とか足にくるのかな

って勝手に思っていたので、顔と首が浮腫んで

びっくりしました。首って外見上、意外と大事だったんですね。

 

「髪型変えなきゃ」と思って

「首 太い 髪型 女性」でGoogle先生に質問。

いくつか候補を見つけて、数日後に美容院に予約を入れました。

 

幸い、浮腫みは2日ぐらいで消えて、

首のグニュグニュもなくなりました。

 

でも、せっかく美容院に予約入れたし、

この際、長いままで髪を下ろそう。

涼しくなってきたしね。

顔に合わない気もするけど、

若作りヘアスタイル、やってみよ。

 

という訳で、初挑戦の髪型にしました。

 

いつ何があるか分からないからね。

悔いのないように、何でも挑戦しよう!

 

自分の中では、気に入っています。

がんになったお陰で、今まで躊躇していた髪型に、

初挑戦できました。

 

 

 

 

 

 

この3連休、能登半島で再び、とんでもない

天災が起こってしまいましたね。。。

どうか、もうこれ以上被害が広がりませんように。。。

 

 

術後の2日間は、辛く、恐ろしく時間が経つのが遅く感じましたが、

その2日間よりずっと早く、退院後の1週間が過ぎました。

 

退院したのは16日で、あの日も祝日でした。

 

体調は、というと、これで文句言ったら、バチが当たるよね、

というレベルまで回復しております。有難いです。

 

肺の圧迫感は、まだまだあります。

これは今後、残りの肺が膨らんで、元のように簡単に、

深く息を吸い込むことが、できるようになるのか、

私がこの状態に慣れるのか、分かりません。

 

背中の痛みは、かなり落ち着いて、

たくさん出して頂いた、大きなカロナールは、

もうここ数日、飲んでいません。

 

データで見ると、

背中の痛みが治るのと比例して、

深く眠れている時間も増えています。

 

深く眠れる時間が増えると、

頭もスッキリして、意欲も出てきました。

今は、患者の会、とかそういうのに参加したいな

と思っています。

 

主治医が「積極的に痛み止めを使って下さい」と

言われていたのですが、これは本当ですね。

1箇所痛いところがあると、身体と頭、全部に

支障が出ますね。

 

朝の公園ー森と言ってもいいかなーの散歩も

時間はまちまちですが、1度雨が降った日を除いて、

欠かさず行っています。今朝も行きました。

 

これは、素晴らし過ぎて、生涯続けると思います。

 

あと、変わったことは、午後の早い時間まで

結構、コーヒーを飲んでいたんですが、

そこまで飲みたい、と思わなくなりました。

 

。。というか、驚いたことに、

退院してきた日ぐらいに、カフェマシーンが壊れたんです。

これは、夫が海外出張の時に、わざわざ現地で買ってきたもので、

日本で修理できたとしても、高額になるかも。

そんなに古くないんですけど

 

夫は、本当に使えなくなるまで使い切る、というスタンスで

コーヒーを淹れる度に、ヨイショと重い機械を傾け、

下を拭いていますが、私はそこまでして飲まなくてもいいかな、

という感じ。筋トレにはなりそうですけど。

 

 

 

 

 

 

 

入院初日には、入院診療計画書、

退院の日には、退院療養計画書を病院からもらいました。

 

そこに書かれていた、「退院後の留意点」を見ると、

食事 : 食事についての注意はありません。

入浴 : 入浴についての制限はありません。

運動 : 運動についての制限はありません。

くすり: 処方された薬を正しく服用してください。

 

これって、毎日を楽しみなさい、ってことかな?

