午前中に微々たる南高青梅の収穫を終え、昼からはコア畑にてゴジラ戦に挑んだ。このゴジラしても通年より成りが少なく、正月恒例のミニラ狩り(摘果)は ごく少量に抑え、それからも自家用として 何個かは採ったりもしたが、なるべく果実を残すように意識してきた。それというのも、今日の二本のゴジラ戦に挑む為だ。

なるべく此方が優位になるように、採集しやすい低い位置のゴジラを残していたので、その辺りのゴジラ戦は楽勝だった。しかし天辺のあたりに成るゴジラは高切り鋏程度の武器では到底 敵わなかった。何しろゴジラは木そのものがゴジラ、破格のデカさである。それに加え足場の事情もある。このゴジラレモンの立ちはだかる すぐ横は絶壁のような斜面で その下には川が流れている。オマケに俺ときたら、この大事な一戦を前にして、気が勇み過ぎていたのか?家から脚立を持ってくるのを忘れていたのだ。……不覚。

あの天辺の方のゴジラを取れていたらコンテナ二杯満タンになっているはずだった。でも今日は一先ずここで終いにしよう。天辺連中は明日リベンジする。因みに もううちの読者諸賢にはお馴染みかも知れぬ、このゴジラ。上の写真ではドデカくてゴツゴツしてはいるものの、それなりにサラッとして見える。しかし実物を手に取って見れば、歴戦の傷など結構えげつない。でも世の中には このビジュアルに惚れ惚れとする人もあるのだ。初夏になると そんな人々の元へゴジラは旅立つ。