西武鉄道やプリンスホテルを経営する「西武ホールディングス」から株主優待が到着しましたので、ご紹介します。 1000株所有しているので

① 西武鉄道全線・西武バス全線 優待乗車証 10枚

 


② 株主さまご優待券 同「ご利用のご案内 各1冊

 


冊子にはいろいろありますが、私が使う可能性があるのは

②-1 メットライフドーム内野指定席S(例外あり)、大宮球場内野指定席A、敷島球場内野指定席B 引換券  5枚

 



②-2 ホテルやレストランで使える割引券(税込み2000円ごとに1000円割引) 10枚

結局、前回は10枚のうち6枚使用し、4枚は未使用となります。(詳しくは8月31日のブログをご覧ください。)

 


ここからいつものことながら、蛇足となります。配当23円で株価は2000円強 高配当株でもなく、優待も金銭的にもそれほどではないのに所有し続けているのは、以下の経緯によるものです。


そもそも西武ホールディングスは、2004年の西武鉄道株が株主名簿の虚偽記載により上場廃止になる直前に200円台で6000株買ってから継続所有しています。(5000株は売却済み)

 

当時は、増資による希薄化で株主価値減少が予想されましたが、結果的には、旧コクド(旧旧 国土計画)が実質80%の持株比率がNWコーポレーションと名称を変え、15%の持株比率となり、発行株式数約4.3億株から3.4億株に減少したにも関わらず、他の株主の持ち株は1000株は不変で、実質希薄化は起こりませんでした。

 

その過程で、箱根や軽井沢の土地やホテルはコクドやその子会社 プリンスホテルの所有でしたが、コクド所有土地を含め原則として西武ホールディングスの持ち物となりました。


後藤社長の報酬は117百万円で一億超 JR東日本にも東急電鉄にも1億円超の取締役はいない。公共性のある企業だからか? 後藤社長は西武鉄道の社長ではないので、ホールディングスにする意味はここにあるのかも。

 

紀尾井町、高輪、品川、芝公園の都内のプリンスホテルの土地はもともとコクドやプリンスホテルの所有物ではなく、西武鉄道の所有でありました。旧皇族の土地を安値で買取れたのは、衆議院議長であった国土計画の創業者が関与し、その買取先が私企業である国土計画では無理であり、そこで上場企業(といっても国土計画の子会社)の西武鉄道に買い取らせた。

(続々会社の寿命 日経ビジネス)

今であれば大問題となった土地取引となったでしょう。

 

 

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