 

今やがんは、どんなに気をつけていても、

災害並みに突然襲ってくる、ということで

「がん防災」なんていう言葉もあるんですね。

 

押川勝太郎先生も、原因不明の部分が50パーセント以上で、

完全な予防は不可能、と言われてますよね。

だからこそ早期発見し、治療することがとても重要だと。

 

今日改めて、肺がんが疑われた時の、

健康診断の結果の、血液などの数値を見てみました。

 

今まで1度も、糖尿病関係で引っかかったことはありません。

血圧も問題なし。中性脂肪も標準。腎臓も肝臓もAでした。

その他もほぼ大丈夫。

 

体重計は、タニタの体組計を使ってるんですが、

それでも、脂肪も筋肉量も代謝も内臓脂肪も

全て標準で、ちょっと甘目だとは思いますが、

体内年齢はマイナス10歳。

 

10年前に、原因不明の脳の病気を患ったとはいえ、

私って、かなり健康なんではないの?

やっぱり今回の肺がんは、

女性ホルモンが関係してたり、大気汚染とか、

母も肺がんだったから遺伝かも。肺がんもウイルスが

関係あるとかないといか。。

生活を改めれば予防できる、というものでもない気がします。

 

何がいけなかったんだろう?

あまりにも多くの理由が考えられ、

それを全部含めても、未知の部分が半分以上で、

日本人の50パーセントが、がんになるなんて、

基本がんになる、って準備をしておいた方がいいぐらい。

 

それに私の右肺には、肺がんの赤ちゃんが閉じ込められています。

がんと生きていくことが、ほぼ決定。

だったらもう、普通に健康的な生活を心がけて

とにかく、何かしらの変化、再発とか他のがんを、

早期発見できるように、ちゃんと検診をしながら、

そこそこ自由に、楽しく生活した方がよくない?

 

と私は解釈しましたが、どうなんでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

今日は9月18日、手術をしたのが11日でしたから、

ちょうど1週間が過ぎました。

 

今朝も公園に散歩へ行き、近所の神社へお礼に行きました。

昨日より、ちょっと速く歩けるようになり、

午後には、帰省中の娘と、繁華街へ出かけることができました。

そこで、娘の友達がバイトしているお店へ行ったのですが、

彼女は、たった1週間で、私がここまで元気になっているのに驚き、

喜んでくれました。

 

夫は手術当日、集中治療室へ来て、術後すぐの私を見ています。

その時は、酸素マスクをつけ、朦朧としていたのが、

日毎に、劇的に回復したのに、本当に感動していました。

もちろん、私もです。感謝しかありません。

 

私がお世話になった病院では、主治医と担当医2人の3人で

チームになっているようでした。前日に担当医の先生に、

「明日、どうぞよろしくお願いします。」と言ったら、

「いやまあ、僕はロボットに器具を取り付けたりするだけで、

遠隔操作するのは先生(主治医)ですから。患者さんの身体に

触れることはないんですよ。」と言われ、本当に驚きました。

 

事前に説明を受けた通り、ロボットのナイフを入れるための、

極小さな切り口が数箇所、後は、切り取った肺を取り出すための(怖)

切り口。これが一番大きくて、5センチぐらいかな。

ロボットはカットしながら、ホッチキスのような感じで

バチンバチンと切り口を止めて行くとか。

 

外科手術としては、最先端だと思うのですが、

これが、保険適用だなんて、すごいです。本当に。

身体へのダメージも最小限かと思います。

 

次回の検診で、手術の詳細や、実際に転移があったのか、など

教えてもらえると思いますが、私が朦朧としている間に、

夫が主治医から聞いた説明は、事前説明と同じで、

右肺の下3分の1と、転移を防ぐためにリンパ節を切除した、

とのことでした。これにより、今ある、肺がんの赤ちゃんを

閉じ込められる、とのことです。(夫談)

 

 

今日の時点では、大きな問題はなさそうです。

切り取った部分が空洞になっているけれど、今ある部分が

膨らんでいくそうです。手術前のように、

たくさん息を吸い込もうとすると、少し苦しいですが

徐々に大丈夫になると思います。

 

気管支の所のリンパ節も取った(?)と思うのですが、

ここを軽く指で触れると、なんだか蛇の抜け殻を

触ったような、(あくまでイメージです)

どう言ったらいいかな、なんか、泡を潰すような

変な感覚があります。これもきっと、時間と共に

どうにかなる、のかな?

