NE-BS5Eは、タンク式のスチーム機能・過熱水蒸気機能は搭載していません。パナソニック公式の機能比較表でも「皿式」の分類とされており、給水タンクを使った自動スチームやスチームあたためは非対応です。

ただし「蒸し料理が一切できない」わけではなく、角皿にお湯を張って庫内に蒸気を発生させる「皿式スチーム」は使えます。どこまで対応できるのか、何が対応できないのかを具体的に整理します。

 

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NE-BS5Eのスチーム・蒸し料理への対応状況

NE-BS5Eは公式の機能比較表でスチームの発生方式が「皿式」とされるタイプで、タンク式のスチーム機能とスチームあたためは非搭載です。

以下の表で対応の可否を整理しました。

機能 NE-BS5E
タンク式スチーム(100℃) 非対応
低温スチーム(60〜95℃) 非対応
過熱水蒸気 非対応
スチームあたため 非対応
スチーム発酵 非対応
皿式スチーム(角皿にお湯を張る方式) 使用可

「皿式スチーム」で何ができて、何ができないか

NE-BS5Eの皿式スチームは、調理後にヒートグリル皿または角皿に熱い湯が残るため取り出し時の注意が必要です。タンク式のようにボタン一つで蒸気が出る仕組みではなく、あらかじめ角皿にお湯を張り、ヒーターで加熱して庫内に蒸気を発生させる方法をとります。

この方式で対応できる調理の範囲と限界をまとめます。

■① 皿式スチームで対応しやすい調理

  • 1シュウマイ・肉まんの温め直し(庫内に蒸気がある状態での再加熱)
  • 2蒸し野菜(ブロッコリー・かぼちゃなど水分が出やすいもの)
  • 3パンやごはんの乾燥防止(角皿にお湯を置く方法)

■② 皿式スチームでは難しい調理

▼ 注意点 ▼

  • 1茶碗蒸し・プリン(低温スチームの温度制御が必要なため、皿式では火加減が安定しにくい)
  • 2蒸し鶏・しっとり系の蒸し料理(100℃スチームの持続が必要な調理)
  • 3過熱水蒸気による減塩・減脂調理(100℃超の高温スチームが必要)
  • 4スチーム発酵でのパン生地づくり(スチームを伴わない乾燥加熱方式のみ対応)

シリコンスチーマーなど市販の電子レンジ用蒸し器を使えば、レンジ加熱で簡単な蒸し料理は作れます。茶碗蒸しや蒸し鶏を日常的に作りたい場合は、皿式では代用が難しい場面が出てきます。

NE-BS6Eのスチームは何が違うのか

上位モデルのNE-BS6Eは、タンク式600mLのスピードスチーム機構を持ち、100℃スチームと60〜95℃の低温スチーム、過熱水蒸気、スチームあたためまで使えます。

スチームは100℃の時短スチームと、95℃から60℃の低温スチームに対応しており、ゆで卵・蒸し野菜・茶わん蒸し・プリンなどを作りたい家庭なら使い道が広くなります。

過熱水蒸気を使う「ヘルシー調理」では、ヒーターとスチームの働きで余分な塩分・脂をカットしながら焼き上げることができます。焼き魚や鶏肉など、油を落としながら仕上げたい料理に向いています。

NE-BS5EとNE-BS6Eの主な差を表で確認できます。

機能 NE-BS5E NE-BS6E
スチーム方式 皿式 タンク式(600mL)
100℃スチーム 非対応 対応
低温スチーム(60〜95℃) 非対応 対応
過熱水蒸気 非対応 対応
スチームあたため 非対応 対応
庫内容量 26L 25L
操作パネル 光る文字液晶 カラータッチ液晶

NE-BS5Eは26Lの庫内容量を持つ2026年モデルです。NE-BS6Eは25Lと1L少ない代わりにスチーム機能が充実しており、一段上の調理ができる構成です。

スチーム機能が必要かどうかの判断基準

「スチームありとなし、どちらを選ぶか」は、日常的にどんな調理をするかで決まります。あたため・グリル・オーブンが中心であれば、NE-BS5Eのスペックで十分に使い切れます。

■① NE-BS5Eで満足しやすい人

  • ✓ごはん・おかずのあたため、弁当の温め直しが主な用途
  • ✓焼き魚・ハンバーグ・鶏の照り焼きなどグリル調理が多い
  • ✓毎朝トーストを焼く・フライのあたためをよくする
  • ✓パンやクッキーなどオーブン調理を楽しみたい
  • ✓シュウマイや肉まんの温め直し程度なら皿式で十分と割り切れる

■② NE-BS6Eを検討したほうがよい人

購入前に確認を優先したい人

  • 茶碗蒸し・プリン・蒸し鶏など低温スチーム調理を日常的に作りたい
  • 冷凍パンをふっくら仕上げたい、パン生地をスチーム発酵させたい
  • 過熱水蒸気で減塩・減脂のヘルシー料理を意識している
  • スチームあたためで、ごはんやパンをしっとり温め直したい

「茶碗蒸しを週に何度も作る」「スチームでヘルシーに仕上げたい料理がある」という使い方があるなら、NE-BS5Eでは機能が足りない場面が出てきます。スチーム機能の有無は、用途が決まっているほど差がはっきり出ます。

逆に、蒸し料理の頻度が月に数回程度・簡単なものだけであれば、シリコンスチーマーとレンジ加熱の組み合わせで代用できるケースも多く、NE-BS5Eの価格差メリットを活かしやすくなります。

 

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よくある質問

Q: NE-BS5Eで茶碗蒸しは作れますか?

A: 公式の自動メニューに茶碗蒸しは設定されていません。低温スチームを使う温度管理が必要な料理のため、皿式スチームでは安定した仕上がりを出しにくい調理です。茶碗蒸しを作りたい場合はNE-BS6E以上のモデルを検討してください。

Q: 発酵機能はありますか?

A: 35℃・40℃の発酵機能はあります。ただしスチームを伴わない乾燥加熱方式のため、乾燥が気になる場合は耐熱容器に少量のお湯を一緒に入れる方法がとられることがあります。パン生地のスチーム発酵には対応していません。

まとめ

NE-BS5Eは、タンク式スチーム・過熱水蒸気・スチームあたためには対応していません。角皿にお湯を張る皿式スチームは使えますが、茶碗蒸しや蒸し鶏など温度制御が必要な調理には向きません。

あたため・両面グリル・トースト・オーブンが中心の使い方なら、NE-BS5Eで十分に機能を活かせます。蒸し料理を日常的に作りたいなら、タンク式スチームを搭載したNE-BS6Eが実用的な選択肢になります。

 

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