これ二十年くらい ずっと同じことを願っている。七夕、短冊に一つ願い事を書くなら俺はこう書く「三つ願いを叶えて欲しい」😆

 

地元企業で働く長男は仕事も順調、jeep乗って、彼女もいるし、サラッとリア充ローカル青年である。俺は この長男のサラッとした雰囲気が 息子ながら ちょっと羨ましい。男前でも しつこくないんだよな?上司に好かれるタイプだ。「一」

次男は中学から高校の六年間、ひたすら野球に明け暮れた。結局スタメンにはなれなかったし、野球に没頭しすぎたせいで勉強に身が入らず進学も諦めた。今、就職活動中である。長男の様に器用な子ではないので、少し心配もある。しかし家族に一人も体育会系がいないという環境で あれだけ一つの事に打ち込めた根性は将来何らかの形で実を結ぶだろう。「光」

末っ子娘は相変わらずの ゆるゆる文学型オタク少女。でも何故か?特に勉強もしていないのに成績表は「5」ばっかり。……まぁ中学までは こういう子いるよな?勉強しなくても そこそこ点数取れるのは大体 中学までだ。でも俺は勉強なんか 本人が よほど やりたいわけじゃないなら、全く勧めない。それよりは、多感な年頃でありながら、少々変わり者の父にも「臭い」とか言わず、一番 優しい、こんな子が良い。心が大事だ。「崇美子」

 

既に時代は変わっている。そりゃ その子にもよるのだろうが、ローカルの若者の方が都会の子たちより伸び伸びと穏やかなリズムで生きてる感じがする。十数年前、移住し ここで子育てならぬ親育ちしようと思った俺の判断は間違ってなかった。先のことは誰にも分からんし、うちにも色々あるが、今のところ三つの願いは叶っている。