 

今日は、近所の神社にお礼に行きましたが、

もう1人、お礼を言いたい人がいます。

それは、ゲッターズ飯田さんなんです。

 

2023年も半分以上過ぎた頃、本屋さんで何ということなく

色々見ていた時に、ゲッターズ飯田さんの本が、目に留まったんです。

結構当たるんだよねーって、軽い気持ちで自分の星の本を開くと、

「健康診断」が2023年のキーワードとして

バーンと目に飛び込んできたんです。

(ちなみに私は、銀の羅針盤です)

 

結局、本は買わず(すみません)帰ったんですが、

頭の片隅にずーと残っていました。

2022年に人間ドックをして、異常なかったので

2023年は受けない、と決めていました。

 

でもやっぱり、なんか引っかかっていたので、

2024年になったら、しっかり受けよう

って思ったんです。

 

だから冗談ではなく、本当に感謝してるんです。

やはりここは、きちんとお礼の気持ちを伝えたいな

って思っています。

 

 

 

 

 

手術の翌日から、リハビリのためにも、どんどん歩くように言われました。

退院後もなるべく普通の生活を、ということで

食事も活動も、特に制限はありません。

 

もし今朝、雨じゃなかったら、朝散歩に行こう、と思っていました。

これまでは、朝5時過ぎに起きて、子供と夫が出勤の日には夫の分も

お弁当を作って、後片付けをして、全部終わったら

ゆっくり朝ごはんを食べていました。

 

私は料理が大嫌いなのに、化学添加物などが入った加工食品とか、

変な油を使ったものは、家で食べたくない。食費にそんなに贅沢もできない。

なので自分で作る。という暮らしを何年もしておりました。

 

お弁当も、簡単な物ばかりですが、基本全部、自分で作っておりました。

料理嫌いなのに! なので朝から、辛くてストレスMAX。。

 

そんな中、肺がんが発覚し、食堂で食べてもらうことにしました。

夫のお弁当は、子供のお弁当を作るなら、ついでに

ということだったので、自動的になしになりました。

 

果たして、なーんの問題もなし。

食堂は混むから嫌、と言っていた子供も、

毎日食堂の子も結構いて、美味しいし、わいわい食べるのも楽しい、

と言っています。このまま卒業までお願いしようかな。

夫は、出勤の日は(も)家で昼ご飯を食べて行くようになりました。

最近は、一緒に近所に、昼食を食べに行くことも増えました。

 

今朝起きると、あれ?昨日より痛い気が・・・

そうだ、寝る前に痛み止め飲んでなかった。ということで

痛み止めを飲んで、出発。

 

朝は、お散歩中の犬がたくさんいて、

私の歩くスピードは、すっごい老犬と大体同じでした。

まあでも、思ったよりちゃんと外を歩けそう。

少し行くと、古い、大きな公園があります。

 

古い公園なので、大木がたくさんあります。

それを見上げていると、ふっと涙が浮かんできました。

 

そういえば、ずっと昔、働いていた頃、大先輩の女性が

「10年ぐらい前に乳がんになって、子供がまだ10歳だったから

この子を残して・・って絶望的な気持ちになった時は、

職場近くにあった、大きな木を見上げていると

気持ちが安らいだ」と言ってたなあ、って思い出しました。

 

養老孟司さんも、「人は変わるから、人だけに癒しとか救いを

求めてはいけない。変わることのない自然に癒される大切さ」

みたいなのをよく言われてますよね。

 

今朝は、ああ、そういうことか。。って

土の上を歩いて、大きな木々を眺めているだけで

癒されたんでしょうね。自然に接して、イライラしたり

ストレスを感じる、なんてことはないですもんね。

やっぱり自然に浸ることは、大切ですね。

 

健康のための食事作りがストレスになる、

とは本末転倒もいいところなので、

しんどい日は、無理せず、自然に浸る時間を増やした方がいいですよね。