コア畑前の農道。例によって向かいの放棄地の若栗が落ちている。しかし時は小さな秋どころか未だ真夏の入り口。生理落果の類か?去年まで こんな時期に落ちていただろうか?記憶が定かでないが、今年は各種 果樹の狂いを感じる。またしかし狂っているとはいえ、栗は毎年こうして落ちているのだから半栽培適応しているということでもある。うちの側にも苗木植えてみようかと少し思う。

昨日、やっとメイン果樹園の収穫後整備が一段落した。そのままオフシーズン果樹園空きスペースさやインゲン種蒔きに掛かろうか?それとも先にコア畑の整備をやってしまおうか?迷ったが、気分で後者を選んだ。ゴジラレモン収穫から何故かなかなか時間が取れず二ヶ月くらい一切足を運んでいなかった。

 

読者さんの中には、コア畑に訪問済みの方も存在する。そんな方はイメージ出来るかと思うが、ここは自宅から山間部の農道に入り、車でも10分弱は掛かる人里からも少し離れた場所だ。何回も行き来するとロスになる。ここで一日作業をするには、道具や飲み物など それなりに用意周到に、さぁ行くぞという気持ちで向かう。因みに電波も飛んでいないので携帯も繋がり難い。作業を始めたら、あとは本当にもう自然との対峙という世界だ。その数時間は俺と道具と自然しか無い。メイン果樹園や家周りの家庭菜園スペースでの作業とは異質の時間である。他のスペースでの野良仕事、大阪の底辺仕事でも、電波の届く位置での仕事なら、それは社会との関わりである。例えば一時間や二時間、作業して、車に戻ってきては、メール返信やブログのコメント返信も熟せる(だからいつも返信早めだろ?😆)。しかしコア畑にいる時は そういった彼是からも隔離される。

端っこに自生するシダはワラビだった。あるブロ友さんに教えてもらった。これまでは見分けがつかず刈ってしまってたが、今年からは ここに俺の意識が加わり確信的に残される。

 

俺にとって ある種 聖域でもあるコア畑作業、明日も来る。